眼に注射した話①
↑近視性脈絡膜新生血管で抗VGEF薬(ルセンティス)を眼に注射した話、の略
このワードで検索してたどり着いた方は稀でしょうね。実際にかかったか、ご心配されてる、そんな感じでしょうか。
近視は病気じゃないと思っていました。10歳からメガネORコンタクト生活ですが、虫歯と同じように治療(矯正)できるから、と気にも止めず。だんだん視力が落ちてきても気になりませんでした。
でも、歯を削って被せ物をした歯が元々の歯とは違うのと同じで、メガネで矯正して治ったつもりでいても、近視は近視。失いそうになって初めてわかるありがたさ。まだ40代、失明なんて絶対にしたくない(この病気は進行すると矯正できなくなります)
病気になった時ってやたらググりませんか。
そんな時に体験談があればいいなあと思ったのでシェアします。
興味本位のヒトから実際にかかってしまった方まで、誰かのためになればいいなあ、という願いをこめて。
1.症状①〜眼科へ
3/17(水) 午前中
眠い。しっかり寝たのに。
睡眠に難が出てくるお年ごろに入ったのかしら、、と
ゆううつな気分で過ごす。
14時ごろ 検温すると36.9度。予定をキャンセルして寝る。18時ごろには平熱に。あれ?なんだったんだろうと思ってたらその後、太陽を見た後のような眩しさがチラチラするなあ、と感じる。
「それ」はうすくて視界に障害もないのでしばらく様子見。2日後にはライブに出演。視界に影響はなし。まあ、ライトでもともとまぶしかったんだけど。
↑ 手術することになるとは考えてもみなかった頃
3/23(火) 太陽の残像のようなチラチラが消えないので眼科へ。
眼底検査、レントゲンで「眼底出血してますね」とのこと。視界に影響がない場所、出血も薄い、とのことで薬による治療開始。
3/30(火) 指定された1週間後に再診。少し薄くなってきていると。次は2週間後ということでその日の診察は終了。
薬は出血を止めるものということなんだけど、ふだんから血活(っていう言葉はない:血管に良い食事を心がけている)をやってる私には
「血栓とか出来ちゃわないの!?」
と心配になり、1日1−2回しか飲まなかった悪い患者でした。
2.症状②〜手術決定
4/2(金) 家にいたところ、突然視界にチカチカと眩しいものが出現。今までは目を開けたら薄くなってたのが、今回はまだいる。しかも小さいルーペが左目の前にある感じ、ゆがみ。明らかにヤバイと思い急いで眼科へ。
検査の結果、違う場所から出血していた。前と違い、視界に影響があり
ほっとくと視力が落ちて見えなくなる危険あり、
緊急手術決定。
たまたま3日後(眼科の翌手術日)に1つ、手術の空きあり。まじか。持ってんな私、と思いながら説明を受ける。
4/3(土) 家族の方に説明する必要があるとのことで、夫ちゃんに付き添ってもらい眼科へ。医師から「奥さんを支えてあげてくださいね」と言われ、夫ちゃんは事の重大さを感じた(はず)。当日まで1日4回、抗生剤の目薬を開始。
次回は手術当日のことを。なんせ、あまり目を使えないもので。少しずつ書いていく予定です。