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きっとエンジェルタイム
12月3日〜5日はとてもよく食べ、よく動き、よく鳴いた。
元気なころのみかんに戻ったようで、わたしたちを喜ばせた。
いつも見せていた「おしりフリフリダッシュ」も見せてくれた。
ああ、みかんは大丈夫。
このままきっと薬でコントロールしていける。
まだそばにいてくれる。
そんな希望を持てる3日間だった。
よく食べてくれるみかんにたくさんおいしいものを食べてほしくて
山ほどごはんを買ってきた。
食べやすいようにごはんの器も新しいものを買った。
でも、買ったときイヤな予感がしていたのも確かだ。
もしもすぐ使わなくなったらどうしよう、食べなくなったらどうしようという不安が心の隅っこにあった。
そんな予感に支配されないように、今目の前にいるみかんに全集中した。
いつもはわたしの足元で寝るみかんが布団の中で寝るようになったのもこの期間だ。
みかんのぬくもりを感じながら眠るのはとても幸せだった。
寝る前の儀式、ゆらゆら抱っこもこの時期は長めにやった。
ぎゅっとわたしの腕につかまりながら抱っこされるみかんは最高にかわいくて
この時間が永遠に続けばいいと思った。
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