OUR SUAC HOURとは「時間と場所」である
春過ぎて夏来にけらし。4月から5月中旬・この頃にかけて、ラウンジで耳を澄ませていると「あわあわ……」「あわあわに出るときの……」と話しているのをよく耳にします。
この記事を読んでくださっている方は、もちろんただの擬音でないことはご存じだと思いますが、この記事であわあわ=OUR SUAC HOURについて・現状とこれからについて、現代表である私が考えていることを含めてお話します。
お願い
このnoteの収益は今年度のOUR SUAC HOURの運営資金に充てさせていただきます。資金繰りの現状については後述しますが、現在あわあわは運営メンバーの金銭負担で運営を行っています。少しでもあわあわを応援したい・運営には参加できないけれど何か協力したい!と思ってくださる方は記事の購入をお願いいたします。有料・無料で記事の内容の差はありません。
5/20追記 ご支援ありがとうございます。無事開催終了しましたので、有料部分を取り下げました。
1.OUR SUAC HOURとは?
はじめにOUR SUAC HOURについて説明します。OUR SUAC HOUR・略してアワアワはざっくり言えばSUACの春フェスです。完全身内向け、SUAC生によるSUAC生のためのイベント。2020年から始まり、今年で4年目を迎えます。私は21年入学のため初年度は体験していませんが、2020年当初はコロナ禍で学内のさまざまなイベントが制限されている中での開催だったと聞いています。(あわあわの歴史をまとめたnoteも書きたいな)
私たち有志の学生による運営で、例年ステージ発表やマーケット(※)・交流・ワークショップなどを行っています。もっ~と簡単に言うと身内で楽しく気軽にイベントしようよ!という雰囲気です。
(※)今年度から諸事情によりマーケット→「みほんいち」に実施方法が変更になりました。
11月に行われる学祭・碧風祭(以下碧)の前座というと大変おこがましい言い方ですが、碧よりも出演・出展のハードルが低いイベントであることが特徴かなと思っています。
今年のコンセプトは「ほっと・ふらっと・すあっく」です。気軽に立ち寄って楽しむ・学年学科の別なく交流できる・安心する場所であることを目指したものです。(hotでもあり、安心するの「ほっと」でもあります。ふらっともFlatとかけています。せっかくだから説明しちゃう。)椅子をたくさん置きたい。
出演者や出展者に知り合いがいなくても、友達と一緒の参加じゃなくても、ひとりでも大丈夫!ふらっと来てふらっと帰ってください。あなたが出会いの広場で立っている/座っているその場所が、あなたの居場所です。その時間の中でちょっとでも来てよかったな~寄ってよかったな~と思ってくださったら運営は万々歳、あわあわ大成功です。
そんなわけで、当日は椅子をたくさん用意したいです。
2.今年の特色(昨年と特に違うこと)
①みほんいち(旧マーケット)
学内の規則でイベント内で金銭のやりとりができないため、マーケットから展示・お取引の場としての「みほんいち」となりました。従来のお祭り屋台のような感覚を残しつつ、ルールの範囲内での開催となります。お取引の方法は受注・後日取引・販売サイトの利用など各出展者さんによって異なりますので、お財布を持たずに来てみてくださいね。
②ドレスコード:頭に何かつける
ドレスコードはイベントの一体感やワクワクを増やすために設けています。つけてこなくても全然大丈夫ですが、つけてくると何かいいものがもらえるかもしれません。
昨年のドレスコードは「デニム生地」でした。みんな一つは持っている素材で、ステージ出演者も意識して取り入れてくれている方が多かったです。
今年は「頭に何かつける」なので、にぎやかになること間違いなし!どんなすてきなファッションが見られるかとてもわくわくしています。
③SUACカタログ
SUAC生が自由に情報発信できる雑誌(zine)として、SUACカタログを作成しました!募集していた記事をまとめたものになります。サークル・個人・趣味のことなど、ほんとうに自由に書いていただいたので、寄稿してくださった方もそうでない方も是非手に取ってみてください。開催期間中・出会いの広場で配布する予定です。
3.あわあわ運営の実情
続いて、かなり正直に運営の実情をお話します。
①運営メンバーめちゃくちゃ募集中!
2024年度の運営はステージ・みほんいち・広報・装飾の部門にざっくり分かれていて、分担を掛け持ちしつつ実働7人で動いています。私を含めてそのうち3人は4年生のため、来年はいません。(たぶん……)もちろん、出演出展団体やp@tchさんをはじめ協力してくれる方々がいてくれてあわあわは成り立っています。
ただ、残りの後輩4人たちが来年度も運営に参加してくれたとして、4人だけでは進めていくのはかなり難しい。5日間開催が3日間開催になったのもそのためです。(5/20追記:7人のメンバーで授業を犠牲にせず準備を行えたのは授業が少ない4年生のメンバー、また元運営メンバーなどのボランティアの都合がついたからです。運営メンバーが増えれば、そのリスクや一人当たりの負担が少なくなります)私の力不足もありますが、皆が少しずつ時間やできることを持ち寄って活動している中で、人数が少ないと運営上必要なことに時間を持っていかれがちなので。
イベント運営という枠にとらわれず、何かやりたいことがあればそれをやるためだけでもいいので運営に入ってみてほしいです。SUACカタログも運営メンバーの持ち込み企画が実現したもの。(来年もやるかどうかそもそも分かりませんが)何をどうやるか決めるのもこれから運営に参加する皆さんです。人が多い方が絶対楽しいですし……。
何かやりたいな~という方、SUACに多いと思います。10月11月くらいから動きます。ぜひ運営に入ってください!あわあわなら、なんでもできます!
