ハロウィンの夜こそ人間を辞めよう。
こんばんは。
10月31日です。
2024年、あと2か月か。。。
もう今年、終わりましたね。
いいえ、今日はハロウィン。
まだまだ2か月ある。なにかやれる。きっとやれる。
今年は木曜日がハロウィンだからか、
先週の週末のほうが盛り上がったみたいだ。
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学生時代は、ちょうどこの時期に学園祭があったので、ハロウィンのムードにかこつけて、思いっきり仮装をしたものだ。
始めは、高校の制服、チャイナドレス、と
可愛いものでキャッキャしていたが、年次が上がっていくにつれ、ガチでやろうと意気込んだ。
その結果、お笑い芸人のブルゾンちえみのコスプレをして、はたらく細胞の白血球になった。
今思うと大変バカげている。
が、バカはできるうちにしておいたほうがいいな、とも思った。
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ハロウィンはケルト民族の祭りが起源と言われている。ケルトの暦では、10月31日が1年の終わりで、このタイミングで、日本でいうお盆のように、死者の魂が現世に戻って来るのだそう。
ついでに悪霊もついてきてしまったら末恐ろしい。
だから悪霊と同じような格好をすることで、襲われないようにしているのだそうだ。
つまり、大学生が高校生に戻ったり、チャイナドレスを着て国籍を変えたり、ブルゾンちえみになっても、悪霊には人間だとバレバレ。意味がないのだ。
白血球は効果があったかもしれない。
(めちゃくちゃに顔を白くしたからいい線いってる。)
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ハロウィンと聞くと、あまり良いイメージが無い。
渋谷に仮想した若者が集まって馬鹿騒ぎする。渋谷を規制したら、規制が渋谷だけだったからか、行き場を失った人が新宿に流れてしまったそうだ。
アメリカでは、仮装した日本人留学生が誤ってアメリカ人に銃殺されてしまった事件も起きている。
なにを祝っているのか、何の為にやっているのか、よく分かりもせず、大騒ぎしている姿は非常に滑稽だ。
学生時代に似たようなことをやっていたヤツがよく言うなぁとも思うが、やっぱりバカだと思う。
あと、「ハロウィン」を商売道具にしているところも好きじゃない。
雰囲気を楽しむ、くらいなら異文化交流くらいの感覚でいいのかもしれないが、「ハロウィングッズ」が大々的に売られているのはどうかと思う。
10月の最終週、100均の前を通りかかった。驚いたことに、イベントコーナーにはクリスマスのアイテムになっており、ハロウィングッズは一掃されていた。10月31日が本番だというのに、本番を迎える間もなく片付けられてしまうなんて。。。と驚いたものだ。
マーケティング担当者はハロウィンの起源であるケルト民族のケの字も知らないだろうな。
何が「Happy Halloween」だ。
まったくハッピーじゃない。
年が明けるという意味ではハッピーかもしれないが、ならばハッピーなのは11月1日ではないか。
お金になるなら由来なんてどうでもいいじゃない、
という層が一定数いると思う。でなければ売り場はこうはならない。そういう人たちは、なんの為に生きているのだろう。いや、もはや人間ではないのかもしれない。かわいそうに。
今日は通常通り出勤し、特に仮装をすることもなく人間の姿のまま帰宅する。
通常運転だ。
特に根拠も理由も無いが、私は人間でいたい。
だから寄り道もせず、早く家について身を隠そう。
悪霊に見つかる前に。