【みかんづめ。の夏休み企画!】#1 怪談、集めてみました。─意味が分かると怖い話 連続10本! ※ホラー注意!

みなさん こんにちは!
みかんづめ。です!
今回のnoteは
特別な 夏休み企画!

みなさん 夏休みは元気に過ごせていますか?
学生のみなさんは 自分と一緒に
宿題の山を片付けましょう笑!

ということで
夏休み企画 第一回目は

意味が分かると怖い話 連続10本!

です!
定番ですね!

今年も異常に暑い夏がやってきました!
ぜひ みかんづめ。と一緒に
怖い話で涼みましょう!

ただし ホラーが苦手な方は
無理しないでくださいね。
レベル分けしているので
自分の行けるとこまで行ってみましょう!

みかんづめ。の怖い話はあまり怖くないらしくて
むしろ 面白いそうです、、、。
怖いの作りたいなあ なーんて、、、笑。
みなさんの勇気と みかんづめ。の想像力と
勝負です!
今年こそは怖がらせます笑!

それでは
どうぞ!

説明

・お話 と書かれたところから
物語が始まっていきます。
・終 でその話は終わりです。
一度 手を止めて考えてみましょう。

分からない方は ゆっくりスクロール。
ヒントが出てきます。

ヒントを越えたら答え合わせです。
合っているか確認してみてください。

ゆっくりスクロールすることを推奨します!
早く読み進めると ネタバレが発生するので、、、笑
気を付けてくださいね(*´ー`*)


レベル★☆☆☆☆ 転校生

・お話

僕の転校生がやってきた。
自己紹介もせずに、教室を歩き回る。
名札に「ナガツキ」と書かれていたから
彼女の名前は分かった。

ただ、不思議なことに
ナガツキさんには机も無いし、
ロッカーも用意されていない。
ナガツキさんは少し迷ってから
空いていた僕の後ろの席に座った。
新しい学校に来てから、こんなにひどい環境なんて。
せめて、僕だけでも味方になろう。

よし、と心を決めて、彼女に話しかける。
「ナガツキさん、よろしくね」
クラスメートは僕のことを怪訝そうな目で見た。

・終





・ヒント

どうして机もロッカーも無いのでしょうか。






・答え

「ナガツキさん」とは「僕」にだけしか見えていない
幽霊です。

クラスメートはもちろん見えないので
怪訝そうな目を向けてしまったようです。

レベル★☆☆☆☆ かくれんぼ

・お話

5人は公園でかくれんぼをしようと言いました。
そのうち1人の少女が鬼をやることになり
4人はかくれました。
30秒後、少女は探し出します。

1人目は滑り台の下、2人目は木の上、
3人目は木のうしろ、4人目と5人目は
公衆電話ボックスのうしろに隠れていました。

少女は簡単だったと笑い、
もう一度やろうと言いました。

・終





・ヒント

かくれんぼは何人でやる予定でしたか?




・答え

5人の内 1人は鬼をやっているので
見つけるのは4人です。

ですが この少女が探したのは
5人でしたね。

誰を見つけたのでしょうか。

レベル★★☆☆☆ バス

・お話

バスの中で寝ていた私は
降車ボタンが押された音で起きる。
あぶない。寝過ごすところだった。
私は小さなバス停に停車されたバスから降りる。
私で乗客が最後の一人だったらしい。
乗客のいないバスは出発する。
お客さんがいないのに走るなんて、
本当に大変そうだな。

私は帰り道を一人で歩く途中、とあることに気付いた。

・終





・ヒント

どうしてバスを降りれたのでしょうか。




・答え

「私」は降車ボタンの音で目を覚ますことが
できたから 降りることができました。

しかし 乗客は「私」一人だったそうです。

では ボタンを押した人物とは、、、?


レベル★★★☆☆ 遊園地

・お話

今日は4才の娘と遊園地に遊びに来た。
看板には「楽しんでね」と
ポップな書体で書かれている。
「楽しそうだね」
と僕が娘に声を書けるが、娘は看板の前で
止まってしまった。
「どうしたの?」
と聞いても、反応が無い。
娘は震えながら
「はやくかえろうよ」
と言った。

・終





・ヒント

娘さんは何歳でしたか?






