詩を書くこと|女の哲学
詩を書くことと瞑想は同じ
息を止めて深海にダイブするように
深く深く潜在意識にもぐっていく
そこには
形という概念の無い
混沌
美しくもなく
醜くもない
溶けてしまえば
戻る必要のない
私を正気に戻すのは
誰かが
待っている気配
そのためだけに
地上へともどるとき
握りしめた混沌が
言葉へと変化する
その時私は
初めて地上に降り立った
イブのように
エクスタシーを感じている
(photo: ©MikaRin)
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