今週の空模様～2024/11/03のホロスコープ
1. はじめに
ここ数日、ニュースのほとんどが野球と選挙に偏っている気がします。
普段は日曜日に記事を書くのですが、今週は土曜日に書いていて、夜はメジャーリーグの話題がたくさんという具合でした。
私は、大谷選手を見ていると複雑な気分になります。嫌いなわけではありませんし、夢を与えてくれる素晴らしい方です。
それでも思うのは、これだけ強い光の裏側には、どれだけ影があるのだろうと思ってしまうのです。大谷選手がたくさんの努力をして、現在の地位を築いていることには、疑いの余地はありません。一方で大谷選手に及ばない野球選手は、努力が足りないのでしょうか。一生懸命努力していたにも関わらず、怪我をしてしまった方はどうでしょうか。
大谷選手くらいの何かを持っていれば今回の選挙はあまり関係ないと思います。しかしながら、現実的には国の政策によって、生活環境が変化する方も多くいるはずです。どんな結果になるにせよ、少しでも多くの方が幸せになれ、極端に不幸な方もあまり生まれないような政治をして頂ければと思います。
さて、そろそろ今週の空模様を見ていくことにしましょう。
2. 2024/10/27からの星の動き
今週は蠍座で新月が起こります。ここ最近の空模様は水の星座が主役で感情の時間ですが、新月が起こる蠍座も水の星座になります。
水のエレメンツは感情に関わりが深いですが、今回の新月で心機一転という感じはしません。私はこの記事を書く際にはシンプルに牡羊座を第1室とするホロスコープを利用していますが、新月の起こる蠍座は8室に位置して、色々な「つながり」と関わりの強い星座だからです。
キーワードとして言えば、気づくべきものに目をむける……という感じでしょうか。わかっていたけれども目を向けられていなかったところ、本当は見るべき場所だったのにあえて目を背けていた部分に目をむけることになるのではないかと思います。
3. 2024/11/03のホロスコープ
シンプルに蠍座の週と考えて良さそうです。水の星座に星々が多い週で、太陽と月も蠍座に入るので、ここが主役という感じがします。
蠍座の世界は、牡牛座と対になるようなイメージで、牡牛座は自分が手にとって所有する感じですが、蠍座の場合は同じ所有でも他人から貰う部分になります。牡牛座が表面に触れるのであれば、蠍座は内面です。
水のエレメンツに所属する星座は、蠍座の他にも蟹座と魚座がありますが、どの星座も内面と関わりが深い星座になります。内面、人間に置き換えると感情になるのですが、感情の世界では現実ではできないことをすることもできます。その分、感情を不意に切りつけられると非常に傷つきますし、優しくされれば、自然と涙が溢れることもあります。
蠍座は、水のエレメンツを持つ星座の中では、最も一人で完結しない星座になります。感情論が肯定されることはあまりありませんが、人間である以上感情を無視することはできません。その部分に目を向けるタイミングが今週になるのではないかと思います。
4. 2024/11/03のアスペクト
蠍座の太陽は魚座の土星とトライン(120度のアスペクト)を形成します。もう一つのアスペクトとしては射手座金星と双子座木星がオポジション(180度のアスペクト)を形成しているのも特徴です。
全体としてホロスコープをふわりと見た時に、過度に悲観的にならず、優しく手を差し伸べられるタイミングではないかと思いました。
星々の調子が良い時は、どんどん前に進むことができて、調子が良い方々には気持ちの良い時間ですが、思うように動けていない方にとっては、ある意味で辛さも出ます。ポツンと取り残されるようなイメージですね。
一方で、今は星々の調子も今ひとつで、スピード感もないので、ゆっくりとした時間を過ごすことができます。その中で、水のエレメンツでの土星が絡んだトラインは非常に現実的で救済的ですし、金星と木星のオポジションは細やかな幸運が起こるタイミングにも見えます。
5. おわりに
今週の記事は、冒頭でいつもよりも踏み込んだことを書いた気がします。
内心としては、私の個人的なやっかみもあるかもしれません。だって羨ましいじゃないですか。多分、相当に幸せな人生を大谷選手は送っていると思います。
別に自分が不幸とは思っていませんし、どちらかと言えば幸せな側だと思います。
それでも、普段の生活の中で、色々と苦労をしているのを見ると、大谷選手の幸運をもう少し分けてあげられたら、不幸ではなくなる人もいるのではないかなぁと思ってしまいます。
多分、今の世間のリソースは、普通の人間が普通に幸せに暮らせるだけのリソースは揃っていると思います。それにも関わらず、大谷選手や選挙のニュースの間に目も覆いたくなるような悲惨なニュースが飛び込んでくるのは、どうにかならないかなぁと考えたりします。
今週はこんなところで。