通年採用って導入すべき?
今回、ネオキャリア社が実例をもとに考察した
「新卒採用は通年でおこなうべきなのか?」
から、通年採用を導入した背景などを考察しました。
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ソフトバンク
【背景】
自社の採用力と認知度の向上に限界があることに課題を感じたことで、
新卒採用においても「欲しい人材は企業側から採用しにいく」という姿勢にシフト。
【取り組み内容】
30歳未満であれば選考を受けることができ、
挑戦する意欲のある若手に広く門戸を開いて採用活動を実施。
また、「No.1採用」や「就労体験型インターンシップ」など、
通常の選考方法以外のユニークな選考にも注力。
ユニクロ
【背景】
新卒一括採用という体制に対して疑問を感じ、また早くから
優秀な学生と働くことができるシステムを作ることが目的
【取り組み内容】
大学1.2年生でも選考を受けることができたり、
店舗でのアルバイトや長期インターンなどを積極的に実施。
また、選考を通過した者には、3年以内であればいつでも
最終面接を受けることができる「ユニクロパスポート」を発行。
ヤフー
【背景】
「新卒一括採用は学生にとってデメリットがある」
「企業は学生目線に立った採用をすべき」という考えからスタート
【取り組み内容】
選考期間には、さまざまな事業部の社員から現場の話を
聞くことができる面談「1on1」を実施。
また、1年間に採用する人数が決まっていたり、配属や研修をするための
コストを考慮したりした結果、入社時期は年に2回となった。
【通年採用のメリット】
・新卒学生に通年で接触でき、自社にマッチした学生を慎重に選ぶことができる
・留学経験者や学業・研究に励みたいと考える学生など、
多様性のある学生に門戸を開くことができる
・内定辞退があったとしても、すぐに新たな学生を採用するなど柔軟な対応ができる
【通年採用のデメリット】
・第一志望の企業から内定を獲得できなかった場合の「滑り止め」にされる可能性がある
・常に採用面接の窓口を開けているため、採用担当者の負担が増える
・入社後の受け入れ体制を変えて行く必要があり、今まであった
社内の人事制度や研修制度を変え、調整や整備していくことに骨が折れる
出典:HR NOTE 「新卒採用は通年でおこなうべきなのか?大企業5社の事例から考察してみた」
https://hrnote.jp/contents/saiyo-tunensaiyo-20191115/
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜記事要約〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【考察】
・新卒採用でどんな人材を採用したいのか、その人材がいつ、どこで、
どのように動くかを考え、その中で一つの手段が通年採用というだけであり、
ただ通年採用を導入すれば優秀な学生が採用できるわけではないと考える。
・前出の大手企業も同じく、待っているだけでなく、ターゲットを定義し、
企業側からアプローチしていくことが、採用成功の確率を高められると考える。
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