オペラ座近くの歴史あるレストラン、Café de la Paix
フランスに旅行へ来たら、フランス料理を思う存分楽しみたい!という方!
一度は「これぞ思い描いたフランス!!」という感じの、優雅でクラシカルなレストランで食事をしてみたいと思いませんか?
今日はそんな皆様にぜひ訪れていただきたいレストラン、カフェ・ド・ラ・ぺ(Café de la Paix)をご紹介!
有名なレストランなので、ご存知の方も多いかもしれませんが、歴史などを交えて少し詳しくご紹介したいと思います
CAFE DE LA PAIX
カフェ・ド・ラ・ぺはパリのランドマークのひとつであるオペラ座の向かいに位置するレストラン。
その起源はなんとナポレオン三世の治世であった1862年。現在はインターコンチネンタルとなったホテル・ド・ラ・ぺ(Hôtel de la Paix)の付属レストランとして開業しました。
第二帝政期の産物である、優雅なオスマニアン建築の建物の中は、金色の装飾と壁のフレスコ画で美しく彩られています。
第二次世界大戦時にはドイツ兵の攻撃によって火事になりかけたこともあったそうですが、大きな損害を受けずに今日までその姿を保ってきました。
その長い歴史の中で、「ボヴァリー夫人」を書いたギュスターヴ・フローベール、「レ・ミゼラブル」のヴィクトール・ユーゴー、「幸福な王子」のオスカー・ワイルド等、世界的に知られる文化人たちがこのカフェに出入りをし、また多くの著名人たちが記念すべき日を祝うパーティー会場としてこのレストランを選んできました。
レストランの総料理長は、自身が指揮したレストラン、「La Cuisine」や「Il Carpaccio」 にミシュランの星をもたらしてきた実力派のシェフ、ローラン・アンドレ(Laurent André)氏。
料理に対する真摯な姿勢と情熱で、食材の良さを最大限に引き出すことに重点をおいたメニュー開発を行っています。
季節によって変わる、旬の食材をふんだんに使ったメニューはいつもとっても魅力的。
カフェ・ド・ラ・ぺは、ランチ・ディナーはもちろん、ちょっとしたお茶に、日曜日にはブランチまで、いつでも利用が可能です。
前菜として注文したのは、春の食材であるアスパラガス。フイユテと呼ばれる何層にも重なったパイ生地と、蒸されたアスパラガスの食感の組み合わせが楽しく、オレンジピールの入ったオランデーズソースが絶妙!
クラシックな料理にちょっとしたモダンな工夫がなされているのがさすがです。
フランス名物と言えばエスカルゴ!旅行中に試してみたい食べ物のひとつではないでしょうか?「かたつむり・・・」と躊躇する方もいると思いますが、実際に食べてみると、バターやにんにくの入ったバジルペーストと合っておいしいんですよ。また、ソースのおかげであまりかたつむりを食べている、という感じがしないので、意外と挑戦しやすいと思います。
このようなフランスのガストロノミーを代表する料理を味わえるのも歴史あるカフェ・ド・ラ・ぺならでは。
テンダーロインのグリルはおすすめの一品。見た目も味も抜群で、グリーンペッパーのソースもとってもおいしい
レモンと生姜のソースがかかった銀鱈は、口の中でとろけるようでした。付け合わせの野菜がしゃきっとした食感を加えて、それもまたおいしさのポイント!
フランスを代表するデザートであると同時に、レストランの看板デザートであるミルフイユ。
さくさくのパイ生地とバニラの香り豊かで上品な甘さのクリームは、まさに幸せの味
そしてレストランの入口近くには、海の幸がたくさん並べられたカウンターが。
メニューには、牡蠣やえび、かに、その他の貝類などの盛り合わせも用意されているので、シーフード好きの方はぜひ試してみてくださいね
カフェ・ド・ラ・ぺ、贅沢で長い時間を過ごしました。
O'bon Parisのクーポン利用でレストランでのランチ・ディナーに10%割引が適用、さらにおひとり様につき一杯、ソムリエが選んだグラスワインがサービスになる特典がつきます
それではまた!À bientôt
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