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【家族で見たい】僕の人生を形成した映画5選

幼少期に見たコンテンツは一生に影響を与えると思う。

そう考えると小さい時にどんな作品に触れるかは結構重要なのかもしれない。

そこで今回は筆者の小学生時代を振り返った時に今でもその影響が強く残っている作品を5つ紹介していく。

5つとも10歳までに繰り返し何度も見た作品なのだが、書いていて懐かしい気持ちになった。多分この5選を幼少期に見ている人は90年代以降の生まれではないだろうか??

少林サッカー

男の子はこういうのにハマる。とにかくよくわからん超人的な能力を持つ奴らがコミカルにサッカーを通して戦う姿は憧れる。「少林サッカー」はとにかく印象的なシーンが多く、「デビルズのロン毛のゴールキーパーが素っ裸で吹き飛ばされる」など見た人にしか伝わらない面白いシーンが多々ある。

しかもハリウッド映画とは違いアジアの発展した都市と貧困層の両面を映し出しているところがリアルで独特な臭みのようなものを出している。

同じような系統として、「燃えよドラゴン」「ポリスストーリー2」「ベストキッド」「カンフーハッスル」「バーフバリ」も大好きだ。

天使にラブソングを Sister Act

拙者は「一見劣っている人間の”可能性”を引き出す」物語が好きだ。1では寂れたシスターたちが、2では心に葛藤を持つ思春期の子供たちが成長し自分を曝け出して歌って踊る姿が好きだ。

この映画はストーリーやカメラの撮り方などがシンプルで、そこに絶妙なタイミングで名曲をドカンと突きつけてくる。日本刀でスパッと斬られたかのようなインパクトがある。

中学生時代に「High School Musical」にもハマったが、おそらく最初のとっかかりとしては天使にラブソングをの影響が強いと思う。他にもスクールオブロックなども好きだ。

ビッグフィッシュ

ティムバートン監督作品は「チャーリーとチョコレート工場」も同じく好きなのだが、ティムバートンは「ビジュアル的にインパクトを残すシーン」の作り方がめちゃめちゃうまい。

ビッグフィッシュは印象的なシーンが多すぎて書ききれないが、旅をする中で奇妙な出会いを繰り返す主人公に目が離せなくなる事間違いなしだ。そして父と子の関係と謎に溢れたシーンがより印象を強くする。ジョジョみたいだ。

似たような作品として、「フォレストガンプ」「アバウトタイム」「ショーシャンクの空に」「レオン」「トゥルーマンショー」「グラン・トリノ」「ニューシネマ・パラダイス」も好きだ。

映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル

クレしんでは「オトナ帝国」や「戦国大合戦」の方が名作と呼ばれるが、筆者的には「嵐を呼ぶジャングル」が子供心により響いた。それはおそらく、大人が捕まり子供だけでジャングルを抜けて生き抜くしんちゃんに憧れのようなものを持ったからかもしれない。

ちなみに筆者のYouTubeチャンネルは「あくしょんプラネット」というのだが、当初アクション仮面のイラストを使っており、「しんちゃんにとってのアクション仮面のようなヒーロー」をイメージして作っていたことがある。

似たように影響を受けた作品として、「千と千尋の神隠し」「ホームアローン」「スパイキッズ」なども好きだ。

スパイダーマン

ハリウッド系ヒーロー作品でスパイダーマンが好きなのは、おそらく「最初は劣っていた主人公が強くなる」という設定があるからだと思う。バットマンやスーパーマンなどは最初から強くて共感できないのだ。

そうすると自分の好きになるヒーロー映画には法則があり、「シャザム!」「キック・アス」「ザ・ボーイズ」などは主人公が最初、弱いキャラとして登場してから強くなる成長を見るのが楽しいのだろう。

憧れではなく、自分と投影して楽しむのだ。

幼少期に映画を見る意味

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「大人になってアニメが楽しめなくなった」など、コンテンツを見るには知能指数みたいなものがあると思う。

小学生の頃は映画知能指数が低い(?)のでパッと見で「かっこいい!」とか「なんかエモい!」というものに正直に反応することができる。逆に人生の深い意味や歴史物は高い映画知能指数が必要なのである程度成熟してからの方が楽しめたりするものだ。

我々は大人になってからの方が人生は長い。

そのため幼少期に見た映画というものはその時にしか見ることができないものになる。その時自分がどんなことを感じていたかを照らし合わせながら見る映画だからこそ一生記憶に残るのだろう。

そしてその時にどんなことを感じたかを知ることは、自分を知る上でかなり重要なのではないだろうか。

例えば、今回この記事を書いた筆者は「弱い主人公が成長する姿に感動する」ということに気がついた。

これはすなわち自分自身にも自信のなさや弱さが多いことに気づいていて、そこから強くなったり自立しようとしていたのだと考察できる。

我々は多くの頻度で鏡を覗き込み見た目を気にしているが、映画を通していろんな物語に触れることで”心の鏡”として自分を見つめ直すことができるのかもしれない。

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Yoshiyuki_Murakami
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