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「はじめてのインク水彩」というワークショップ

こんにちは!
万年筆インクで絵を描く「インク水彩」のワークショップを開催いたします。この記事では、今回のワークショップでどんなことをやるのか、詳しく解説していきます!

今回のワークショップについて

『インクマゼルで楽しむ、はじめてのインク水彩』
「調色×色変」でオシャレな影のシンプルイラストを描く
・日程:9月28日(土)・29日(日)
・時間:両日各2回 11時〜13時 15時〜17時
・定員:各回16名
・会場:新宿 伊勢丹会館5階

ワークショップメインイメージ

今回のワークショップは新宿ISETANさんの「彩り祭・書くことの魅力展」企画で生まれました。

ISETAN⽂具×布百貨店
2024年9⽉25⽇(⽔)〜10⽉1⽇(⽕)
伊勢丹新宿店 本館5階 センターパーク/ザ・ステージ#5

ISETAN⽂具×布百貨店 メインイメージ

「はじめてのインク水彩」とは

ワークショップ風景

「はじめてのインク水彩」は画家サトウヒロシが講師をつとめる、万年筆インクで絵を描く初心者向けのワークショップです。こんな方々に楽しんでいただける内容となっています。

  • インクで文字だけでなく絵を描いてみたい

  • インク特有の絵の描き方を体験してみたい

  • 絵心はないけれど、これから絵をはじめてみたい

  • 絵の具で描くのは難しいと感じている

  • インクの新しい使い方を学びたい

  • 色々な文具・道具と出会ってみたい

万年筆インクにはいわゆる画材、透明水彩やマーカー、アクリル絵具、油彩とは違った特徴があり、固有の描き方が沢山あります。

インクならではの色々な塗りの技法

万年筆インクの多くは「水に溶ける」性質を持ちます。
水に弱いその特性は、文字を書く上では弱点ですが、絵を描く上では美しいグラデーションや、水を使ったさまざまな表現手法が実現できる大きなメリットになります。

また、ひとつひとつの技法は「その場で習得できる」シンプルなものばかりというのも魅力です。

混色できる20色の万年筆インク インクマゼル

インクマゼル 全20色

今回使用する万年筆インクは「インクマゼル」という混色可能、自分の好きな色のインクを調色できるインクです。

インクマゼルの特徴はなんといっても「20色」のベースカラー。絵を描くときに便利な「中間色」を作りやすいのと、ベースカラーをそのまま使用するだけでも豊かな色彩を実現できるところ。

調色と色変で色のしくみと配色の考え方を学ぶ

「色彩理論」といってしまうと、初心者にはハードルが高くなる色の話。
そんな色彩ですが、手早く仕組みを理解するのに万年筆インクはうってつけの道具なんです。

インクははじめから液体なので、1滴1滴まぜるだけで、すぐに混色されます。例えば青と黄色ををそれぞれ1滴ずつ混ぜたら、ちゃんと緑になります。普通の絵の具だと加減が難しい混色が、インクでは簡単に、正確に行うことが可能です。

このワークショップでは、

  • パレット上で色を作るのが「調色

  • 紙の上でどんどん色を変えて行くのが「色変

として色作りと、実際に描きながら色を変えていくワークをご用意しています。

混色や色を変えていく楽しさを色彩理論とともに体験

サトウヒロシのオリジナル調色インクレシピ

インクマゼルで調色した「クラフトカラー」シリーズインク

作画に便利な中間色をイメージしたサトウヒロシオリジナル調色の「クラフトカラー」シリーズインクです。参加特典の「作画の手引き」には、このシリーズの調色レシピを掲載します。是非ご活用ください。

新色『クラフトブルー』はオリジナルラベルが付きます!

『クラフトブルー(下地の青)』

新色「クラフトブルー」にはKA-KUさんがラベルを作ってくださいました。
特典のインクで「クラフトブルー」のレシピインク4色を選んでいただくと、ラベルとパッケージのセットが貰えます!

