東京都は封鎖されると思いますか? (Quoraで回答)
首都封鎖は2週間以内です
ニューヨークと同じ状況が3週間後にやって来ても良い様に、我が家は準備を開始しました。現地からの情報で、今の東京は3週間前の、のほほんとしたニューヨークと同じだからです。
(4月4日時点で)私で35人目の回答ですが、この質問の回答者を眺めると、封鎖されない、封鎖はムリ、という人が随分と居ることに驚きを隠せません。コトは人の命にかかわることです。私は震災と同様のレベルと捉えています。
海外と繋がっている私には、明日は我が身と考え、最初に衝撃が走るのは東京、次いで大阪、名古屋、福岡と捉えました。神奈川と埼玉は東京の一部と考えて良いでしょう。
私は政府を全くに信用していません。
この事態にマスク2枚を配るような首相は要りません。
東日本大震災を私たちは経験しました。政府が嘘をつくこと、嘘をつき続けることを知りました。本当のことを隠す、隠し通す。それが政府の「基本行動」です。自分たちが生き残れればいい、政権だけは死守したい、危うい事はしたくない、将来に禍根を残したくない、人の命より自分たちの党の命が大切、政権維持必須、それを最優先にする人間の欲の権化です。問題は今、発生しているのに。
思い出してください。東日本大震災で政府は何をやってくれたでしょう。私は現地で被災地ボランティアに明け暮れていて、その実態を実体験として体に刻み込んでいます。特に福島で。
もう、政府は信用できないレベルにあると今日の昼に判断し、家族会議を開き、来週以降の行動指針を決めて、家族内で周知徹底することにしました。
その内容は此処に書くとパニックを起こす恐れがあるので書きませんが、要は
「自分の命は、自分で守る」
「政府は、個々の命を守ってはくれない」
「用意して、何もなければラッキー」
この3つを基本方針に置きました。
必要なのは食料と娯楽です。これさえあれば、何てことはありません。
幸い震災ではないので、ライフラインは維持されるでしょう。電気・ガス・水道・ネットは止まることが無いと思います。食料も必要最低限は確保できそうです。
家の中に3週間、長ければ数か月、居続けることになるので、そのための対策をします。
外出しないことは、この「戦い」から逃げることじゃない。
他人を感染させる恐れを防ぐ「積極的防御策」です。
「そんなに用心してバカじゃなの」と言いたい人には、言わせておけばいい。
でも、事が起こった時、過去のことはとやかく言わず困った人を私は助けます。
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何がきっかけになったのか、私を決断させたのか
正直に言うと、私も高を括っていました。日本が他の国と同様なことになるはずないと。周囲は平和そのものだし、テラスから見下ろす荒川の河川敷は、人々が行き交って以前と変わりない。いつもの週末が目の前にあります。そこにこのニュースが飛び込んできました。
在日米大使館 米国民に帰国準備呼びかけ 新型コロナウイルス | NHKニュース
危険度のバロメーターは在日アメリカ大使館にあり、と私は思っています。大統領がバカで放っておいても良いが、国民を救わないと後で大変な出費になることを政府は分かっているから、外務省は在日アメリカ人に通告しました。日本が「危険な国」、「邦人であるアメリカ人を守れない国」であるからです。
アメリカ大使館が在日アメリカ人に国外退去を促したこと|三河屋幾朗|note
東日本大震災で同様に在日アメリカ大使館が「今すぐ帰国の準備を」と呼びかけ、日本人はポカーンとし、その後、福島は原発事故が隠蔽され、東北は大変なことになり、再最終的には米軍が「トモダチ作戦」で助けてくれました。
私はその「トモダチ作戦」がやって来た気仙沼の大島で災害ボランティアにあたった時、米軍がやってのけた凄まじい瓦礫撤去の山々を見上げ、自衛隊では成し得なかった功績に胸が熱くなりました。
感染し、発症し、死んでしまうと、死ぬ前にも、死んだ後にも家族には会えず、骨だけが帰ってくることになります。
そんな危機的な状況であること、認識を新たにしました。
準備をするか否かは、各自に委ねられます。
命は自分で守るものです。
見えない敵と戦うのです。
家族を守るのです。
人間の優れているところは、過去に学ぶこと。
人間の愚かなことは、過去を忘れること。
数々の隠蔽と改ざん、オカシナ忖度、そしてこの無様な対応、私は一生忘れません。
マスク2枚配ってバカじゃないの、という人がいます。
その人はマスク配ろうとする愚か者を信じて、何かやってくれることを待っています。
どちらが愚か者か。私は自明の理だと思います。
私は官僚は信じません。私は政治家を信じません。
信用できない政府に頼って命を失う必要はありません。
あのときやっておけばよかった、そう後悔しないように、いま始めることは未来の自分と周囲の人々を助けることに繋がる、そう私は信じています。
何もなくやり過ごすことできたのなら、それが最高の結果なのですから。
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追記 2020.4.5:情報は刻々と変わります。数日で状況は激変します。私のこの回答すら直ぐに過去のものになります。最新の情報を追いかけましょう。バレエティーで情報を取るのは止めましょう、ゴミ情報ばかりで不安になるだけです。とにかくニュースから情報を拾う。そのニュースの中でどれが正しい情報なのか、自分で見極める。人任せにして死んでしまってはたまりません。加えて、噂は絶対信じない、その噂を流さない、人に話さない。
私は東北の被災地ボランティアで「てんでんこ」という言葉を知りました。周りにあわせて逃げ遅れてはいけない、自分で判断して逃げなさい、という先人たちの戒めです。
そこにあった夥しい死者の痕跡が残る中で、私は瓦礫の撤去に汗を流す日々を送りました。今まさに「てんでんこ」の時だと、自分の中の警報装置が鳴っています。
被災された方々と接する時、あの時、なぜやらなかったのか、という生き残った者の苦しみを何度も聞きました。被災地では周囲が同じ状況だから被災された方々は「泣き言」は口にできません。だから、外から来たボランティアには、堰を切ったように胸の内を話し始めるのです。その状況が東京に来る、ニューヨークの状況を見て直感しました。
判断は自分で下す。責任は自分で負う。
責任は負わない政府とは一線を画す必要があると、常々思っています
東日本大震災で、陸前高田のボランティアセンターで作業した時に学んだことをお伝えしたい。何か情報を得たら、直ぐに周囲には「教えない」「伝えない」。暫く情報は「寝かせて」真偽を見定める。確かであることが確認出来たら、伝える。
東日本大震災でもそうでしたが、情報収集にはツイッターが最も早いと思います。
玉石混交なので、読み解く力が必要です。その情報のウラを読みましょう。なぜこの情報をこの人は流すのか、この組織が流すのか。その意図を読みましょう。そうすれば騙される確率が減ります。信頼する人の情報でも気付かずにリツイートしたかもしれないので「参考程度」として、自分で判断しましょう。頼りになるのは自分、そして生き残る知恵です。
夏には「何もなくて良かったね」と家族と笑って言えるようにしたいと思います。