今週の空模様~2024/09/22のホロスコープ
1.はじめに
気がつけば9月も半分が過ぎています。
まだ暑い日々が続いていますが、暑さ寒さも彼岸までと言われるように、そろそろ涼しくなってきそうです。
実際の星空の方は夏の星々は西に傾き始め、秋の星々が空を彩っています。秋の空は少し寂しいところがあって、一番明るい一等星はフォーマルハウトという星しかありません。しかも、星座もみなみのうお座と呼ばれる、星座好き以外はあまり知らない星座にあります。
ぼんやりと空を眺めるには暑くもなく、寒くもないので過ごしやすい季節ではあるんですけれどもね。夕暮れも早くなって美しい夕焼けも見えるようになるので、少し寂しいところもありますが、ぜひ秋の夜空も見上げてください。
さて、そろそろ今週の空模様を見ていくことにしましょう。
2.2024/09/15からの星の動き
今週は大きな星の移動はありません。代わりにうお座で満月が起こり、月食となります。個人的な見方ですが、魚座で満月が起こり、それが月食になること自体が印象的です。
満月は何かが一つの完成を迎えるタイミングと言われますが、今回完成するのは春から少しずつ進んできた自己構築の部分になります。昔は苦手と考えていたり、あまり選択しなかった考え方を取れるような部分が出てきていれば、うまく自己構築の更新が出てきているのではないかと思います。
このあたり、もしかしたら非常に革新的なことが起こるかもしれませんし、後から思い出してみれば、あの時から考え方が変わっていたという見え方になるかもしれません。
天王星・海王星・冥王星とアスペクトを構築するタイミングでの満月と読む方もいますので、目に見えないところで、静かに革命が起こっている可能性もあります。
水瓶座から魚座までが満ちていくフェーズで、その後欠けていきながら牡羊座・牡牛座に移動します。
3.2024/09/22のホロスコープ
普通に楽しい時間という感じです。気分としてはニュートラルよりも少し気持ちいい感じでしょうか。
エレメンツの配分から見ると、火のエレメンツを持つ星座には星がなく、地に太陽と水星、風に金星と木星、水に火星と土星という具合です。星々の調子としては水星と金星が好調で火星と木星が不調という具合になります。極端な偏りもありませんので、癖がなく、普通に楽しい具合となりそうです。
楽しいのタイプですが、意外と成熟している感じがします。それぞれの星座の後半の度数に星が多く、火のエレメンツを持つ星座に星がないので、雨の日にゆっくりと読書を楽しむようなイメージがありました。もちろん例えですが、直感的に言葉をぶつけるのではなく、物語の登場人物の感情を読み取るように、大人のコミュニケーションが多くなるのではないかと思います。
4.2024/09/22のアスペクト
いい具合に星が散らばっているので、あまり強いアスペクトがありません。
やや甘く見ると、天秤座の金星と双子座の木星がトライン(120度のアスペクト)を組んでいます。他にも金星は太陽とセミセクスタイル(30度のアスペクト)を組んでいて、柔らかい印象です。
今年は春先に星が固まっていたのでアスペクトはコンジャンクションと呼ばれる0度のアスペクトばかりだったのですが、最近はトラインやスクエアも出てくるようになりました。スクエアは90度のアスペクトで悪く言えば衝突が起こりやすいとされますが、良く捉えると普段は壊せない壁が壊せると考えられます。
今週はアスペクト自体が少ないで、現在の星の状態がそのまま出ていく感じですが、金星は多少アスペクトを組んでいるので、天秤座でオウンサインの金星の影響が一番強くなるので、迷ったら楽観的に考えるバランス感覚が良さそうです。
5.おわりに
毎週空模様を見ていますが、似たような状況も繰り返し出てきます。今年は自分の再構築という言葉を良く使っていて、魚座土星が起点となっていますが、まだもうしばらく土星は魚座にいます。それなので、ことあるたびに自分を構築するという言葉が出てきそうです。
私が占星術の記事を書き始めたのが、今年の春でしたが、春先はほとんどの星が魚座周辺位集まっていました。その後、毎週空模様を見ていますが、あのタイミングよりもインパクトのある空模様には出会えていません。
一方で春先の空模様はどこか尖っていましたが、最近は色々な星座に星々が散って、バランスが取れているように見えます。
この先は、星々の調子が落ちるので、またしてもスピードダウンという感じですが、頑張ったり休んだりを繰り返しながら、日々の生活を楽しむ手助けのような記事を書いていければ、ライターとしては幸せです。
今週はこのあたりで。