【シーズン26 R1916 最終113位】 盾の王と剣の王
はじめに
構築記事を見ていただきありがとうございます！
今回はシーズン26でmikanが使いレート1916を達成できた構築を紹介したいと思います。
かなり納得度が高い構築に仕上がったと思うので、皆さんの糧にしていただけたら嬉しいです！
構築経緯
今回は予選があるということで、全体技を豊富に盛り込んだほうが勝ちやすいのでは？と考え、
・バドレックス(こくば、はくば)
・カイオーガ
に目をつけて、1月前半は考察を進めていました。
ですがやっていくにつれ、アストラルビットはノーマルに透かされるし、トリルは元々得意ではなく、カイオーガはこんげんの命中不安があり、どれももう少し煮詰めれば解決できそうですが時間があまりなく、頭を抱えていました。
そこで使ってみるかぁと思ったのがザマゼンタです。
正直あまり乗り気ではなく、私が思っているポケモンとは真逆(全体技ないしプレイングも必要)で、「どうかなぁ？」と思いながらやってみると、めちゃくちゃ手になじみました。
やはりザマゼンタは攻防一体の能力と対応範囲の広さが魅力のポケモンですが、そこが私のスタン構築が好きという所にマッチしたのかもしれません。(前ザシアンを使っていたのもあるかも)
そうして中盤はwcsでtop4入りしたザマゼンタ構築を使っていましたが、ザマゼンタを使う上できついと思うポケモンもおり、
・HBウルガモス
・晴れパ
・格闘テラバこくばバドレックス
が特に使われて嫌だなぁ～と感じていました。
ここでこれらの対策になりそうなものを挙げてみると、
・ウルガモスに特殊で弱点がつける
・天候始動役
・黒バドを上からワンパンできる
だったので、私はこれらを満たすポケモンが、
ペリッパー＋スカーフ水ウーラオス
だと感じたので、これに加えて世界で上位をとっていたザマゼンタ構築にこれらと合わせて入っていた、
パオジアン、タケルライコ、モロバレルを組み込んで完成しました。
個別解説
・ザマゼンタ
調整意図
H：あまり
B：11n
S：最速101族抜き
解説
構築の軸。
圧倒的な対応力で相手をボコボコにしてもらいます。
技に関しては難しいところがあると思っていて、ボディプと鋼技(ヘビボン、きょじゅうだん)は確定で、鉄壁、ワイガ、守る、みがわりが選択だと思いました。
みがわりは今回草テラで採用しているのもあっていらないと判断して、ザマゼンタを守りたいという場面が少なかったので、鉄壁＋ワイガに落ち着きました。結果的に正解だったと感じています。
テラスタルについては大きく分けて、ドラゴン、草、水の3つの選択肢があると思います。
大体水は電気技、草は炎技がきつく万能のドラゴンに落ち着くことが多いと思いますが、今回はペリッパーのおかげで自然と草テラを採用できるのでそこに落ち着きました。
最初にも述べた通り、対応力の鬼なので受けれるしボディプの火力もばかにならないですが、相手を一気に倒せる能力はないので、試合の流れを意識して、削るべきポケモンを的確に削るのがポイントだと思います。
・パオジアン
調整意図
ASぶっぱ
解説
味方の攻撃を底上げできるとかいうただの化け物。
万能でありほとんどの試合ザマゼンタと一緒に選出していました。
3枠目をかみ砕くにした理由は、ゴーストタイプ(ボディプ無効)にできるだけ高い打点を叩き込みたかったから、明確に勝ちになる場面はないものの20％での防御ダウンがとても強力だと感じたためです。
テラスに関しては、ステラで火力を底上げする理由を感じなかったのに加えて、カイナやガエンの猫だましを受けたくなかったのでゴーストです。
つららやかみくだくの技範囲ももちろんえらいポイントでしたが、やはりわざわいのつるぎが本体だとつくづく実感しました。
・ペリッパー
調整意図
HD ：C60振りのハバタクカミのムンフォ2耐え
Ｃ：H252振りウルガモス雨下ウェザボで確定1発
解説
本当にあめふらしが本体のポケモン。
結果的に晴れパとウーラオスが無双できる時しか出しませんでしたが、入れて正解だったと思います。
ですが、相手のウーラオスとランドロスを強化してしまう点と、種族値的に後れを取ってしまうという点からあまり汎用的ではないなぁと感じました。
ワイガや手助けを採用したのもこれらの点から相手より先に盤面に干渉する技が欲しかったからであり、結果的に正解だったと感じています。
個人的には持ち物とテラスはまだまだ練る余地がありそうなので、もう少し練ってみようかなと思いました。
やはりザマゼンタとのシナジーもなかなかあって、ほかのポケモンを強化するなかでトップクラスのポケモンだと感じました。
・ウーラオス
調整意図
ASぶっぱ
解説
スカーフをもち雨下で水流連打を打つことで実質メガシンカのポケモン。
