千鳥ケ淵戦没者墓苑
九段下と半蔵門の間にある、千鳥ケ淵戦没者墓苑へ
行ってきました。「無名戦没者の墓」として、昭和34年に、作られたとの事です。( 因みに 近くにある靖国神社は、御骨は無く、御霊だけがあるのだそうです。遺品もあります。)
とても手入れの行き届いた墓苑です。
その上、毎日 開苑しています!
いつでもお参りに来て頂けるように、との配慮だそうです。
祝日及び年末年始を含め、休苑日は無いそうです。
この墓苑の一角に、戦争ではなく、
戦後ソビエトで拘留されていて無くなった方、
引き上げ途中に無くなった方を弔う、
追悼慰霊碑 と 平和記念碑が あります。
驚いた事に、
千鳥ヶ淵戦没者墓苑 全体は、環境省の管轄。
発掘されたご遺体の遺骨は、厚生労働省管轄。
慰霊碑は、総務省管轄。
それぞれ縦割り行政で、
庭木のお手入れの予算が、組まれているそうです。
皇室の方の休憩所から 前屋と六角堂に向き合うと、そのまま皇居まで、一直線に挑めるように 設計されているそうです。
墓苑の維持には、草取りや敷石磨きや生花の生け花など、多くのボランティアさんの活動もあるそうです。
私が訪れたのは、桜の花の咲く前でしたが、既に 千鳥ヶ淵の遊歩道には、混雑時の準備が着々と用意されていました。