真・女神転生Ⅴ 感想
メガテンⅤを1年かけてクリアしたので感想を残しておこうと思う。
未プレイの人にはぜひプレイしてほしいので、ストーリーには触れないようにする。
①バトルシステムの奥深さ
個人的に1番面白かったと感じたのがバトルシステム。
相手の弱点を突くことで自分のターンを長引かせることができる「プレスターンバトル」が採用されている。メガテン3からのシステムらしい。
始めに説明されたときには、
「プ、プレスターンバトル…?」
「マガツヒスキル……?」
と、滝のように初めて聞く用語が流れてきてちんぷんかんぷんだったが、数回バトルを重ねることで理解でき、その面白さにハマっていった。
プレイヤーによって十人十色の戦い方ができる点が面白い。
また、キャラクターに持たせることができるスキルに限りがあるので、数ある魅力的なスキルを見比べ、唸りながら選んでいくのが楽しい。
バトルを重ねていくうちに自分の戦い方が分かってくるので、欲しいスキルが見えてきて、徐々に自分好みの悪魔を作ることができるのが面白かった。
スキル枠の中には「○○プレロマ(特定の属性の技の威力を上げる)」「魔脈(MPを上昇させる)」などの、キャラクターの能力を底上げすることができるものもあり、強い技を増やすか、元ある技を強くするかなど、沢山悩んだ。
②悪魔合体
悪魔合体とは、悪魔と悪魔を合体することによってより強い悪魔を錬成することができるシステムである。
新しい悪魔を捕まえてどんどんパーティーが強くなっていく快感は他のゲームで感じたことのないものだった。
また、私はエジプト神話が好きで、特にアヌビスが好きなので、手持ちの悪魔からアヌビスが錬成できると知った時には椅子から飛び上がった。
あんまり見た目が好きじゃないな~という悪魔(ごめんね)だと仲間にする気が起きにくいが、錬成のためにと毛嫌いせずに捕まえて、なんとなくステータスを見てみたらめちゃくちゃ使える悪魔だったなんてこともあった。
沢山の悪魔と出会わせてくれる、そして、悪魔の魅力に気付かせてくれるシステムだと感じた。
③バラエティ豊かな悪魔会話
このゲームは、ポケモンと同様に、フィールドにいるキャラクター(悪魔)を自分のパーティーに入れていくタイプのゲームである。
ポケモンでは、モンスターボールを使って野生のポケモンを捕まえるが、メガテンでは会話によって悪魔を仲間にする(悪魔会話)。
この会話の際の選択肢が個人的に結構ツボで、
「悪魔は物欲しそうに見ている・・・どうしますか?」
・踊る
・歌う
・マッカ(お金)をちらつかせる
と、主人公がサービス精神旺盛なのだ。
普段主人公は表情を変えないので、真顔で踊ったり歌ったりマッカをちらつかせたりしている主人公を想像してニコニコしていた。
選択肢を選んだあとの会話も悪魔によって様々で面白かった。
また、特定の悪魔を仲間にした状態で特定の悪魔に話しかけると、勝手に悪魔同士で会話しだしたり、話しかけた悪魔と同じ悪魔を仲間に入れていると、お金をくれたりする。
この悪魔とこの悪魔って繋がりがあるんだ~
と発見するのが面白かった。
まとめ
面白い!
魅力的なキャラクター(特に悪魔)。
今まで体験したことのないゲームシステム。
記事では触れられなかったけどシリアスなストーリー。
探索要素も沢山あって、かなり歯ごたえのあるタイトルであった。まだプレイしていない方は是非。
私は全部のエンドを回収するために転生してきます。