1年の終わりに。 - Arigato 2021
1年の終わりに、1年をまとめておこうと、かれこれ数年続いております。これは、後々の自分のために、やっておきたいな、と深層心理的に思っているから続いてるのであろう、と思う今日この頃です。
今年もいろんなことがありました。
今年もどこにも行けない、誰とも会えない、外でデザインできない、とても原動力が削がれ続けながらも、そこからなんとかしよう、と思って動いていた1年間だったような気がします。
相変わらずの社会情勢の中で、わたしたちができる「デザイン」とはなんだろうか、と問い続けた気がします。
こんなにも過ごしごたえの無い1年は初めてじゃないかな、と思います。語弊があると思うんですけど、めちゃくちゃに濃すぎて、1年が過ぎたという感覚がないというか、そんな感じです。この2年間ずっとです。
ああ、もう大晦日になっちゃった、、、という感じがすごいするんですよね。
そこに無念さがあるわけじゃないんですけど、1年ってあっという間で、あれは4年前の出来事か、あ、いや、2年前らしいわ。という会話をひとりあたまの中でやっています。
ここ数年は、1年間に撮った写真で正方形のコラージュをつくるのが大晦日定番のタスクなんですけど、さっきこの写真いいな〜ってピックアップしてたら、「これ今年!?」みたいなものがたくさんあってびっくりしました。
過ぎ去り方がえげつない時間軸で過ごした1年間のわたしを褒めてあげたい。今だけは。
振り返ると、Webサイトの受注制作や、自社サービスのローンチ、各種メディア露出、広告展開、タイアップキャンペーンの展開、セールス用資料制作、アイデアワークショップの主催、など、、、お仕事の方ではより多方面に色々なことをさせていただいて、とてもありがたいそがし1年間でした。
お仕事関係でお世話になったみなさま、本当にありがとうございました。色々な不手際等々ありました方々は、大変申し訳ありませんでした。一緒に伴奏していただいた方々は、本当に助かりました。すべての皆様に感謝とご多幸を祈って。来年もよろしくお願いいたします。
そして研究の方は、あんまり文章に向き合うよりは、現場に向き合う時間にウェイトを置きながら、結果的に色々なところに行けてよかったな〜と感じてます。でも、自分の普段のフィールドで遊んで、フィールドを広げている感覚があるかも、と写真たちを振り返りながら思いました。
札幌市資料館、函館、石山、芸術の森、石山、札幌市電、京都、函館、という感じに、いつもの場を遊び場にする感じもありつつ、だからこそ面白い一面を見ることができたというか、すごいいい一年のランブリング足跡な感じがしていて、自分ながらしめしめと、、、
あとは風呂敷を広げ過ぎないように、今までの風呂敷を畳めるように、、、あああ難しい、、、
今更ながら、去年のわたしは「無駄を愛そう」と言っていたみたいです。
笑って言えたかな〜という疑問しかないです、、、
無駄を愛するって大事だと思います。もちろん。でも、それって難しいな、と感じます。やっぱり。だから大事にしたい、って言うことになるんですけど、、、
やっぱり、このオンライン中心な社会になって、無駄の定義って変わってきたと思うんですよね。不効率が無駄、という負のスパイラルが社会全体に立ち込めているような気がして。
効率良くないかもしれないけど、大切なことってたくさんある。
通勤電車から見上げる空の青さに気づけるのだって大事だし、
画面を見すぎた時にまぶたを閉じると現れるモヤモヤのかたちの不思議さに驚くのだって大事だし、
LINEで連絡できる相手と会った時にしかしないくだらない戯言だって大事だし、
誰とも会わずに好きなものだけを食べ続けてYouTube見続けるような時間の溶かし方だって大事なように思える。
去年はちょっと綺麗事ばっかり言いすぎたけど、こんなくだらないと思えるようなことが、やっぱり無駄なんだって、わかり始めてきた気がする。
あまり考えずに、こんな無駄が自然にできていた1年でもあり、いろいろな無駄を潰してきてしまった1年でもあったな、と振り返ってました。
で、そんなわたしの中には、去年のわたしが書いたこんなことが、根底にあるんじゃないかと、再認識する今日この頃です。
そんなこんなで、結構久しぶりにnote書いた割にはスラスタと言葉を並べられているけど、去年と同じようなことしか言ってないので、来年こそは、いろんな環境に変化があって、それを歓迎していく、そんな気持ちになりたいな、と思っています。
そしたら、無駄以外の新しい視点も見つかりそう〜、とか適当に書いておこう。
2021年のマイベスト写真たち
最後に、2021年ありがとうございました。みなさんのおかげで今年も、充実した1年を送ることができました。
同時に、体力がだんだんとパワー減していることも感じているので、なるべく来年はいたわってもらえるとすごく喜びます。
まだまだ未熟なわたしを、いろんな人が支えてくれたから、今日もこうしてクリエイティブと一緒に生きることができているんだと思っています。
いろいろ大変だけど、デザインは楽しい&苦しい。でも、新しいことに刺激を受けながら、少し背伸びして、でも地に足つけて、変わらない想いを持って、それでも変わりながら、「デザイン」を考え続けていきたいなと、今も、この先も、ずっと変わらずに思い続けていきたいです。
2021年は終わってしまいますが、これからも、ずっと、来年も、この先も、よろしくお願いします。
2022年こそは、たくさんのライブとエンタメ、現場にたくさん赴けることを願って。みなさま良いお年をお迎えください。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。 皆さんから頂く「スキ」とか、コメントとかがとてもうれしいです。 なんだかもう少し頑張って生きることができそうです。 いただいたサポートは、毎日わたしが生きやすい世界になるために使います。 これからも、どうぞよろしくおねがいします。