萩暮らし17日目【生活費レビュー】2週目はいくらかかった?(5月5日)
萩暮らしを始めて17日目となり、気になっていた「萩暮らし2週目」のお金を集計してみました。
移住/サテライトオフィスの生活コスト
私たち(Mikawa&Co.合同会社)は現在、近い将来に「サテライトオフィス」を置いて、移住や2拠点生活を視野に入れて過ごせそうな地域を探していて、その候補として選んだのが今回滞在している萩市でした。
サテライトオフィスの段階では年に3カ月〜半年ほど住むこと、移住であれば5年〜の期間を想定しており、その「サテライトオフィス設置や移住にどの程度コストがかかるか」を、かなり重要視しています(特別もうかっている会社ではないので、決して「余剰資金で地方に支社でも作るか」というノリではありません)。
今回の「お試し移住」的な滞在では、萩の魅力を知ることはもちろんですが、実際にどんな生活になり、どういったお金がかかるかを確認することが目的です。
2週目(4/26~5/2)までにかかったお金
食費 2万5,925円
外食費 1万8,840円
日用品 3,783円
交通費 3万2,986円
レジャー 2,600円
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合計 8万4,134円
(※全て2人分)
うーん……。かなりお金がかかってますね。
1週間2万5千円の食費は高いか安いか?
まず、食費。2人分が1週間で2万5,000円近くかかっていますが、特に高級食材・食品を購入しているわけではありません。普段仕事をしている日(平日の5日間)は、それぞれが自分でランチ代を出しますが、萩滞在中はほぼランチは一緒に作って食べているので、計5食分×2人分が乗っている計算です。
問題は、ここには代表・Mの酒代(……これまた、よく飲む人💢なので高くつきます)が、全て加算されていること。ただ普段は、酒代についてはMが個人的に全額負担しています。私がほぼアルコールを飲まないためです(Mがワインをボトルで買ったら、軽く1杯もらう程度)。そのあたりを考慮すると、仮に萩市に住むとしても、1週間の食費は1万円くらいに収められそうです。
交通費が高いのは、レンタカー代が約3万円(+ガソリン代)が含まれているから。この週は2回(9時〜17時の終日を1回、9時~翌日17時の1泊を1回)もレンタカーを借りたので、仕方ありません。
将来もし萩に住むとしたら、当然「車を購入」することになると思いますが、かなり安い中古車で済ませると思うので、交通費もあまり気にしないこととします。
「安く買う→保存食つくる」が重要
今はキッチンが若干使いづらい(日頃使い慣れている広さ・配置・道具ではない。冷蔵庫の「クセ」などもあり、うっかり野菜を凍らせてしまうなどムダもありました)ので、食費が高くなっています。
しかし、
●魚介類新鮮なものが安く買える
●農協で新鮮な野菜を買うと比較的安く長もちする
――この2点は大きな魅力です。実際に住むことになれば、野菜などをまとめ買いして一部を冷凍や保存食にするなどすれば、食費を抑えながら豊かな食生活が送れそうです。
もっともっと削れる要素はありますが、しかしせっかくの「見知らぬ土地での暮らし」を、ただただ質素に暮らすのも「違うのでは?」という思いもあり、4週間ではコスト面での葛藤が多いのがツラいところでもあります。
【コメント by M 《2024/5/5》】風の強い日は引きこもる
2024年5月5日は、西から前線を伴う低気圧が萩市にも近づいてきていた。JR三見駅は海に近いこともあって普段から風は強めだが、天候が崩れていく中、風の強さには辟易とした。
そこで、部屋に篭って仕事したり読書したり動画をネットで見たりと「ゆっくりする日」としたのである(実際にスマートフォンのカメラロールを見ても、ほとんど何も撮影していなかった)。
なお、ここJR三見駅の「さんちゃんち」にはテレビがない。作業用のモニターが壁にあるだけ。HDMIコードでつないでPC(パソコン)の画面を投影(というか表示)できるだけで、TVリモコンもない。
なので、PCをつないで「Netflix」やら「Amazon Prime Video」やらを観ることはできる。こういう配信サービスがある時代でよかったと言うべきか、いっそない方が仕事が捗っていいのにと悩むべきか――。最近はそんなに動画(映画やシリーズもののドラマ含む)を観ないので、別にいいのだが。
生活するコストは、「ワーケーション」という状態で地方に滞在していると、そんなに安くする、削ることはできないと思う。楽しむべきところ(観光など)には、きちんとお金を使わないと新しい体験もできないからだ。
それでも、JR三見駅の周辺には飲食店がないし、萩中心部の街中を歩いても遅い時間まで営業している店も少ない。おかげで食費は、外食費がほぼないので、そんなに高くはならない。ただ好奇心が強めの人たちには、どうしても「何もせず(お金を使わず)に過ごす」ことが難しい。
今回も実は「時間があるだろうから読もう」と思って、段ボール箱にいっぱいの本を詰めて送ったのだ。しかし4週間程度ではやることも多く(買い物や掃除・洗濯や調理など)、そんなに本を開かなかった。まぁ仮にというかいつもというか、本を持ってリゾート地などを訪れても、ほとんど本を読む時間がない(外を歩く方が重要になる)のだが。
強い風は翌日6日まで続いた。風の音がうるさくて眠れない、ということはなかった。でも、こういうアプリの画面を残しているということは、よほど風の音にストレスを感じていたのだと思う。