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チュートリアル動画を作るときに意識してる事
筆者のやっていることにチュートリアル動画を作るというものがあるのです。
当初はログを残す目的で作っていたのですが、ありがたい事にそれなりにチャンネル登録者も集まってくれました。
本当に感謝です。
お礼に先日捕まえた野生のティラノの写真を載せます。
という事で今回は筆者が意識しているチュートリアル動画の作り方を紹介していこうかと思います。
これを読めばあなたもチュートリアル動画を作れちゃうかも???
What → How → Why
筆者の動画の流れを説明すると
挨拶 → 何をするか → 今回のアクションステップ → この動画を見るとどうなるか → 本編 → 締めの言葉
というものなのです。
突然ですが次の質問にあなたはなんと答えるか考えてみてください。
「今からt検定について勉強してください。」
さあ、なんと答えるでしょうか? シンキングターイム!
さあ、タイムアップです。
「t検定について勉強してください」と言われたあなたはなんと答えたでしょうか。
「t検定って何?」と答えた人は Whatを重視します。
「どうやって勉強するの?」と答えた人はHowを重視します。
「なんで勉強しなきゃならんの?」と答えた人はWhyを重視します。
「よし、わかった!」と答えた人はNow 今すぐ行動タイプでHowに近いです。
つまり、「これを今から解説するよ〜」という場合はこのWhatを重視する人もHowを重視する人もWhyを重視する人もNowを重視する人も意識する必要があります。
ちなみにt検定は統計学の方法でティラノ検定ではありません。
つまり、さっきの流れは
挨拶 → 何をするか(What) → 今回のアクションステップ(How) → この動画を見るとどうなるか(Why) → 本編 (Now)→ 締めの言葉
という流れなんですね。
あえて変な事を言ってみる
チュートリアル動画のコメントは全て読ませていただいてますが、その中に「ふざけた話し方をしやがって」とか「内容が頭に入ってこない」というコメントがたまにあります。
いや、、、それに関しては申し訳ない。。。
確かに私の動画ではジョジョとかナルトの用語を使ってたり、特定の人にしかわからない事をポロッとしゃべる事があります。
真面目に学びたい人にとって邪魔で仕方ないのはわかります。
そこはこの場を借りてセイウチの土下座で許して欲しいのです。
とはいえ学校の授業とかでも先生が言ったしょうもない言葉って覚えてないですか?
本能寺の変が起こった時、信長はイチゴパンツ(1582年)はいてた。
って言うとなんか覚えちゃうでしょ?
もう、イチゴパンツ見るたびに信長思い出すでしょ?
先生の授業内容は覚えてなくても無駄な世間話を覚えてたりするのです。
ましてや筆者の動画は学校じゃないので、真面目にやるよりも遊び半分でやってる方が筆者としても楽しいと言う理由です。
真面目に解説するのが好きなら日本には筆者よりも優秀なクリエイターがたくさんいるのでそちらの動画を見る方が頭に入るからね。
好きな方を選ぶと良いよ。
英語画面で説明する
もう一つ多いコメントとして「英語画面で説明するな!」とか「英語わからないのでやめてください」というものがあります。
筆者も実は当初は英語画面の意味がわからなかったのです。
だって学校の授業で「Exposure (露光量)」とか「Saturation(彩度)」なんて習わないし、意味わかんないですよね?
