観光客としてショックを受けたパリ、住んでみて見えたパリ
皆さんこんにちは。みかんです🍊
私は今、パリに住んでいます。その前はベルギーに住んでいたのですが今はパリでwebサイトやSNSを運営しているO'bon Paris Japanのマネージャーをしています🍊(ちょっとシャイなので以後個人的な写真は載せないかもです)
実は私、最初はパリのこと、あまり好きではありませんでした。街は常に忙しくて、貧富の格差も目に見えて、なんとなく気が張り詰める。大阪に生まれた筆者は、大阪の中でも郊外が好きでした。お金が儲かるイベントより地域のために行われるイベント。やたらと広告が多くて目が忙しい市内よりも人との深いつながりのある自分の地元。それが好きな私は、パリがあまり好きじゃなかった。ブランドはかっこいいし、白い建物たちはすごくきれいだけど、落ち着かなかった。
そんな私がなぜまたパリに戻って住んでいるのか。
それは自分へのミッションでもありました。ある機会があって、パリ生まれの本物のパリジャンに合って色んな話を聞いているうちに、「あれ?」と思うところが多くて。少しだけ知っただけで違う側面が見えた気がしました。そして、「もしかしたら私、パリのこと、ただ観光客として表面を見てただけで、より深くパリを観察し、その文化に入り込む努力はしてなかったのかなと。漠然としてたんですが、そんな感覚がありました。
どんな街にも、それぞれの魅力があります。パリは何か違う、アンティーク的な古き良さと、様々な人々と彼らの好きなことをして生きるためのパッション、新しい風と、一面では切り取れない良さを多層的に感じるようになりました。
それでこの会社でインターンシップを始めたんです。そしたらまた共同創設者である二人が優しく、深い目を持った方たちで。
必死にパリを見つめました。ちゃんと感じないと、と。
ここには、これまで取材に行ったり、学んできたことを綴っていこうと思います。個人的な思いなどにフォーカスすることは今後のNOTEでは少ないと思いますが、記事の内容の深さや意外性、小さな部分ににじみ出てたら嬉しいなと思います🍊
追記:この画像の切り絵は私が中学生だったころに作ったものです。ミュシャの絵に一目ぼれし、自分の記憶の中で印象深かったコロッセウムを背景に置いてます。虹だったり雨だったり雷晴れだったりと、意味は分かりませんが、まぁ感覚としてやっぱりヨーロッパに思いを馳せていたのかなあなんて思います。
おぼんぱり みかん
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