・答え

4才の娘はひらがなしか読めないため
「楽しんでね」が
「しんでね」
と書いてあるように見えたのです。

レベル★★★☆☆ 友達との会話

・お話

数時間前、俺は友達とこんな話をした。

「なあ、聞いてくれよ!」
「何だよ、急に」
「昨日見ちゃったんだよ!線路に女の子を突き落とす奴を!しかもそれ、社長の娘さんなんだって!」
「は!?お前それまじで言ってんの!?」
「本当だよ!そうやって上司が言ってたんだ!」
「おいおい、嘘だろ!?怖いって!」
「俺もこえーよ!ほんとに身震いする!」

俺も、思い出すだけで身震いする。
本当に聞きたくなかった。

・終




・ヒント 友達との会話を思い出して
     身震いしたのですか?




・答え

線路に突き落としたのは語り手。
「思い出すだけで身震いする」とは
友達との会話を思い出したのではなく
線路に突き落としたことを思い出したのです。

不注意で落としてしまったのでしょうね。

にしても 聞きたくなかったと思います。
まさか 突き落としてしまった少女が
社長の娘だなんて。



レベル★★★☆☆ 盗撮

・お話

「ねぇ、まだなの?」
 彼女が呆れたように言った。
「それがさあ、、、。まだなんだよ」
 俺も呆れたように返した。

「盗撮、やっぱりされてるんだ」
「ああ。思い当たるやつはいないし、気がつけば撮られてんだよな」
 俺は最近、誰かに盗撮されている。俺の部屋の出入りの写真から生活音の録音まで。
「隣の部屋の人?だったっけ。今いないの?」
「いや、いつもお前が帰った瞬間に隣のドアの音がするんだ」
 犯人は確定で隣の部屋の人。管理人の話だと、最近引っ越してきたらしい。
「本当に怖いね。今日も気を付けてよ」
 彼女は腰を浮かせて、玄関へ向かう。そして靴を履いてから、
「もし犯人を見つけたら私が倒してあげるっ」
 と彼女はボクサーの真似をした。
「ははっ。頼もしいよ。本当にありがとう」
「またいつでも言って。それじゃあまたね」
「またな」
 そう言って彼女は部屋を出ていく。俺は誰にも開けられないようにすばやく扉に鍵をかける。

 数秒後、いつものように隣の人がドアを開ける音がした。

・終




・ヒント ドアを開ける音が聞こえる
     タイミングは、、、?




・答え

彼女が犯人です。

すばやく鍵をかけるので 
彼女の行方は分からないでしょうね。

彼女は隣の部屋に住んでいました。


レベル★★★★☆ タクシー

・お話

俺は夜遅くまで働く、とある大手企業の会社員だ。
入社一年目で、まだ分からないことも多々あるため
会社で働くことは疲れる。
職場はとてもいい雰囲気で好きなんだけど。

今日も疲れた。
仕事が山のようにあった。
金曜日ということもあってさすがに疲れ果て
電車に乗る気にもなかったから、
タクシーを捕まえた。
車内に入り、家まで、と運転手に伝える。
そしてそのまま眠ってしまった。

気がついたら俺の家の前だった。
運転手が起こしてくれて良かった。
俺は謝罪と感謝の言葉を口にし
運賃を払い、外に出た。


俺は家のドアに手を掛けたところで
とあることに気付く。

・終




・ヒント

「俺」は運転手に何と伝えましたか?





・答え

「俺」はタクシーの運転手に「家まで」と
伝えましたね。

さて なぜタクシーの運転手は
家までたどり着けたのでしょう。

まだ 住所も何も言っていないのですよ。


レベル★★★★☆ 父との会話

・お話

私は昼ごはんを食べ終えて
自分の部屋に向かった。
部屋に入り、ガチャッと戸を閉める。

そして私は読書のため本を開き
しばらく集中する。
ふと、音楽を聴きたくなり
スマホを起動し、イヤホンをつけて
音楽を聴く。

と、ノックの音がし、スッと戸が開いた。
私は振り返る。

「お父さん!どうしたの?」
お父さんは私に訊く。
「お父さんのスマホ充電器知らない?」
「お父さんの?知らない」

「最近は友達も呼んでいないし、この家には二人だけだし。もしかしたらヤヨイが持っていると思って」
「私、持ってないよ。自分のがあるし、わざわざ取らないよ」
「そうだよな、ごめん。また見つけたら言ってくれ」
「分かった」
そんな会話を終えて、父はスッと戸を閉めた。

と、床に積まれている本の隙間から
何か白いものが出ていることに気づいた。
なんだろうと手に取ると
父の充電器で「お父さん」と書かれている。

あれ、私が持ってたんだ、と焦る。
お父さん、許してくれるといいな。
私は立ち上がって部屋を出た。

・終






・ヒント ドアが一つだけだとしたら
     何も違和感がありませんが、、、。





・答え

この部屋には戸が二つあります。

開き戸は「ガチャッ」という音を立てます。
引き戸は「スッ」という音を立てます。
それはみなさん ご存知ですね?

