あっ!(同志)
少し前、母と「Hallo!セサミストリートの世界展」に行った。
大満足の内容で、買う予定のなかったぬいぐるみまで買ってしまった。
企画展を見終えた後は、近くの星野珈琲に入り、カツカレーを食べながら企画展の感想などを語っていた。
「あっ!」
ふと出たような、そんな声が私の耳元に届いた。
何かあったのかな?と声のもとを見ると、店員さんの姿が。
「はっ!すみません、つい声に出てしまいました😅」
私のカバンから顔を出していたぬいぐるみに反応してしまったそうだ。
おそらく彼女はセサミファン。同志の声であった。
こんなに素の「あっ!」は聞いたことが無かった。
しかも、
「まだ(展示)やってますよね?」
と小さい声で聞かれた。
普段何気なく利用している喫茶店の店員さん。
制服を着ていると「店員さん」という人として見てしまうが、あの瞬間は一人の「セサミ好き」になっていた。