漢方続けるか、、、、
水滞(すいたい)タイプ→余分な水がたまっている状態
▪️むくみやすい
▪️頭やからだが重だるい
▪️雨の日に調子悪い
▪️舌に白い苔がつきやすい
からだに余分な水がたまると、
生殖器も水浸し状態になり
月経不順や不妊を引き起こしてしまいます。
よく使う処方:五苓散・防已黄耆湯など
おすすめ養生:
水分を摂りすぎない
あたたかい物を摂るようにする
はとむぎや黒豆など利尿作用のあるものを摂る
本方は、やせ型ないしは中肉型で、比較的体力が低下した人のめまい感、立ちくらみ、身体動揺感を目標に用いる。腹部は全体に軟弱で、心窩部振水音、腹部大動脈の拍動を認めることが多い。時に軽度の息切れ・心悸亢進・頭痛・のぼせ、尿量減少、軽度の浮腫、四肢冷感などを伴う。
組成
茯苓(ぶくりょう);利水剤
桂皮(けいひ);気を巡らせる
白朮(びゃくじゅつ);利水剤
甘草(かんぞう);脾胃の虚に効果
苓桂朮甘湯はめまい、ふらつき、動悸などの「水毒」に関連した症状への薬。裏寒虚証の薬なので、脈は沈。
五苓散と使い分けは、裏寒虚証がなければ五苓散、あれば苓桂朮甘湯。五苓散は基本口渇を目標とするが、苓桂朮甘湯はしない。五苓散の脈は浮、苓桂朮甘湯は沈。真武湯との使い分けは、冷えが強いと真武湯。
本方は、体力中等度の人の、腰部・下肢関節及び筋肉の激しい疼痛を目標に用いる。症状は、気候の変化(多湿・寒冷など)によって増悪することがある。腹部では臍下部に軽度ないし中等度の抵抗・圧痛(瘀血の腹証=小腹硬満)を認めることが多い。一般に、浮腫傾向、黒みを帯びた皮膚の色調を呈する。
組成
芍薬(しゃくやく);血虚の薬。四物湯の生薬。
地黄(じおう);血虚の薬。四物湯の生薬。
川芎(せんきゅう);血虚の薬。四物湯の生薬。
当帰(とうき);血虚の薬。四物湯の生薬。
桃仁(とうにん);駆瘀血剤
蒼朮(そうじゅつ);利水剤
茯苓(ぶくりょう);利水剤
防已(ぼうい);利水剤
防風(ぼうふう);止痛作用
白芷(びゃくし);痛み止め
竜胆(りゅうたん);リンドウの根。熱をとる。
牛膝(ごしつ);ヒユ科ヒカゲイノコズチの根。駆瘀血剤。
威霊仙(いれいせん);キンボウゲ科の植物の根。風湿に効いて、痛みを止める。疎経活血湯特有の生薬。
羌活(きょうかつ);セリ科の植物の根茎。痛み止め。
陳皮(ちんぴ);理気剤
生姜(しょうきょう)
甘草(かんぞう)
血虚、水滞の薬。身体痛む系の漢方薬の一つ。
急性から慢性までの痛みに広く使う。
出典が「万病回春」なので生薬が多い… 疎経活血湯は17の生薬