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私の苦手が明確に!明日に向かっての心の準備

ここ最近、転職するたびに近くに必ずいた、同じような匂い(人間性?キャラ?という意味で)のする人。

わかる、と思うから、傷つけられても相手の気持ちには寄り添おうとしてしまって。

それが結果的に自分を苦しめることにつながってた。

でね、職場を変えても、必ずいるの、そういう匂いのする人が。

今度こそ、距離を置いた方がいいって思っていたのに、油断しちゃった。


今日は空気がなんか怪しいなって感じてた。

違和感の点と点がつながって、線になっていくのがわかって、落ち込んじゃったよね。


距離を置いた方がいい人

ずっと、私の中には「距離を置いた方がいい人」という人はいなかったの。

どんな人でも話せばわかる、くらいの勢いでいた。

脳内お花畑。

気持ちはわかるしな、と思うと、どんな人でもその気持ちには寄り添おうと思ってしまうから、距離を置くという選択肢が取れなかった。


実際にそのスタンスでいると、傷つけられることやグイッと入ってきて欲しくないところまで入ってこられることが多くて、ホントは心が病んでた。

そういうときは、まずは自分の心を守ったらいいのに、私はなぜか目の前のその人の心を守ろうとしてしまうことが多かったのよね。

結果、それが募り募ったときに、リアルタイムでのやりとりで、自分の自己防衛反応の方が先に発動してしまい、感情的な言動や行動につながった。

ホントはさ、相手にぶつけるんじゃなくて自分の気持ちを抱きしめてあげればいいのにね。

感情的な言動や行動をしてしまったら、そのあとは自分を情けなく感じて、ひとり反省会が始まってしまう。

そんなことを繰り返してきた。

今まで自分の気持ちをないがしろにしてきて、ごめん、自分。


何で傷つけられた相手なのに、そこまでしてしまうのか、相手と距離が置けないのか。

それはね、自分を傷つけてくる相手の、傷ついてきたであろう過去が見えたり、その人にとっての正義を貫こうとしている想いを感じるからなんだよね。

それは尊重してあげたいと思って。


でもね、その人を尊重することと、自分の心を守ることは別のこと。

自分が傷ついたと思ったら、それは許さなくていいはずなのに、この人も傷ついてるんだろうし、とか、私とは違うけどこの人なりの想いがあるんだよな、とか思って、自分の気持ちをそっちのけにして、相手を尊重するようにしてた。

そうすればいつか分かり合える、そんなふうに心の奥底では期待してたのかな。


ところがさ、そんな私に対して相手は、この人はいいんだ、と認識して、勝手にラインを超えてくるようになる人がいる。

マウント取ってきたり、必要以上にコントロールしてきたり。

私はそんなとき、自分の心が守れなくて、どうしたらいいのかわからなくなってしまう。

どうしたら上手くいくんだろう。

これ以上引けない私に、もう策はなかったんだよね。

過去、それでつらい思いをしてきた自分に言いたい!

引くんじゃなくて、自分を守れって!!


「目の前にいる人が苦手だから、少し距離を置いて自分の心を守る」


こんなシンプルなことなのに、なぜかできなかった。

その理由として、思い当たることがあるとすれば、母だったりする。


母を救ってあげたいと思ってきた日々

母はエネルギッシュな人だった。

自分のことよりも周りのことを考えて動く人だった。

そして、よく傷ついてた。

それを子どもの私に話してくることが多かった。


よく聞いたのは、結婚してから父の家に同居したけど上手くいかなかったって話。

母の上手くやっていきたいという気持ちが行動に直結して、空回りしたのだと思う。

父の家族にはそういう母が強すぎたんじゃないかって、私は解釈してる。

私にとっても母の刺激は強い。

まぁ、お互いの相性とお互いさまという気持ち、そして、適度な距離感があれば、と思うけど、私も母と一緒に住むのは厳しいと感じるもの。


だけどさ、気がついた頃から私は母の気持ちにいつでも寄り添ってたと思うよ。

まぁ子どもってそんなものかもしれないね。

それが母にとっては都合がよかったんだと思う。

母はどんどん私に話すようになってきた。

今思えば、「良かれ」と思ってやってきたことって、結果、「良かれ」にはなってなかったかもしれないね。


ずっと聞き役はキツかった。

だからかな、私も同じように母に自分の気持ちをぶつけることで、バランスを取るようになっていって。

いつの間にか、お互いにやりきれない想いを吐き出す相手になってたね。

そして、母をいたわったり救ってあげられると、自分も救われるような感覚になっていったんだよね。

その感覚が今でも根源にあるんじゃないかなぁ。

(ちなみに母にはもっと強くその気持ちがあって、今でも人のために奔走しては疲れて愚痴を言ってくる。

 幸いなのは、こちらが少し距離を置くとハッとして離れるところ。

 それがなかったら関係は続かないと思ってるけど、母は我慢せざるを得ずにシンドイだろうというのもわかる。

 他人事とは思えないんだけど、でも他人事!)


自分をいたわり、大切にしてあげられるのは自分

もうここ2年くらい、おんなじことを自分に言い聞かせてる。

まずは自分で自分を大切にしようって。

誰かにどうにかしてもらうんじゃなくて、自分で自分のことを満たしてあげるのが大事なんだ!


