みかさん流「引き寄せ法則的」求人票の制作術
皆さん、明けましておめでとうございます。
キャリコンのミカサンです。
今年も平和な一年となりますようお祈り申し上げます。
ところで写真の日の出は「冬至の日の出」をお届けいたします。
今年は初日の出は拝みに行きませんでした。
実は作家のさとうみつろうさんの教えで、冬至の次の日の朝陽が初日の出ということです。ご存知の方いらっしゃいますでしょうか。
私は初めて知りましたが。。
さとうみつろうさんは沖縄県出身で、冬至の次の朝陽は沖縄方言で「わかてだ」と言います。「わか(若)」と「てぃだ(太陽)」を組み合わせた言葉で、昔は冬至を年の始まりと位置付けていたことから「太陽が若返る」と考えられていたそう。陰から陽へ移行するこの狭間に、朝陽を捉えてまいりました(*^^*)
皆さんにも幸ある一年をお過ごしいただければ~
ところで、年末年始といえば、職業人材紹介業は「かきいれどき」となっております。
12月決算などがある企業の場合、紹介会社への予算消化など急きょ、大量募集を依頼されるなんてこともあってコンタクトはまめに取るようにしています。
特に私が受注している企業は接客職種になるため、急な人材募集とあらば早急に求人票作成に集中する毎日を送っています。
そこで、今回は私が最近心掛けている
「引き寄せ法則的、求人票の制作術」をお伝えします。
イメージ力を膨らませて引き寄せる
突然ですが、応募して来られる方は、ちゃんと応募条件とマッチされていますか?
もしかしたら求人票をあまりよく見ずに、タイトルや企業名だけで応募してくるケースもあると思います。
紹介エージェントとしてはたくさんの応募がかかるとありがたいのですが、業務も煩雑になり、そこへミスマッチ対応や、その後の離脱ケースが重なると時間もかかり自分自身のメンタルをやられてしまいます。
そんな状況から抜け出したい!業務の質を上げたい!企業の条件にマッチした人を引き寄せるのにはどうしたら良いかと試行錯誤していました。
私は元々論理型というよりイマジネーションやイメージを膨らませるのが得意。「引き寄せ」の法則信者。芸能人ならちなみにsnowmanの阿部亮平さん、上白石萌音さんでこのお二人をイメージして、実際に働いている姿を想像しています。ちなみにお二人の画像(利用可のもの)を拝借していつも自分の視覚に入るところへ貼ったりもしています。
次にこの求人にはこんな人が良いな~というスキル感や人柄をイメージし、様々なキーワードを考えます。
センスが良い
アピアランスの気配り
笑顔が魅力
ハキハキ受け答えができる
ネガティブ経験を克服した
誠実
こんな感じで色々とイメージを膨らませます。
求人票にはこのようなキーワードを反映させて、ターゲット層に見てほしいという気持ちを込めて制作します。
そうそう、画像イメージもこだわっています。
芸能人のお二人の雰囲気に合う商用使用可能なサイトから探してモデルや風景をダウンロードします。
これはデザインが好きな方は楽しい作業かもしれませんね。画像を選び、サンプルが段々仕上がっていくフェーズは結構楽しいですよ。企業イメージにマッチした画像もたくさんあり、オリジナリティを前面に出せるよう他の求人との差別化を心掛けます。
脳科学の世界を知って引き寄せる
ここまでターゲット中心のイメージから引き寄せのお話をしました。
もう一つ、私が実験しているのは、「RAS」を使った心理的な引き寄せになります。
脳科学の世界に「RAS」と呼ばれる機能があることをご存知でしょうか。
ある登壇者の方が話していたことで知ったのですが、このRASとは、英語ではReticular Activating Systemの略になります。日本語では網様体賦活系(もうようたいふかつけい)といい、必要な情報だけを抽出してインプットする脳の機能のことを言います。
少し理解が難しいのですが、例えば、「結婚したい」と思っていると、結婚間近のカップルや結婚雑誌のCMばかり目にすることがありますよね。
私はよく、「358」のナンバーの車をイメージすると、毎日5台くらいはすれ違ったりします。“ナンバーを引き寄せる”それが、「RAS」と言われる機能です。
脳はとても柔軟で単純にできていて、自分が意識を向けた事やフォーカスしたことを無意識に集めて視覚的に見せてくれるのだそうです。
ですから焦って「何でマッチする求職者が応募してこないんだろう」と考えるとしますよね。
そうすると、RASは「応募してこない」という理由を集めていきます。
応募してこない理由をかき集めて、例えばミスマッチな方々ばかり集められていく場合もあるし、閲覧数だけが増えて全く応募されないという現実が起こる可能性は高くなってしまいます。
一見、解釈が複雑な感じがしますが、とてもシンプルなんです。
希望を叶えたいと思うなら
「〇〇のような求職者に会いたいな~」
「なぜ、こんなに企業イメージに合う人ばかり応募してくるの?教えてください」
このように「集めてほしい情報をシンプルに伝える」というのが正解です。RASは理由を必死に集めていきます。
この証拠集め機能を利用して、欲しい情報や起きてほしいことを口に出していくと不思議なんですが、願いがそのままかそれに近い現実が起こり始めてきます。
私は毎日朝起きると、鏡に向かって
「いつもイメージ通りの求職者が応募してくれてありがとう。今日もラッキー!」
と声に出しています。願いが現実になって結果を出したいのでもう半年ほど続けています。
イメージした結果は?
正直言って最初は結果が出ませんでした。しかし、以前との違いはマッチした求職者が増えてきたことです。応募者は少ないものの、企業イメージに合う方ばかりが応募してくるように変わってきました。結果、以前より離脱されなくなりましたし、求職者一人にかけるエネルギーも多く取れるようになりました。
内定者は確実にアップしています。
そして実験はこれからも続きます。
コツは欲しい情報やイメージを膨らませることと楽しみながらやってみることです。私の場合は少しずつですが思った通りの結果に繋がってきています。
まとめ
求人票は、同業者の皆さんと同じような内容だとしても、なぜか引き寄せられる求職者のキャラクター、性格などはそれぞれなんです。
それは、求人票を作る側、つまりライターさんの具体的なイメージ力やアイデンティティが反映しているのだと感じる今日この頃です。
年末年始にかけては、企業側も人材確保に力を入れたいところです。求職者との良いご縁ができるよう、“RASを利用した鏡のワーク”で引き寄せてみようと思います。皆さんも一度楽しみながらお試しあれ!
次回は、自己理解についてお伝えしたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
今年も自己の想い、価値観を中心に投稿しますのでどうぞよろしくお願いします!
何かご意見、ご質問がありましたらぜひ、コメント欄にてメッセージをいただけますと嬉しいです。