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人は言葉ではなく行動に導かれる

「できる人」で終わる人、「伸ばす人」に変わる人
吉田典生著

自分を全方位的に見直す

昨日に続いて、組織変革コーチである吉田典生さんの著書。

前作、「なぜ「できる人」は、「できる人」を育てられないのか?」では、「できる人」が自分自身を優秀だと思っていることの危険性についてと、自分も周りも成長するための道筋を示していました。

本書は、それを受けて部下の「わからない」「できない」状態に目を向けて、たくさんの「わかった」「できた」を創り出す手助けをする「伸ばす人」になっていくための実践書となっており、日々、人と人が活かし合う対話の方法がふんだんに記載されています。

【成長のプロセスのための4つの対話】
①新しい視点を見つける
②動機づけて行動を促す
③行動の進捗を管理する
④さらなる成長に向けて次のゴールを描く

前進するランナーに声援をおくる伴走者

従来マネジメントとは、指示命令によって行動の枠組みを伝え、一つの規範に従って集団をまとめていく管理統制という側面が強いプッシュ型マネジメントだったのですが、最近は人が輝き組織が活性化するような周りの人のパワーを引き出すことにフォーカスした非管理型のプル型マネジメントに移行しているとの考察があり、以下の重要性を述べて締めくくられていました。

「自分たちがどこに向かい、何を実現されるのかを徹底的に吟味し明らかにして共有すること」

「伸ばす人」は「伸ばしてあげる人」ではなく、「伸びる人の支援をする人」

「できる人」と「伸ばす人」との違いは、「人々との交流の中で、人のすばらしさを信じ、お互いを活かし合う力を働かせる意志の違い」

私も最近、一緒に仕事をしていたパートナーが仕事上が思い通りに行かずに自信を失って傷ついていたのですが、相手を心から信じて受け入れるということが大切なのだと実感しました。

これから、周りの人をドンドン輝かす組織変革コンサルとしてバリバリ活躍するには、まだまだ学ぶことが沢山あると思うと

益々やる気出ました~~~~!

ファイト(^^♪


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