だけど、今までそんな視点がなかったわけで。

だから、何かあるたびに今までとは違う視点で物事を見つめ直し、その都度自分を大切にする考えに落とし込んでいく必要があった。

根が深いものだから、少しずつ、少しずつ。


その中で、私は自分のことを全然守ってあげられてないどころか、責めてばっかりいたんだなぁってわかって。

今、現実と向き合いながら、思考の上書き中。


新しい思考回路

今回、職場での空気の悪さに嫌な感じがして、心がザワザワして、おそらくこうなんだろうなという筋書きとともに、私も悪かったんだろうな、という気持ちがあふれて悲しくなってしまった。

やっぱり、良かれと思ってやってきたことが、あんまりいいカタチにはなっていなくて、難しいなぁって。

考えたら当たり前。

その中で試行錯誤していくしかないのよね。


いつもだったら、どうにかしようとして、どうにかできる自分を犠牲にしてしまうところ。

今回はやっと気づけたの、そうじゃないって。

私は私で自分の目標や考えに従って生きていたらいいって、自分に言えた。

上手くいかない出来事に、どちらか一方が悪いってことはないだろうし、お互いさまなんだろうけど、だからといって自分が身を引いてばかりいても何にもならないのよね。

私は堂々としていたらいい。

相手の一時的な感情爆発、と見てとれるのだから、それに振り回されなくていい。


特に相手は人を自分の思う通りに動かしたいタイプで、そうやって感情的になることで揺さぶりをかけてくる。

それは以前、私も無意識にやってたことだったし、母親もそうだったと思う。

本人に悪意が明確にあるわけじゃない。

どちらかと言うと混乱してる方が近いと思う。

だけど、周りにいると、攻撃されているような、責められているような、とてもイヤな感覚だ。


感情をぶつけられることや私のしたことが誰かの刺激になり、不協和音を生むのは今までも経験がある。

ただ、今までの私はその態度に刺激されて、同じように強く反応してしまいやすくて。

同じレベルで言い合うのもダメじゃないけど、自分へのダメージがデカい。

相手にもダメージ与えるけど、決して関係は改善方向には向いていかない。


まずはスルーしたり、受け流したり。

そのためには自分の感情の処理をもう少し上手くできるといいと思う。

怒りに怒りをぶつけるだけでは、その先の未来は明るくないこと、身をもってわかってるしね。

人によってはやや威嚇するような強い態度で、距離を引かせる必要があったりもするけれど、第一選択としては、まずは受け流して様子を見るのがいいのよね。

その先に信頼関係が構築できたらサイコーなんだけど、どんな関係に落ち着くかはコントロールできないから、押し引きしながらお互いにしんどくないような距離感を見つけていくしかないよね。


子育ても同じ

長男を産んでから、私はわからないなりに育児をしてきて、長男との関係に違和感があって、療育センターにつながったのね。

結果、3人とも診断がついて、フォローをしてもらいながら今は何とか生活してる。


診断する意味は、「みんなと同じがつらく感じてしまいやすい性質を持っている」ということを周りが理解して、無理強いしない環境を設定できること。

決してハンデのある部分を補うようなトレーニングをするためじゃない。

それがわかってから、私は子どもたちの特性を理解しようと自分を犠牲にし過ぎて、子どもたちは自分の気持ちや考えを優先されて当たり前な環境を作り過ぎた。

支援に振り切り過ぎたという感じ。

私の居場所が家に無くなった、と思ったの。

それは自分で勝手にやってきたことなのに、苦しかった。

もっとママだってひとりの人間として存在して良くて、子どもたちを尊重しつつも自分だって自分を尊重していいわけで。


子育てに関しては、だいぶバランス取れてきたのよ。

夕飯を長男と一緒に作るのがホントに楽しいし、幸せで。

次男と一緒に勉強する時間も作れるようになったのも、ワクワクする。

三男ともやっとコミュニケーションが取れるようになってきて、やりとりする楽しみが増えた。

私が築きたかった子どもたちとの信頼関係は、やっと形になりつつある。


仕事は立場もあるから難しい

仕事で難しいのは、立場があるからね。

私みたいに結構歳をとって、経験もあるけど、パートで中途半端に関わるっていうのは、相手も自分もすごく微妙な感じ。

私はつい、気楽に関わってほしいと思うから、穏やかで話しかけやすい雰囲気をまずは出して、緊張感をとっていく方向で関わるの。

ただ、どこかで線を引かないと、パートという立場なのもあって、威圧的に言われるようになることもあって、その見極めは大事で。

適度な距離で、必要なときに相談できて、雑談が楽しめるくらいの間柄。

そこに上下関係をハッキリさせないことが必要で、仕事上、指示に従うのは当たり前だけど、人間として魂は渡さないというか。

スッと冷静になるときがあることがすごく大事だと、私は自分に言い聞かせてる。

そうじゃないと、持っていかれてしまうのよね。

持っていかれちゃうと、私は私でいられなくなるし、同じ空間にいることがとても苦痛になるから。


母ともそれに近い関係だったけど、私はハッキリと物を言うことで距離を保ってきたのね。

だけど、さすがに職場の人で、特に上で管理している人にハッキリ物は言えないしね。

でも、もうどうしようもなくなったら、それが出ちゃったり、周りに相談したりはしてきたんだけど、まぁそうなっちゃうともう上手くいかないよね。

自分の社会人として許されないだろう態度をとってしまうことも、自分で許せなくなるし、相手にも嫌悪感しかないし。


まぁ、そういう難しさもあって、フルタイムで働ける希望がないならいっそ違う職種でやっていこうかとも思って、いろいろ手を出してみようとらするものの、ガッツリ専門職でやってるからツブシはきかないよね。

人間関係はどんな職業でもあるわけだから、自己成長と思って、割り切って楽しめるようにしていくのがいいよね。

なんて自分に言い聞かせてるよ。


明日は仕事。

なんとかまぁ、触らず、様子を見ながら、やれることはやってこようと思う。




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