で、なんで自分も母国語ではない英語をわざわざ翻訳をしながら使っているのか。
それは、圧倒的に英語圏に情報が多いからですね。
例えば海外の動画で「Exposure」と書いている部分を動かしていれば、自分も英語画面だと「Exposure」と書いているところを動かせば良いのです。
何度か使っていると、「Exposureは明るさを調整するやつか!」とわかるようになります。
海外からの留学生も何度もおなじような日本語の看板を見ていたら次第に意味がわかるようになるそうですよ。
日本語は世界で最も難しい言語の一つなのに、、、です。
英語を使う人口は20億人、日本語を使う人の20倍はあります。
すると20倍もの情報を取得できる可能性があったり、20倍の人をターゲットにできるかもしれません。
その結果、英語圏から安くソフトを導入できたり、自分好みのスキルを日本だけでなく世界から探せたりできます。
では、日本語画面で説明するのと英語画面で説明するのではどちらが視聴者のためになるかと考えると英語画面の方が長期的に見るとメリットが多いのではないでしょうか。
もちろん好みによるので「英語を見ると麻疹が出る!!」というのであれば日本語で検索する事をお勧めします。
ただ、今後は日本人の人口は減って行くのと同時にクリエイターの数はどんどん増えていきますからね。。。
耳だけでも目だけでも楽しめるように
駅のホームに行くと目が見えない人でも点字ブロックで場所が分かったり、音声案内があったりします。
という事で、筆者のチュートリアル動画には字幕をつけるように台本を書いています。
正直、画面キャプチャなので字幕も必要ないと思いますが日本語が拙いマレーシアやインドネシアの人も見ていたりするので、文字情報として書いておくと理解しやすいそうです。
実際、私も海外のチュートリアルを見る時は英語字幕をONにして見ています。
もう一つは、耳だけでも聴いていられるようにラジオを意識していたりします。
ラジオのパーソナリティの多くは声が低いことに気がつきます。
長時間音声を聴く場合、高い音だと疲れてしまうようなので耳だけでも聴いていられるように筆者も普段より声を低くしてたりします。
また、背景にBGMを流すことで声だけを聴くという不安定な中にリズムという規則を組み込む事ができ安心感を与えたりします。
笑顔で話す
表情は声で伝わるので笑顔の方が明るく感じます。
とはいえ、チュートリアルの音声収録は10分以上かかるので噛みまくる事で「あぁ、、、早く終わりたい、、、」という気持ちになり笑顔は消え失せていきます。
先に書いた「変な事を言ってみる」というのは、実は視聴者を笑顔にするのではなく、台本を読む筆者に「笑顔になれよ」という合図でもあるのです。
たまにふざけすぎて読んでる途中で笑ってしまい、さらに時間がかかることも多いですね。
台本を読む時に限らず、笑顔はコストをかけずに人を喜ばせる誰もが持つ能力なので使っちゃいましょう。
「暗い美人より明るいブス」とジョジョでもあったから間違いないでしょう。(ジョジョの奇妙な冒険 第四部「ダイヤモンドは砕けない」モノクロ版6 P.92(©荒木飛呂彦 発行:集英社)より)
自分がやりたい事をやる
チュートリアル動画で再生数を伸ばす方法は、初心者層に人気のものを真似することでしょう。
見た目にインパクトがあるものを簡単にできる方法を求めています。
そうした動画を出しまくれば確かに登録者や再生数は伸び収益も上がるでしょうが、個人的にはあまり収益とか再生数に興味がないのです。
それよりも「こんな動画を作ってみたいな」と自分のやりたい事を軸にチュートリアルを無理のないペースで作る方がやっていて楽しいのです。
自分勝手で申し訳ありません。
アザラシもこの通り謝ってるので許してあげてください。
とはいえ何事も自分が楽しくなければ続けられないと思うので、辛い事を短くやるよりは楽しい事を長く続けている方が面白いものができるのではないでしょうか。
おわり。
という事で個人的に意識してるチュートリアル動画の作り方を書いてみましたが、少しでも参考になれば幸いです。
私とは違う分野でも「料理動画をこのやり方で作ってみよう」とか「DIY動画を作る参考にしよう」とか取り入れてみるといいかもしれないですね。
もちろん、参考になる部分は取り入れて参考にならない部分は外しましょう。
最後に雪の中、ネコが近寄ってきたので猫の写真を意味もなく添付します。
noteの「みんなのフォトギャラリー」で今回使用した写真は無料で使えるのであなたのnote記事に使ってみてくださいな。
いつも応援ありがとうございます! すごく嬉しいのでお気軽にリアクションしていただければと思いますm(_ _)m