好きなこと探しをしようと思ったキッカケ
長男「ママは自分の好きなことやってないよね?だからじゃない?」
う、スルドイ。
子どもってこんなにも全てお見通しなの?
私「え?わかるの?
好きなことって…仕事かも。仕事もっとしてもいい?私が遅くに帰ってきても構わない?」
長男「いいけど、自分の体調と相談しなよ。できるの?」
う、惨敗。
人との距離感について長男との会話
私「ばあばさ、人との距離近いじゃん?
で、ママはそれが当たり前って思って生きてきて、でもなんか違和感もあって、最近、ああ、近いのかってわかったのね。
ママ、近い?」
長男「うん、近いね。
パパとの距離感がいちばんいいかな。
基本的には関わっていない状態で、お互いに必要なときに必要なだけ関わるってやつ。」
私「ふーーん。
ママはそれだとちょっとさみしいな。
もう少し関わりたいし、人がいるとツンツンしたくなるよ。
もちろん人は選ぶけどさ。」
長男「ウザっ!その感覚はわかんないね。
ママは好きなことやってないんだよ。
だからさみしくなるんだよ。」
わわわ。
なんか響いたぞ。
こんな会話から、冒頭の会話に続いたのね。
でも今はモーレツに仕事がしたいんだよね、仕事ならわかるし、それなりにできるって思うからね。
それ以外は知らないし、心配よ。
新しいことは、子育てと家事と平行してやれるほど器用じゃないしなぁ。
でもガッツリ仕事をしていたら、バランスが取れなくなって今があるのも事実。
仕事はいいのよ。
仕事で力を使い切るから、家のことができなくなったり、やる気が失せたの。
それをみんながやってくれるなら、私は仕事したい!
というか、常勤じゃないとやりたい仕事につけないのよーー。
こんな心の叫びはひと言伝えたのだけど、私の体調を心配されるとは思わなかったな。
わかってるんだな、意外と子どもの方が。
長男「前にも言ったけど、オレは学校に行くのをやめたから、好きなことがわかったし、好きなことをやろうと思ったの。
ママもいろいろとやめてみないとわからないことってあるんじゃない?」
グサグサっ!
それそれ、よく聞くやつ。
手放さないと入ってこないってやつでしょ?
本質的なこと、よくわかってるなぁ。
長男との会話を受けて、夫との会話
私「まぁ、長男とそんな会話があったのよ。」
夫「オレはそこまでは思わないけどな。
確かにみかんちゃんは距離が近いけど、ある程度コントロールできてると思うし、そこまで不快感ってないよ。」
私「でもあながち言われたことは間違いじゃないとも感じるの。
私ね、思えば動くキッカケというか動機っていつも誰かのためとかこうすべきだからとかで。
自分がこうしたいからってあんまりない気がする。
もし自分のためにいるとしたら、ずっと動かないと思うの。
自分のためには何にもしたくないというか、誰かのためじゃないと動けない人になってる。
多分進学も、就職も、どこかでは親のためだったのかもしれない。
本気で自分でやりたいってわけじゃなかったな。
だけど、やり始めてからは今の仕事って大好き。
やって良かったって思ってる。
たまたまかもしれないけど、割と合ってたことなのかもね。
最近、自分のためって思ったら何にもできないんだよね。
ホントは勉強も好きじゃないのかな。
勉強くらいしか自分にはできないって思い込んでただけなのかな。
なんかいろんなことよくわかんなくなっちゃった。」
夫「みかんちゃんの他人軸は出会ったときからダダ漏れだったよ。
だから昔からそうなんだよね。
必要な視点だけど、それだけだとそうなるのかもね。
あ、もしかして脱毛もやめようと思ってる?」
私「(笑)いや、そんなことないけど、でも自分のためには脱毛なんて考えなかったものね。
夫ちゃんから言われて、そっか、そういう磨き方あるなぁとか、生き方変わるなぁとか、そう思ったけど、自分ではそんな考えに至らなかったし。
長男は学校行かない間、めちゃくちゃいろんなこと考えたんだろうね。
そういう自分のためを考える時間、思えば私にはなかったかも。
うまくいかない現状に悩み、どう自分を奮い立たせるかとか、次失敗しないためには何を考えたらいいかとか、そんなことばっかり。」
絶賛モラトリアム中?
なんかここへきて自分とは何か?を問い続けてる私。
案外なーんにも知らなかったりしてね、自分のこと。
でもそうなのかな。
人生をかけて少しずつ、少しずつ、なのかな。
ま、でも今までを恥じる必要はないよね。
人はなんらかのカタチで生きていくしかないんだもの。
今までを悔やむんじゃなくて、これからどうするか、よね。
トライアンドエラーの繰り返し。
うまくいかないなら他の方法を試してみたらいいだけのこと。
今からでも遅くないし、好きなこと探ししてみるか!