方法を提示する
「※※の方法」という表現は、解決策を示すのに使い勝手がよいので、どこでも当たり前のように使われる。
ただ、あまりにもよく目にするので、注意を引かない可能性もある。
したがって、ありふれた言葉になるのを避けるためには、その方法の「内容」自体がポイントになる。
アメリカの有名なコピーライター、ジョン・ケーブルズは、「何を言うかは、どういうかより重要」と言っている。
「どう言うか」は”表現”、「何を言うか」は“内容”の問題だ。
中身が面白ければ、「※※の方法」と言おうが、「※※の秘訣」と言おうが、人の興味を引くことができる。
例えば、「部屋をきれいにする方法」と「部屋が散らからない方法」だとあまり変わり映えはしないだろう。
しかし、「片づけてもすぐに部屋が散らかるのを防ぐ方法」なら、少し興味を持てる感じがしないだろうか?
さらに、「3日に1回わずか3分で、部屋がいつもきれいな状態を保てる方法」だと、だいぶ興味関心がわくと思う。
このように、言い回しに凝るより、その方法の内容自体、「どこにフォーカスし、何を強調した方が興味深いか」を考える方がよい。
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