2024(11/16)【東スポ杯2歳S予想】

~予想する前に抑えておきたいポイント~

①位置取り

『①位置取り』に関しては主に
・Cコース替わり
・少頭数でペースが落ち着きそう
この2点から重要な要素だと判断しました。

今週からCコース替わりな上に晴れ予報、
かなり良好な馬場で行われることから
ある程度前目に付けれないと勝ち負けには
参加できなさそうだなという印象です。

恐らく逃げるであろう馬はニシノイストワールで
ここ2戦共に前半3F37秒後半で通過していること
から、ペースが速くなる可能性は低そう。
となれば必然的に皆が使える末脚の差は縮まり、
位置取りで勝敗が決まる予感がします。


【印だけ見たい方】

◎ レッドキングリー
〇 クロワデュノール
▲ プレシャスデイ
△ サトノシャイニング
△ ファイアンクランツ
※△の順番に意味合いはありません
(予想時の人気順)


【東スポ杯2歳S 予想考察】

本命
◎ レッドキングリー
騎手:C.ルメール

前走の新馬戦は内枠から好発決めると
行きたがる素振りを見せるも、鞍上が抑えて
番手からの競馬。
かなり掛かって序盤で消耗した上に、
直線は口向きが悪く外に張ってしまっていた。
それでも鞭が入って追い出すと逃げ馬を猛追し
一瞬で交わして抜け出すとソラを使うなど
悪い癖も出ながら圧勝は強い内容。
着差も0.7差と圧巻ではあるが、ラップが優秀で
あの位置取りながら追い出してからの反応も良く
最後の4Fは12.4-11.3-11.3-11.2と
驚異のギアチェンジ力を見せた。
秋の東京開幕週でタイムや上がりなどは出やすい
馬場とはいえ、稍重でこのラップは評価したい。
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前走の上がりタイム33.4秒は確かに開幕週で
他の馬も33秒台の上がりを使えていることから
そこまで評価はしていないが、何度も言うように
この馬の強みは前に付けた上でキレがある末脚。
更に加速力も高く、真後ろの位置に居た2着馬
ウィクトルウェルスを一瞬で置き去りにした。
今回もペースは緩みそうで前目の位置から
速い上がりを使える当馬を高く評価。
前述してきたように癖のある馬だが、
こういった馬でもピッタリ折り合えて位置も
取れるルメール騎手なら心配なさそう。

対抗
○ クロワデュノール
騎手:北村友一

前走の新馬戦は好発から一旦は抑えるも
外から被せて来たアルレッキーノに釣られて
一緒に前へ行き、番手の競馬。
直線はアルレッキーノとの叩き合いになり、
マッチレースの様相も最後は2馬身突き放し快勝。
このレースは6月の2歳新馬1800mとしては
破格のラップで走っており、評価したいのは
残り5F。
11.9-11.5-11.3-11.1-11.5となっているように
継続して11秒台を刻んでいる点も優秀だが、
そのなか最後の4Fで11秒前半を記録している
内容が異次元。
ここから分かることは非常に長く良い脚を使える
馬であり、それでいて最後まで伸び続けることが
できるポテンシャルを持ち合わせている。
評価するなという方が難しいレースだった。
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前走の内容が優秀だった上に、下した相手が
アルレッキーノであったことからも人気はする馬。
更に安定して前目に付けれるだけの出脚はあり
この舞台で大崩れというのは考えにくい。
6月の東京からしっかり間隔を開けて成長を促し
東スポ杯という王道ローテを選んできたのも
陣営の自信の表れだろう。
ただ、この馬が対抗でレッドキングリーを上位に
取った理由としては道中でペースが緩んだ際の
決め手比べとなった場合を考えての評価。
その差だけなのでこの馬も劣らず強く、対抗評価。

単穴
▲ プレシャスデイ
騎手:横山武史

前走の未勝利戦は大外枠だったこともあり
下げて中団後方にて構える競馬。
道中外からじわりと位置を上げ、直線では
大外から一気に伸びて差し切り勝ち。
中盤でペースが緩んだとはいえ、最後の3Fは
11.7-11.1-11.1と加速ラップを踏んでおり
東京はかなり合いそうな印象。
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前走の東京替わりで明らかにパフォーマンスを
上げているように、同じ条件続きなのは好感。
新馬と2走前は函館の小回りだった上に、
前残り傾向が強くて差し損ねた敗戦だった。
単純に力が足りなかった訳ではないので
悲観するような内容ではない。
今回は中団から後方辺りの位置取りに
なりそうな分、Cコース替わりや展開などを
含めて評価を落としたが、能力はある馬。
ニューイヤーズデイ産駒にしては珍しく芝で
良い走りをするタイプなので、父の影響よりは
母方の良さが出ている。
上位と遜色ない割には人気が無いので単穴で狙う。

抑え1頭目
△ サトノシャイニング
騎手:松山弘平

前走の新馬戦はまずまずのスタートだったが
他に主張したい馬がおらず、一旦は7番が
先手を取るも向正面でペースが落ち着いた所を
4番が抑えきれず外からハナへ立った。
この馬は終始番手辺りの位置取りで脚を溜め
外の馬場が良い所に持ち出すと楽々快勝。
前述したように入れ替わりの激しい展開と
なったものの、ペース自体はかなり遅く
脚が溜まったことを考えると過度な評価は
できない1戦。
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前走の最初の3Fが39.4秒と非常に遅かった上に
4F目以降も13.1-12.5-12.4-12.7とゆったりした
ペースを前で溜めて、突き放した内容なので
評価が出来ないレースだった。
更に先行出来たとはいえ、あれほど遅いペースで
番手なので、今回位置が取れるという保証もない。
Cコース初週の速い馬場は未知数な上に
キズナ産駒の牡馬でもあるので、抑えの印で。

抑え2頭目
△ ファイアンクランツ
騎手:佐々木大輔

前走の札幌2歳Sはスタートで若干躓き、
隣の馬がヨレてきた影響もあって後方2番手の競馬。
3コーナーで中団辺りに取り付くと、4コーナーは
大外をぶん回し伸びて来るも0.2差3着と惜敗。
札幌の重馬場で位置取りの分、及ばなかった感じ。
馬格が乏しいなかで重賞3着なら評価したい内容。
当時の札幌は晴れていたとはいえ、土の塊が
キックバックで飛ぶようなタフ馬場であり、
ラップを見ても持続力勝負であった点は注目。
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前走の札幌2歳Sは重賞らしく締まったペースの
タフ馬場持続力勝負で3着。
2走前の新馬戦はペースこそ緩いが、最後の2Fが
11.8-11.1と重馬場にしては非常に速いラップで
走り抜けている。
ここ2戦から長い直線で良い脚を使うというより
中山や中京のような舞台で一瞬の脚を活かす方が
向きそうだなと感じた。
良馬場替わりも血統的には歓迎なのだが、
ここ2戦で良い競馬をしているだけに悩ましく抑え。

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🍊甘夏みかん🍊
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