この部屋の戸は開き戸と引き戸が一つずつ存在します。

引き戸は開き戸と比べて静かなため
イヤホンをつけて音を聴くヤヨイさんには
戸を開ける聞こえません。

お父さんはしっかりノックしたので
ヤヨイさんは気がついたのですが、、、。

つまり この家には二人以外の人が侵入しており
読書と音楽に夢中になっている隙に
ヤヨイさんの部屋の引き戸を開け
充電器を隠したのでしょう。


レベル★★★★☆ 犯人さがし

・お話

「おい、ムツキを盗撮したやつ、出てこい」
担任は私たちにすごい形相で言った。
昨日、ムツキは盗撮された。
しかもその写真をSNSにあげられているため
学校の先生の間では大事となっている。

ただ、朝の先生の話の中で
誰も自首する者はなく
この問題はお預けとなった。

私は話が終わった後、急いでムツキに駆け寄る。
「ムツキ、大丈夫!?」
「全然大丈夫だよ」
彼女は笑った。その後、
「私も悪かったんだよ。私が信用してたのが悪いんだ。こんなこと無いだろうって」
「そっか。その写真、消されたの?」
「まだ消されてないんだ。先生に頼んでるよ」

と、私たちの会話を近くで聞いていた先生は、
「ムツキ、大変だったな。今は怖いだろうけど、大丈夫。カンナ、そばに居てやってくれ」
と言った。
「分かりました。ムツキ、私が守るから任せて!」
「えー?もっと怖くなっちゃうなあ」
なんだとー、と私はムツキをつつく。
先生は笑った。
ムツキも笑っていたが、目線は先生を見ていた。

・終





・ヒント

ムツキは何を信用したことが失敗だったのでしょうか。






・答え

犯人はカンナです。

ムツキのセリフ「私が信用してたのが悪いんだ」は
盗撮されることなんて無い、という思い込みでもなく
先生のことでもなく、
ムツキのことを信用していたのが悪かった、
という意味です。

カンナがムツキのことを守る、と言った際に
ムツキはもっと怖くなる、と言いました。

それはムツキがやったことを知っていたからです。

そんな人をそばに置くなんて
たしかに怖いですね。


レベル★★★★★ まくら

・お話

ある男女は別れることになった。
別れる日、彼女は彼氏の腕を掴んで言った。
「ごめんね、私のわがままで別れることになって、、、。
 一緒に買ったものは置いていくわ。
 ただ、枕。枕だけは私が持っていくわ。
 これがないと寝られないの。」

彼氏は別れが現実になり、悲しみが押し寄せてきた。
ポタポタと床に、雫が落ちる。
そこから先の話は聞き取れなかったが、
彼女は部屋を出ていった。


・終






・ヒント

どんな「枕」なのか、に着目です。





・答え

ここで言う枕は彼の「腕枕」でした。
彼は腕を切られてしまったんですね。


ありがとう!

はい!
というわけで 第一回目の夏休み企画は
終わりとなります!

まずみなさん!
ラストまで読んでいただいてありがとうございました!
お疲れ様です(*´ー`*)

どうでしたか?
面白かったかな?怖かったかな?
どの話が一番怖かったか など
感想を またコメントで教えてください!

自分が一番怖いと思ったのは
「タクシー」でした、、、!
たしかに「家まで」しか言ってなくて
なんだかヒヤッとしました、、、。
笑。

ちなみにみかんづめ。はいくつお話を作ったか
分かりましたか?
(少し考えてみてください(*´ー`*))


正解は 「転校生」、「かくれんぼ」、「友達との会話」、
「盗撮」、「犯人さがし」の5つでした!

頑張った方ですが、、、笑。いかがでしたか?

残りの5つはネットから引っ張って
リメイクしました。



次回はどんな企画をやるか分かりませんが
ぜひ お楽しみに!

夏休み 楽しんでください!!

それじゃあ
またね!


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