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遠い記憶の中にある英国の美しい村

20年ほど前の話なのですが、イギリスを訪れたことがありました。

ずいぶん前のことでその時の日記なども残っていないので、くわしいことなど覚えていない部分も多いのですが、今でも、今まで訪れた場所でよかった所はと聞かれると一番にうかんでくるのがイギリスで、またいつか必ず訪れたいと思っている国です。

写真のデータが見当たらなかったので、アルバムの写真を直接撮ったものになり画像がぼやけていたりと少しみにくいかもしれませんが、よかったらご覧ください。

イギリスを訪れたいと思ったきっかけは、本屋さんでみかけた本だったのか旅行のパンフレットだったのか、はっきり覚えていないのですが、どこかでみかけた「コッツウォルズ」という所の写真でした。

ロンドンの西200㎞の所に ”羊のいる丘“ を意味する「コッツウォルズ」という小さな村が点在している丘陵地帯があります。
豊かな自然の中に、蜂蜜色をした可愛らしい建物が立ち並んでいる風景は、まるで絵本の中の世界のような可愛くて美しい景色です。

たくさんの小さな村があるのですが、その中でも写真でみかけた「バイブリー」という村にどうしても行ってみたい☆と思っていたので、実際に自分の目でその景色を観ることができた時はとても気持ちが高ぶったことを覚えています。

「コッツウォルズ」 バイブリー


蜂蜜色の建物が並びます


イギリスはお花でいっぱいのお庭が多くて素敵です


壁を覆う蔦も美しい


小川に架かる石橋


白鳥が優雅に泳いでいました


よくみかける写真と同じ場所で☆


イギリスの産業革命による工業化が進む中 “生活に必要なものこそ美しくあるべき“ という考えのもと “手仕事” の大切さを唱え続け、仲間とともに「アーツ・アンド・クラフツ運動」を立ち上げた人物、そして作家であり工芸デザイナーで、社会思想家でもあったウイリアム・モリスが、この「バイブリー」のことを【イギリスで最も美しい村】と言ったそうです。


遠い記憶の中のことですが、こんなところで暮らせたら素敵だなぁと、想像してしあわせな気持ちになっていたことは今でもずっと覚えています。






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