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ペコさんと、りゅうちぇるさんに思うこと

こんにちは。

去年の、2022年8月にタレントのペコさんとりゅうちぇるさんが離婚されましたね。
「りゅうちぇるさんが男性でいることに違和感を感じ、このまま”夫“でいることは”男”でいないといけないと思ったら、つらさを感じるようになった。これからは”人生のパートナー”として暮らしていく」とのこと。

(私はお二人のお仕事や性格などについてあまり詳しくなく、もし失礼のあることを書いてしまったら申し訳ありません)

私が最初に感じたことは「トランスジェンダーの当事者と配偶者の両方が有名人で、両方の姿や意見がメディアに載るというのは今までなかなか無かったことだな」ということでした。
「結婚してたけど、トランスジェンダーって人もいるんだ。その配偶者や子どもも存在するんだ」とこの二人を通して初めて知った人たちも多いんじゃないでしょうか。

それでもりゅうちぇるさんは、夫婦で活躍されていた時から中性的な外見やしぐさ、話し方をされていたので、あまり違和感はないのかもしれません。
既婚の当事者には、りゅうちぇるさんのように性指向があいまいだけど、女性であるペコさんを好きになったから結婚した。周りからも中性的だと思われていた。というタイプの人もいるし、
私の元夫のように、それまでずっと性指向も女性で、周りからも普通の男性にしか見えなかったタイプの人もいます。

りゅうちぇるさんは驚くほど綺麗になりましたが、これもMTF(男性→女性)あるあるですね。
もちろん、りゅうちぇるさんはタレントさんで容姿に恵まれているわけですが、「元は男性」ということは、普通の女性と比べると背が高く、顔も面長な人が多いので、
「背が低くて顔が丸い、かわいい女性」ではなく、「背が高めでスタイルが良く、シュッとした綺麗な女性」になる印象です。

そしてどうしてもペコさんに比べて、子どものことよりも自分のことに時間を注いでいる感が否めませんが、これもよくあることです。
元々男性だった体を女性に変えていくので、まず変えていくための労力や時間がかかります。
ホルモン治療で劇的に変わっていく体に合わせて、洋服や化粧品を選んだり、女性らしくいるために研究をしたり、女性の1年生として、時間をかけていきます。

見た目は、とにかく周りに溶け込むことを必須として、目立たずナチュラルな感じか、
もしくは女性であることを最大に謳歌できるような、派手な見た目に分かれがちです。

あとはやはり、自分の体が労力をかけた分だけ実際に変わっていくのが嬉しくて、気持ちの大部分がそちらに向きがちになります。

対してペコさん側は、お子さんが生まれたことで、自分だけに時間をかけていれた独身の頃から、子どもが何より第一優先の生き方に変わります。
そこに自分を必要としている、誰よりも大事な存在がいるので、気持ちが自分のことよりも子どもにいっています。

(もちろん仕事中心、育児中心などお二人の中での役割分担があるでしょうから、第三者には分からない事情も多々あると思いますが)

二人にとって自分の子どもなので、もちろんどちらも子どもを本当に愛しているのですが、それに加えて「自分自身」にどれだけ注力しているかの割合が違うのだと感じました。

このnoteは、トランスジェンダーを家族に持つ方とコンタクトが取れる場をつくりたくて始めました。
もしご縁があってこのnoteを見てくださり、悩んでいるけど周りに話せる人がいないよ、という方がいらっしゃいましたら、良かったらコメントください🥰
私の経験から、誰かに話を聞いてもらうだけでも、だいぶ気持ちが軽くなることもあります。
ページ下にある「クリエイターへの問い合わせ」からでもOKです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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