ワーホリに向けて会社に退職を伝えた話

こんにちは、9月からシドニーでワーホリ予定のmikanです。

ワーホリに行くことを会社に伝えた話をしたいと思います。

以前親にワーホリを伝えた時の投稿で、親は2つある難関の1つだと書いていましたが、そのもう1つが会社です。

今回も覚えているうちに後で見返す用に記録しておこうと思いますので
お時間あればお付き合いください。


私の職場環境

私の会社はワーホリを決めるまでの経緯の話で書きましたが、老舗の上場企業です。

福利厚生も充実しており残業もほぼゼロ、フレックス有テレワーク有でした。

売上も好調で、上司の方々もとても良くしてくれていました。

部署では私が一番下っ端で、色々教えて徐々に担当を持たせて引き継ぎしていこう!という時期に退職宣言をすることとなりました。

会社に言うまでの葛藤

会社に言わなきゃと決めてから2週間ほど、言い出す勇気が中々出ませんでした。

その時の私は、言ったら絶対引き止められるよな、、
「裏切りやがって!この一年間育てたの無駄じゃねえかよ」
って思われるかな
、、と考えていました。

その間はストレスで喉の奥と肺の奥に棘が刺さったような痛みを常時抱えていました。(大学受験と就活や卒論制作の時にも同症状になってました笑)

ある日、教育担当の先輩に、「今度の出張で客先に今後君がメイン担当になっていきますって紹介する予定だから。」と言われ、もうタイムリミットだ!言わなきゃ!と覚悟を決めました。

しかし課長と私は普段話す機会はなく、急に課長デスクに行ったら周りの人に何かあると思われると思い、タイミングがつかめず一週間経ちました。

次の週の月曜日、課長は毎日誰よりも早く出勤するのでそれに合わせて私も早く出勤して言うことにしました。

いざ!退職宣言

会議室で座ってすぐに「9月からワーホリに行くことにしたのでそれ前に辞めたいです」と言いました。

課長は驚いていましたが、応援の姿勢でした。

「本当は会社側の立場として若手を繋ぎとめるべきだけど、今しか行けないしやりたいことはやってほしいから、上からは怒られるかもしれないけど素直に応援したい」と言ってくれました。

上に言う前に会社の休職制度や退職後の復職制度、英語研修など様々な制度も調べて今週末また話そう、と言われました。

その後の火水木と、「まだ退職希望言ってなかったっけ?」と思うほど課長の態度は変わらず日常が過ぎました。

金曜日に「やっぱりそういう制度も使わず8月末までに辞めます!」と言ったら、「分かった。今日部長に伝える」と言われました。

その日に部長と面談をしました。

「俺は今まで退職希望者を50%引き止めてきたから一応頑張るわ」と言われ、和やかに引き止められましたが、航空券やビザも既に取っていたのでなんとか決心で揺るぎませんでした。

後に課長も部長も私が意志が固い奴だから引き止めは無理かなとは思っていたと言われました笑

その後

部長からもOKをもらい、来週から色々(社内の人には一切言ってなかったので、)教育担当や課の人にはどうやって伝えるか、引継ぎをどうするかなど考えていくと言われました。

ついに最後の難関突破です。

課長からは有休消化ちゃんとしなさいよ、とか借り上げ寮の退去とかちゃんと考えなさいよ、と言われました。

部下ではありつつも、親みたいな感覚で接してくれました。
親には反対されてることを伝えると、出国前には仲直りしないと今後何かあって会えなくなったらお互い後悔するよ、と言われました。

良い会社だなと思いました。もし会社と決別して逃げるように退職になっていたら、今後の人生もすこし暗く傾いていたかもしれません。

これから退職を会社に伝える人へアドバイス

役に立つかわかりませんが、私が思った退職を会社に伝えるコツを教えます。

①決定事項で伝えるべし

会社も今まで退職希望も何回も聞いてるだろうし、相談ベースだと絶対負けると思ったので、伝えるのは最後の最後、後戻りできなくなってからにしました。課長にこれはもう決めてんの?まだ相談?と聞かれ、もう決定してます!と言ったら明らかに諦め顔になりました。

②和やかなムードを作る

私からは絶対明るく、あくまで普通のテンションでいました。少しでも罪悪感や躊躇いを出したら相手が引き止めやすくなってしまうと思いました。

③感謝伝えまくり

会社のせいじゃないんです、私のやりたいことをやりたい気持ちが上回っただけなんです!というのを押し切るために感謝を伝えまくりました。
本当は会社がつまらない思いもありましたが、その後の辞めるまでの期間を案じて決して会社へのマイナスは言いませんでした。

④業務はいつも通りかそれ以上で

辞める予定でも業務は一生懸命やって、③の信憑性を高める作戦でした。加えて上司陣が退職を告げた時の対応がとても有難く、申し訳ない気持ちも少しあったので、今自分にできることは最大限やろうという気持ちです。

まとめ

その後はストレス性の体調変化も収まりましたが、これから皆にばれて気まずい思いをするんだと思うと少し憂鬱です。

会社に言ってからは「本当にもう後戻りできないんだ、、!私ワーホリ行くのか、、!」という気持ちが強くなっています。

本当に周りの人に恵まれ温かい環境で生活ができていたことに感謝して、踏ん張って生きていこうと思います。

今後の私に幸あれ!




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