夏の神宮にはご用心を
いやぁ、金曜からいきなり暑くなりましたね。
関東はそうでした。
なんなの、梅雨っぽさ全開だったのに。
金曜日は会社の帰りに神宮に行ったので晴れたのはよかったですけど。
いやぁナイターでビールを飲むには最高に気持ちいい気温でしたが。思わずお代わりしまくりましたが。
神宮の売り子のおねえちゃんたちはみんなかわいくて気さくで一生懸命でいいよ。
いやどこのおねえちゃんたちもだけど。ハマスタもドームもね。
私が大学進学で東京に上京してたら絶対神宮のビール売りのバイトしてたわ。
そんなことはどうでもいいですね、はい。
土日は暑すぎでしたね。
ちょっとはこう、段階を考えて欲しいものです。
隣近所の一軒家のお宅のお庭でビニールプールを広げていらっしゃって、お子さんたちがきゃっきゃとはしゃいでおりまして、たいそう気持ちよさそうでしたがあれはお子たち本人たちは水に浸かってるから平気なのか、頭は直射日光浴びてるけど大丈夫なのかとかそっちばかり心配してハラハラしてました。
水浴びしてるから大丈夫なんかな。
頭に日光があたってるからアカンやんけーと思ってしまうが、カッパじゃあるいまし、大丈夫なんでしょうね。
干からびたりしない。
いやこの時期にね、神宮のデーゲームでね、ぼーと野球見てたらたまにぐったりしてるお子さんがいるんですよ。
また野球関係の話に戻って申し訳ないんですけど。
金曜じゃなくて、6月末の土曜日にデーゲームを見に行ったときのことなんですけど、私たちの隣はお父さんと10歳くらいの男の子で、最初は熱心に応援してたんです。
でも途中から男の子が大人しくなって、まぁ試合展開も派手さがなかったから飽きちゃったのかなぁと。
お父さんは全然気が付かなくて、めっちゃ熱心に試合を見てて、でもさすがに途中で「おい、お前眠いのか」みたいなことを言うわけですよ。でも10歳くんは何も答えないで下を向いてるだけで。顔が赤い。
その日は暑かったんですね。これは熱中症まで行かなくても一歩手前なのでは、と。
父親って、多分、母親より子供の体調の変化に気が付きにくいんじゃないかなぁと思います。
いい悪いとかじゃなくて、今の一般的な日本の生活環境がそうさせている。
特に小学生くらいのときの子供さんって、やっぱり母親が1番見ているでしょ。
きっとお母さんならすぐに気が付いたと思うんだけど、お父さんだから「眠いのか」くらいしか思わない。
10歳くんは最初は帽子をかぶってたんですけど、なぜか途中からかぶってなくて、ずっと目も閉じてて。
「眠いのか眠いのか」ってお父さんは言ってるけど、いやぁ眠いわけじゃないと思うなぁと内心思ってました。
でも他人様のお子様のことですし、今の世の中、他人様にあまり関わらない方がよろしいじゃないですか。
しかしお父さんはすでにビールを何杯か飲んでらしてわりと出来上がっておられたのであんまり冷静な判断も出来てないのかも、と。まぁ、ちょっと声をかけたんですね。
「暑いからじゃないですかね、熱中症になりかけかも」みたいなことを。
そんで持ってた帽子をかぶらせて、ヤクルトスワローズの応援グッズである傘を広げて(なんと都合が良い)影を作って、お水を飲ませて、首の後ろあたりを冷えたペットボトルで冷やして、とかまぁ涼しくなるようにしたんですね。
わたくしの優雅な観戦グッズであるマイ扇子で仰いで差し上げましたわ。ちょっと坊や王子様扱いですわよ。
それでお父さんとしばらく世間話をしてたら男の子はいつの間にか元気になりまして。
まぁホントに眠かったのか、頭が痛くなってたのかは結局言わなかったのでわかりませんでした。
その後、ヤクルトが点を入れるたびにその子とお父さんとハイタッチしまくりましたのですっかり生き返ったようでなによりです。