2024.09.19 気分転換にTOCFLの模試を解いてみた
こんにちは!今回は、気分転換にTOCFL(Test of Chinese as a Foreign Language)の模試を解いてみた結果についてシェアしたいと思います。台湾華語を学んでいる方なら、このテストをご存知の方も多いかもしれません。
TOCFLは、台湾政府が実施している華語能力を測る試験で、台湾華語の学習者にとっては目標の一つにもなる試験です。私は以前からこの試験の存在を知っていたのですが、実際に模試を解くのは初めての経験でした。
今回挑戦したのは、リーディング部分のみで、準備級と入門基礎級Band Aの2つのレベルに挑戦してみました。正直、まだ自信がなかったのですが、結果がどんなものになるのかワクワクしながらチャレンジしました。
準備級の結果
まず最初に挑戦したのは、準備級です。このレベルは、台湾華語を始めたばかりの初学者向けです。リーディング問題は25問で構成されており、基本的な単語やフレーズを理解できるかが問われます。
結果は、25問中21問正解でスコアは70点でした!この結果には、少し驚きました。なぜなら、思ったよりも正答率が高かったからです。
模試の内容は、日常会話や基本的な文章を読む問題が中心で、文法よりも単語やフレーズをどれだけ覚えているかが重要でした。普段からDuolingoでの学習を続けてきたおかげで、基礎的な単語やフレーズには慣れていたようです。また日記を書いてChatGPTで添削し、発音練習をしていたことも結果に繋がったと思います。特に、数字や時間に関する問題はスムーズに解けました。逆に、まだ覚えきれていない語彙やフレーズもあり、まだまだ語彙力のなさを実感しました。
気づいた課題
準備級では、思った以上に基本的な内容が問われましたが、文法や少し複雑な表現になると戸惑うことがありました。単語も見たことあるが何だったっけ?と思うものがあったので、繰り返し学習をすることが大事だと思いました。
入門基礎級BandAの結果
次に挑戦したのは、入門基礎級BandAです。準備級よりも難易度が上がり、語彙や文法の理解がさらに求められます。問題数も50問と増え、より集中力が必要となりました。
結果は、50問中30問正解でスコアは49点でした。前半は何とか頑張ったのですが、後半の空欄補助や読解問題は諦め半分で解きました(笑)学生時代、古典の授業で漢文を読んだ記憶が蘇って、少し嫌な気持になりました(現代文も古文もめっちゃ嫌いだった)
ちなみにこのBandAはLevel1, 2に分かれていて、取れたスコアに応じてどちらに合格したかが決まるようです。
私は49点だったので、リーディングパートのみ見れば、なんとLevel 1の合格基準を満たしていました!めっちゃ嬉しい~~!
難しかった部分
このレベルでは、日常会話だけでなく、少し複雑な文章や説明文の理解が求められます。例えば、ショッピングやレストランでの会話など、より実践的な内容が含まれていました。普段の学習ではカバーできていない部分もあり、改めて語彙力の重要性を感じましたし、「台湾華語180」のテキストを繰り返しやっていくとよいかもと気づくことができました。
また、文中に出てくる接続詞や助詞の役割をしっかり理解していないと、文章全体の意味を正確に把握できない場面がありました。やはり、単語を覚えるだけでなく、その単語がどのように使われるかを学ぶ必要がありますね。
今回の模試から学んだこと
今回、TOCFLの模試を解いてみて感じたのは、継続して学習することの大切さです。特に、語彙力を強化することと、文法をもっと深く理解することが今後の課題だと感じました。普段の学習で使っている教材やアプリの使い方を見直しながら、もう少し実践的な練習を取り入れていくことが必要です。
また、日記の添削をしていたことがいい学習方法だと改めて実感しました。身近な事柄が出題される分、自分の実生活を結び付けて覚えていくことが習得する近道だと思います。
今後の学習計画
今回の結果を踏まえて、文法と語彙に関しては、既に使っている「台湾華語180」やDuolingoでの学習を継続しつつ、より実践的な内容を増やしていく予定です。まだまだ読解問題のために、華語で書かれた文章を読む力はないので、いずれはそれができるように、まずは基礎固めをしっかりしていこうと思います。
TOCFLの模試は、実力を客観的に把握する良い機会だと感じました。これからも模試を定期的に解きながら、着実に台湾華語の実力を高めていきたいと思います。