正直本当に言うことがないくらい強いです。
このポケモンがいるおかげでザマゼンタ構築では作るのが難しいと感じているイージーウィンを増やせたと思います。
必死に考えたのですがこれ以上本当にいうことがないです。
タケルライコとモロバレルに気を付けて使ってください。(尚、どちらもパオジアンで処理可能)
・タケルライコ
調整意図
HD：できるだけ高く
C：H4振りウーラオスじんらいで確定一発
解説
本当に硬い。
今回はB無振りのめちゃくちゃ特防に寄せた型で使いました。
最初はパオのつらら耐えで使っていたのですが、今回物理受けはザマゼンタとモロバレルの二枚いるのでBに振る理由が薄いと感じ特殊受けに専念してもらいました。
結果的に相手の計算がくるっているのがわかり、私自身もそれ耐えるの⁉️という展開がすごく多く正解だったと感じています。
技構成に関しては、まずりゅうはとりゅうせいですが、Cにあまり振っていないので、りゅうせいのほうがいいのでは？と直前まで悩みましたが、居座ることがかなり多く、経戦能力のほうが重要だと感じたため竜の波動に落ち着きました。
バークアウトについては黒バドに圧をかけつつ全体の特殊受け性能を底上げできるので即決しました。
テラスタルについては、ランドロスの地面技が一貫するという所よりも、火力を底上げしたかったので電気にしました。
実際電テラじんらいで縛れる場面が多くあったので正解だと感じています。
本当に特殊受けの要であり、スイーパーとしても機能してくれて、今回の構築で一番気に入っているポケモンです。
・モロバレル
調整意図
HB：特化白馬のダブルダメージブリラン確定耐え
HD：あまり
S：最遅
解説
硬すぎる毒キノコ。
水ウーラオス、ザマゼンタ、テツノカイナなどの幅広いポケモンを受けることができつつ、このポケモン一匹で寿司構築への回答になる神ポケモン。
技構成に関しては、キノコのほうし、怒りの粉は確定で、寿司構築への回答を用意するためにヘドロばくだんではなくクリアスモッグを採用し、まもるの必要性が薄いと感じたので、ザマゼンタ、タケルライコの耐久力を底上げするためにかふんだんごを採用しました。
テラスタルにについては、氷耐性を獲得しつつ、水への耐性を維持したかったので水で採用しました。
あまりサイクルしない構築なので再生力はあまりいかせませんでしたが、それ抜きでもいいポケモンだったと感じています。
選出
今回はその伝説に対して一番多く選出したパターンを載せておくので、参考にして臨機応変にやってみてください。
・基本選出
先発 ザマゼンタ＋パオジアン
後発 ペリッパー＋ウーラオス
理論上一番パワーが高い選出の仕方。
だが大体相手の構築にストッパーがいるのであくまで理論上
・対こくばバドレックス
先発 タケルライコ＋ザマゼンタorパオジアン
後発 ウーラオス＋ザマゼンタorパオジアン
相手がサイクル系の時はザマゼンタ、アグロの時はパオジアンを置くといいと思います。
・対はくばバドレックス
先発 ザマゼンタ＋パオジアン
後発 ウーラオス＋モロバレル
先発にかなり白馬＋モロバレルと出されたので、相手にテラスを強制しつつ、パオを通すかバレルを通すか決めてあげるといいと思います。
・対ミライドン
先発 ザマゼンタ＋パオジアン
後発 タケルライコ＋モロバレル
テラスはザマゼンタに切ってあげるといいです。
1ターンで一匹づつ的確に倒してあげるとやりやすいです。
・対ザマゼンタ
先発 ウーラオス＋パオジアン
後発 ザマゼンタ＋モロバレル
ザマゼンタ使っている人の対ザマゼンタはだいたい初手にザマゼンタから来ないと感じているので対面最強コンビでせめて、ザマゼンタで鉄壁を積むのがいいと思います。
・対カイオーガ
先発 ザマゼンタ＋パオジアン
後発 タケルライコ＋ウーラオス
カイオーガに対してはライコは裏からのほうが展開しやすいと思います。
・対晴れパ
先発 ザマゼンタ＋パオジアン
後発 ペリッパー＋ウーラオス
相手が初手から晴れ展開で来るのならばパオをペリッパーに交代してテンポを取っていきましょう。
結果(ランクマッチ、シニア予選)
おわりに
今回初めてのレート1900を達成できたのですごくうれしく感じています。
私は本気でpjcsひいてはwcsで優勝することを目標にしているので、まだまだ実力不足ではありますが、ぜひ応援してみてください。損はさせません！
初めて書いた構築記事という所もありわかりにくかったところもあると思いますが、ここまで見ていただきありがとうございました。
レンタルも公開しておくのでよかったら使ってみてください。
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