②お金がありません!→大丈夫そうかも!
あわあわ運営、現在すべてメンバーの自己負担で活動しています。昨年までは学校からの補助費が出ていたのですが、今年度はゼロ。→5/20 ゼロにはならなさそうです。ご支援いただきありがとうございます。
ルール上、出展・出演者に参加料を払ってもらうこともできませんし、お金を取ることが本意ではないです。学内で大々的に募金活動をすることも禁止されているためできません。装飾など物品で直接応援いただいた皆様には改めてここでお礼を申し上げたいです。
印刷代・装飾代・そのほかあわあわを盛り上げるための物品を購入しています。まとまった収益が入りましたら、収支の報告もさせていただく予定です。
そのためnoteで間接的に応援をお願いしています。(収益は私のところに入りますが、すべてあわあわへ還元します)はじめにも書きましたが、少しでもあわあわを応援したい・運営には参加できないけれど何か協力したい!と思ってくださる方は記事の購入を何卒お願いいたします。(有料部分は後半にあります。無料で読める範囲と変わりません)
4.これからのあわあわの話
これまで・現状と来たのでこれからのあわあわのお話をします。
※ここからは私の個人的な気持ちや考えを多く含みます。おきもちというやつです。
先日友人が始めるラジオ(ごちぬまラジオ)の初回ゲストにお呼ばれしてあわあわの話をしたとき、「あなた(私・むらまつ)にとってのあわあわとは?」というお話になりました。
https://open.spotify.com/episode/0PafCN2cUFd8DgMivv8tQs?si=KV8A_mZMSTetREPbeTfUlA
私にとってあわあわとは「時間と場所」だと思っています。 やや格好つけましたね。ただ「OUR SUAC HOUR」という名前の通り、「SUACの・私たちの・時間」であれば、そしてなんとなくこの時期の開催であれば、ステージやみほんいちがなくとも、あわあわとして成立すると思うんです。 これは先代・代表が言ってくれたことでもあります。そのイベントや企画が「私たちの時間」を意識したものであれば、内容は違うものでもあわあわだよね、と。(私の解釈ではこんなことをおっしゃってたと思います) まさしくその通りで、あわあわ大運動会でも、あわあわ菓子パでも、あわあわの理念と思想さえ残っていればそれはもう「あわあわ」と呼べるんじゃないか……?!(理念と思想って言い方が強いな、「思い」くらいにしましょうか) 「あわあわという思念体」を継承してくださる方がいればよろしくお願いします。
私は「みんなでひとつのものを作る」のが好きなタイプです。SUACカタログはまさにそうです。昨年もあわあわマーケットでも、惚々屋というグループでみんなの記事を集めたzineを発行させていただきました。今でも宝物。
振り返ってみると、高校のときとか、学祭の階段装飾・体育祭のクラス旗・ああいうのって気付いたら女子のグループで勝手に決まってて、「なんか気付いたらできてたんだよね、私たちは知らないけど……」みたいに思われがちじゃないですか。私はあれが嫌で制作過程で全員参加できるようにデザインして作らせてもらっていました。一体感とかではなくて「あなたも無関係じゃないからね?やったからね?」とクラスメイトを無関係にさせたくなかった。一体感というやつを感じなくても、参加しているという意識を持っていてほしかった。
たぶん今もその延長線上にいて、イベントをやることもそのひとつかもしれないのかな、と思いました。あわあわも運営という形でなくても(運営には入ってほしいけど)何らかの形でみんながかかわっていってほしいと思っています。業後の出会いの広場に足を踏み入れたら、みんなひとりひとりがありがた~い来場者だよ~!無関係じゃないよ~!
形を変えても、なんらかの形であわあわが残っていってほしいなと思っています。どちらでもいいけれど。
正直に言って、私が引き継ぐときは「私の代で無くなったら後味悪いしあったほうが楽しいだろうからまあやるか……」くらいにしか考えていなかったし、企画段階から「時間と場所!」をずっと意識して企画していたわけではないです。開催を間近に控えて、改めて考えたときに思ったのがこのキーワードでした。
あとは私みたいに、どのサークルにも所属してない・ふつうの芸文の学生でも(これまでの開催経験・心強い運営の仲間たち・周囲のご理解とご協力があってのことですが)やろうと思ったらできるんだよ、と言いたかった。昨年より小規模になってしまったけど、とにかく開催までこぎつけました!嬉しい!ありがとうございます!
5.おわりに
運営の仲間たち、出演者出展者来場予定の皆様、p@tchさん・放送部の方、あわあわ頑張ってねと声をかけてくださる皆様、チラシデザイン担当の方、ボランティアの皆様、SNSやTwitter(X)で呼びかけたらいつも反応してくれる方々、いろいろ貸し出してくれている学務や地域連携や財務、物品を提供してくれた皆様、リハや雨天の際の体育館スペースをゆずってくださった運動サークルの皆様、そしてこのnoteを読んでくださった皆様に改めて感謝申し上げます。ありがとうございます!大好きです!
また来年も、もしくは私が在学中のときにでも、ラウンジから「あわあわどうする?」なんて声が聞こえてきたら嬉しいです。3日間みんなと一緒に楽しむぞ~!OUR SUAC HOURをどうかよろしくお願いいたします!
5/20追記:無事開催終了いたしました。いろいろ付け足しました!!