やっぱりサメと世界が終わる映画に戻る2020年の4月
「呪われた島 オーク・アイランドと財宝の謎」を見終わってしまった。
見るものがない。やることもない。相変わらずどこにも出かけられない。週末はずっと暇だ。
仕方ないのでリストに入れておいたB級パニック映画をまた見ることにした。
ちなみに私はB級パニック映画が大好きなので、このワードは映画に対する最大級の誉め言葉なのである。
そんなわけでB級映画ウィークが始まるよ~なノリだった一週間だった。
そして最初に見たのが
「パニック・マーケット」
スーパーの中が浸水してその中をサメが泳ぎまくる。という設定がすでにひどい。期待しかなかった。どういうことよ、と思わざるを得ない。ワクワクしながら見た。どんなトンデモ設定が来るかと構えていたのに。
最高だった。
サメ映画らしからぬ真面目な作り。スーパーにサメが来ちゃう設定も無理がなくてやるなーと思ってしまった。笑おうと思って見てるのに意外とよく出来ていてどうしようかと思った。サメ映画が好きな人はまず基本はみんな大好きアサイラムの「シャークネード」に尽きると思うが、また違う方向性で「パニック・マーケット」をサメ好きにすすめたい。
普通にちゃんと怖くなるように作っている。
そしてワンコが出てくるのだが、あえてネタバレするとワンコは死なない。
私は犬が好きなので、すべての創作作品の中でワンコが死ぬようなものはダメなのだ。ワンコはどんなことがあっても死んではいけない。主人公並に不死身でないと。爆風に巻かれてもしっぽを振って出てこないと。
許さない。
「パニック・マーケット」に出てくるワンコはサブサブサブヒロインくらいな扱いなんだけど、死なないからセーフ。許した。
あと、そこまでむかつくキャラが出てこなかったのもよい。
比較的多くの登場人物が助かったのもよい。
なんかB級でも人が死に過ぎるのは嫌だ。そんなところで死ななないで生きてくれ、と思う。
主人公とヒロインのみ生き残るとかもうね……ガッカリしちゃうよね。
サメ映画なのにカタルシスを感じられた作品でしたわ。
サメ映画なのに。