自己紹介 キツい小学生

自己紹介。人生で一番ちゃんと考えた。

自分を語るには、原点を思い出す必要があると考え、遡る

僕は亜弥彦 2003年から生きている。

共働きの家庭に生まれて、地元の小、中学校に通う。田舎の地域の片隅に住んでいたので、周りに近い年の子供も少なかった。

本や漫画、ゲームを1人でやることが多かったと思う。

少なくとも10歳くらいまでは、周りの流行も知らずに、好きなことをしてきた。

この頃の、孤独で贅沢な遊びが今の僕をつくったのかもしれない。

所謂、原体験。

特に、漫画に対する熱はこの時急速に増していた。

今なお世界的に人気「ONE PIECE」に出会ったのがきっかけだ。

こんな王道の漫画を読んで、なんて健全な少年なのだ…

…と、思わせてしまうが、齢10にして卑屈なオタクになる運命は決まっていた。

僕がいつのまにか手にしていたのは、考察本であった。

クラスにも当然ワンピース読者はいた。「どのキャラが一番好き!?」「何の能力が最強!?」なんて話題には稀に出くわしたが、しっくりこない。

「ワンピースは伏線とか構成がすごいんだよ!」

考察本で得た知識を楽しそうに話すキモすぎる幼いモンスター。妙な空気が流れている事には気づき、話題を修正。

しかし、モンスターは当時、自分がモンスターであることを知らない。幼く愚かな僕は、好きなキャラを聞かれ、モンブラン・クリケット(頭に栗を乗せた半裸の中年男性)を挙げ、場を白けさせる。

……

でもロマンと祖先の見た幻想を追い求め続ける中年はカッコいいだろ!!

というわけで、小学生の頃から考察本片手に伏線に感動するキモオタ、手遅れの少年であった。

今でも元気いっぱい、卑屈に、情けなく、意味不明なことをわめき散らしながら生きている。

恥を一々感じては生きていけないほど恥だらけの人生を、またこんな恥ずかしい文章を書いていきていくのだ

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