春夏秋生の作家インタビュー第2話
【聞き手:春夏秋生× ラブ・芝田実(辺口)・たばやん】
秋生:Landoul spinはどこから取ったの?
実:今まで何かするには遠かった三人。ここでアートイベントをするのがきっかけでラブちゃんからパスがきた。
みかのはら~とをやる。今、アートってなんや?って考えたとき自分の中で「起業」が出てきた。独自の感性を社会に切れ込ます。この二人なら挑戦できそう。で、会社の名を作り出すってとこから。
ラブ:自分の思い浮かぶ日本と英語を思いつく限り並べて丸ごと辺口さんに投げた。
そこから三個に搾られ、land , spinが決まった。次の会議でずっと考えていたたばやんを会社に入れたいと思っていることを伝えた。
実:ラブちゃんとの話し合いで"許容"が明確な合言葉になっていて、許容というテーマには二人では足りない。
たばやんが必要やって聞いていいやんと思った。以前みかのはラジオのけいこさんの誕生会でこの三人が三銃士と言われて盛り上がった事が今回この三人が起業する事とぴったり合った。
ラブ:出展は実と経籠 会社としては三人でやるけど、実は二人に対するイメージは許容できない二人。その許容できない二人とやる事ほど手応えのある事はないし、自分の中の挑戦。
秋生:未知の世界やね
たばやん:私は今までの人生の中で許容されない事の方が多かったから、誰でもが許容される場所を作りたいっていうラブちゃんの言葉もすっと入ってきた。
ラブ:たばやんからもland spin から何か思いつく言葉をもらった。
たばやん:私はlandとspinの間にallがあったらいいなって思って、くっつけてLandoulってどうかなって。モンスターズインクにランドールというキャラクターが居て、悪役なんだけど、どこにでも何にでもなじめるカメレオンみたいな特技をもってるのね。それがLandoul spinのコンセプトに合ってるのではと思った。
実:あとsoulって意味合いもあったよね。land, soul, spin 色々な要素があっていいんじゃないかな。
たばやん:それと、oar(櫂)って意味も。自分で何処にでも漕いで行けるって意味を込めて。造語になるのかな。
ラブ:何かを作り出す意味でも造語が良いって思った。たばやんからの allを聞いて即、いいやんと思った。
実:決まるまでにスピード感があったね。Landoul spinって聞いて初めぴんとこなくて、?と悩んだ。ラブちゃんが即決したのと自分の受け入れ方の違いを感じる事ができて、たばやんが来てくれてより良くなったと思う。
ラブ:俺の中ではオール許容が全て。オール許容ができる人間になるのが今の自分の全て。否定はしない。意見はする。この三人やからできるものかなあ。
たばやん:ラブちゃんは考える人。私は直感で、閃いた瞬間にそのまま口に出る。そのまま動く。
実:all許容に向けての会社。それを実現させるために、まず自分が体現していく。
ラブ:allが入ってるって大きい。landって大地、そこで紡ぐ、いいやんって思った。
今までにあるものを繋げる。ほんまに良いとこ取りで繋げていける会社。で、何を展示するねんってなってくるけど(笑)
秋生:まず起業しようから始まった?
ラブ:ら~とに出展しようからの会社設立
実;やぎやがあることがとても大事。やぎやがあったからこういう動きになった。
ラブ:やぎやがなかったら出会わなかったし、何も始まってない。ここスタートの会社設立って面白いね。このアートイベントで会社するって言われた時には一瞬悩んだよ。
実:会社としての声明、宣誓としての声をこの三人が三者三様思うがままに展示したらいいと思った。
ラブ:やぎやに来た時からずっとここって思ってた。倉庫とギター部の練習スペースの間の奥まったスペース。ある程度の先まで俺には見えていて、この思いは絶対成立するって思ってやるから確信がある。進むべき道がもう決まっててそれを進める自信も持ってる。
失敗もあるけどね(笑)
実:俺は逆にそう思えなくて、答えが見えないままいく。だから最終ラブちゃんを信頼するしかない。ラブちゃんは自分にないものを持ってる。みんなが持ってるわけじゃない特殊な強さ。
たばやん:私は副会長タイプ。会長はできない。他のメンバーが言い辛いことを会長に伝えたりして、メンバーのモチベあげるとか。
ラブ:俺は指針決める人。思いつき役で突拍子もない事をいう二人のいう事を取り入れながら向かえる幸せ感が並でなくて至福の時。楽しくてしょうがない。
たばやん:今までは、アイデアを思いついて言っても、それを実現してくれる人がいなくてそこで終わってた。
ラブ:俺は辺口さんの行動力に惚れ込んでる。各個人に惚れ込んでる所がたくさんある。
実:オール許容が可能になる世界が目標。そのために何をしよう?
ラブ:毎年みかのはら~とと一緒に育っていきたい。みかのはらから飛び出したり、戻ってきたりして。この会社ではやぎやラブのやぎやを取ろうと思う。
実:そこ。名前をどうするか悩んでる。
ラブ:自分を変えれる力、人を変える力どっちも持ちたい。何か事を自分で起こす力を自分でつける努力を惜しまない。一緒にラジオでトークしている人から回遊魚やねって言われてる(笑)
たばやん:私は表現者としては、作られたものを表現する事はあっても自分の意見を表現する事はなかった。自分を出す事を小さい頃はしてたけど、それを否定された過去もあって自分を出さないように訓練してきた。自分を出す事って勇気がいる。ここでは、『たばやん』やから許してもらえるかなっていうのもある。それを自然に解放できる場があったら心がラクになるんじゃないかな。特に日本人は自分を出すの苦手やから。
ラブ:だから、たばやんは何でも言って、ここではそれだけ。それがここで活きてくることやから、って言うてる。
秋生:自分がしんどい時、一人で抱えてるとすごくしんどい。自分の苦しさって寄り添って聞いてもらうだけで救われる。でもそれを出せない人にとったらそういう場所があったら救われるよね。
ラブ:イメージは俺はそこ。何でも言える場を作る。誰が変わった事を言っても全然問題ない世界。俺はすごいわがまま。そんな俺をこの二人は許容してくれる。
実:ラブちゃんはエゴが強いけど、その事を自分で言語化できていてすごい。Landoul spinにはすごい可能性がある。
たばやん:私はラブちゃんのこと前から知ってるけど、『人の話あんまり聞かへん人やな〜』て思ってた(笑)
秋生:私は話を聞いてくれる人やと思ってる。
ラブ:俺は人によって感じられ方が違う(笑)
実:自分っていうエゴを許容している部分ではラブちゃんはトップ。俺は自分を許容できないから、この人についていこうと思う。
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