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93日後にネタバレする【雑学の本】#7日目──「ブービー賞」が下から2番目なのは日本だけ!?


元々は
「最下位」がもらえる賞だった


 ゴルフのコンペやボウリング大会などには、賞品がつきもの。

 上位入賞できなくても、ひょっとしたらもらえそうなのが「ブービー賞」。

豪華な副賞がついていることもある


 ブービーといえば、成績が最下位の次の人に贈られる賞のこと。

 最下位をなんとか免れたうえに、賞品までもらえるのだから、なかなかよくできた賞のように思える。

 しかし本来、ブービー賞は、ゴルフのコンペで「最下位の人」のために設けられた賞である。

 そもそも「ブービー(booby)」という英語は、俗語で「ばか者、ドジ、まぬけ」といった意味。

 最下位の人をちゃかすジョークのような意味合いでブービー賞は設けられたのだ。

「下から2番目」になったワケ


 しかし日本では、下から2番目の人が対象になった。一説には不正防止のためだとか。

 ゴルフは、いかに少ない打数でボールをホールに入れるかを競うもの。故意に最下位になろうと思えば、誰でも簡単になれて豪華賞品をゲットできる。

 そこで、こうした不正を防ぐために、最下位ではなく、下から2番目の成績の人にブービー賞が与えられるようになったようだ。

 ちなみに、ゴルフの用語には、「バーディー」(小鳥:規定打数より1打少ない)、「イーグル」(ワシ:規定打数より2打少ない)、「アルバトロス」(アホウドリ:規定打数より3打少ない)と、鳥にちなんだものが多い。

 ブービーも例にもれず鳥の名で、海鳥の「カツオドリ」のことを指す(アホウドリではなく……)。

明日もお楽しみに〜😊♪


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