ドロッパーボトルタイプのインクマゼル

今回使用するインクマゼルは調色のしやすい「ドロッパーボトル(スポイトがボトルについている)」タイプなので、パレットに好みの量のインクを落として正確な「調色」を体験できます。

ドロッパーボトルからパレットに水滴のインクをのせていく

シンプルな絵に色彩豊かな影を塗っていこう

絵心がなくても、描ける絵があるんです。

今回のワークショップではボールペンなどで描ける、猫や小物、葉っぱのユル〜い図案を沢山ご用意いたします。そこに「色変」で描いた影を付けていきましょう。

猫の線画に彩りある影を加えた作例
ドリンクとパンの線画に彩りある影を加えた作例

はみ出してもOK、どんな色を使ってもOK。

描き上げてみれば、オシャレにまとまったカットイラストが完成しています。

ただ塗るだけでなく、「色のしくみ」「配色のコツ」「色をのせる手順」の解説を聞きながらワークをすすめます。「何色から塗れば良いのか」「どの色がキレイなのか」とこれまで迷って上手く塗れなかった方には、その入り口になる描き方が体験いただけますよ。

応用するとこんな絵も描けます

作例01:草花絵
「色変」を重ねて葉っぱや花を描いてみましょう。豊かな色彩で手早く美しい表現ができます。

草花絵

作例02:人物
シンプルな線画に「色変」でゆるい塗りを重ねます。
人物を塗る時のパーツごとの繊細な塗りは必要なく、大味で自由な着色を重ねて「統一感」のある色合いを作れます。ご自身の好きな人物線画に合わせて着彩してみましょう。

人物

豊富な道具と、豪華な参加特典

4人テーブルに設置される全20色のインクマゼル

会場には手ぶらでお越しください。ワークに必要なすべての道具をご用意してお待ちしています。

各4人席のテーブルには全20色のインクマゼルがあり、自由にお使いいただけます。パレット、マドラー、つけペン、ティッシュ、お水など、必要な道具はすべて揃えております。

前回のワークショップテーブル

豪華な参加特典!

このワークショップでは豪華な参加特典も魅力です!
特にinkmazeru調色セットは、ワークショップ限定で「ドロッパーボトル」タイプのインクマゼルを3本、お好きな色を選んでお持ち帰りいただけます。パレットやマドラーもついているので、ご自宅で自由に好きな色のインクを調色いただけます。

★inkmazeru(インクマゼル)調色セット
選べるインクスポイドボトル4色/マドラー/専用パレット/空ボトル/計量カップ/専用ポーチ/ラベルシール
★作画の手引き
本ワークショップ限定のレジュメです。ご自宅で復習される際にもご活用いただけます
★作例ポストカード
作画見本のポストカード、及び、そのまま試し塗りができる用紙
★調色用・色見本シート
調色の見本を作れるシートです。作った色を記録できます。
インク水彩スターターセット
水筆/つけペン(iro-utsushi)/スプレー/平筆

※「inkmazeru(インクマゼル)セット」はワークショップ終了後、伊勢丹新宿店 本館5階 センターパーク/ザ・ステージ#5 ISETAN文具会場にてお引き換えいたします。

インク水彩は本格的な絵画も描ける技法です

インク水彩は今回みなさまにご体験いただく「染料インク・インクマゼル」以外にも沢山の種類のインクや道具があります。豊富な道具をひとつひとつ楽しみながら、本格的な絵も描いてみましょう。

インク水彩で描いた「ワインとパン」2024©サトウヒロシ

ご予約・お申し込みはこちら

ご予約・お申し込みは下記、MITSUKOSHI ISETAN SHOPPINGよりどうぞ!

https://www.mistore.jp/shopping/brand/list?brand=006953

オンラインからのお申込期間は
2024年9月4日(水)午前10時~9月24日(火)午前10時まで
となっています。
お待ちしています!

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