2024(11/9)【武蔵野S予想】

~予想する前に抑えておきたいポイント~

①東京ダート1600m

今回の舞台は芝スタートの東京ダート1600mで
東京巧者を狙い撃ちします。
他場の1400~1600mに比べて大きく違う点は
芝でスタートし、確実に上がりが求められる
競馬場となっています。

基本的にタフな上がり向きの馬に関しては
過小評価とし、予想を組み立てていきます。
今週もよろしくお願いします。


【印だけ見たい方】

◎タマモロック
〇 ペリエール
▲ エンペラーワケア
△ ショウナンライシン
△ カズペトシーン
△ エルゲルージ
△ イーグルノワール
※△の順番に意味合いはありません
(予想時の人気順)


【武蔵野S 予想考察】

本命
◎ タマモロック
騎手:R.ムーア

前走のグリーンチャンネルCは内枠から中団に
付けると、馬郡のなかで折り合う競馬。
直線では一旦抜け出すも、インを上手く突いた
ショウナンライシンに交わされて2着と惜敗。
勝ち馬は道悪を得意とするエスケンデレヤの
産駒であり、仕掛け所もハマった印象なので
諸々相手に向いたレースだった。
2着ではあるが評価したい内容。
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2走前のアハルテケSは最内から後手を踏んだが
中団で流れに乗り、脚を溜めた。
直線では仕掛けてからの反応が鈍く、
ギアが入るまで時間を要したものの
先に抜け出した3頭を猛追し、タイム差なしの
2着と善戦。
年明け1月から5ヵ月続けて使ってきた反動で
直線の反応も鈍く、お釣りが無かった印象。
それでも昇級初戦で2着なら強い内容。
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未勝利を除くと条件戦での勝ち鞍は全て
東京ダート1600mであり、抜群の適性を見せている。
昇級後の近2走でも好走出来ているのは
前述した舞台相性によるものが大きいのだろう。
そういう意味では今回も同様の舞台なので
期待したいところ。
更に休み明け叩き2戦目で明らかにここを目標に
仕上げて来ており、鞍上もR.ムーアを手配。
週末の天気も土曜日は現状晴れ予報で良馬場
開催は濃厚な点も良く、鞍上も込みで
パフォーマンスを上げて来ると予想し本命。

対抗
〇 ペリエール
騎手:石川裕紀人

前走のグリーンチャンネルCは大外枠から先行し
終始外3頭目辺りを回される競馬。
直線では反応が鈍く、やや加速に手間取るも
残り200m付近でようやくエンジンが掛かり
前には離されたが3着を確保した。
半年の休み明けだった点も反応の鈍さに影響
したと考えられるが、道悪の影響もありそう。
やはり東京1600mは走るなという印象の内容。
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2走前のオアシスSは外枠から先行すると
4コーナーでは外に持ち出して進出。
直線はよく伸びたものの、ユティタムに屈し
タイム差なしの2着と惜敗。
ちゃんと走った時のユティタムは相当強い為
それを相手にタイム差無しなら評価したい。
更にオメガギネスも競り落としているので
東京ダート1600mの良馬場に関しては
重賞級の力を要していると考えたい。
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昨年は同様のローテで9着と敗れているが、
あの際は出遅れた分をリカバリーする為に
脚を使ったことで、最後の150m辺りで
ピタリと止まってしまった。
前走22kg増と成長した上に良馬場替わりも
大歓迎で、鞍上の石川裕紀人騎手が近2走と
コンタクトを取ってくれている点も心強い。
昨年と打って変わって近走内容も良いので
叩き2戦目の上積みも考えて対抗に推す。

単穴
▲ エンペラーワケア
騎手:川田将雅

前走のエニフSは内枠から先行すると
かなり行きたがる様子を見せ、鞍上が必死に
抑えて何とか3番手で収まった。
4コーナーもロスなく回し、直線は前の馬を
交わすだけの楽な内容。
中京1400mは本当に前が残るので他馬では
能力値込みで敵いようがなかった。
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2走前の欅Sはスタート良かったが
再び鞍上が抑えるほど掛かってしまい
3コーナーでようやく落ち着いたような形。
直線では内から抜け出したコスタノヴァと
叩き合いに持ち込むも、僅かに劣り2着。
勝ち馬は内を上手く捌いて距離ロスを抑えた
走りで、その分届かなかった感じ。
3着馬には5馬身差と突き放しているが、
相手関係が微妙だったので評価はできず。
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近2走は斤量59kgを背負いながら好成績を
収めているように、オープンでは上位の存在。
芝の新馬戦で5着と敗れて以降、ダート戦では
6-2-0-0と連帯率100%であるように安定感のある
当馬だが、ここに来て距離延長は疑いたい。
明確なマイナスではないと思うが、他馬と比べ
前進気勢の面で1400mの方が良いのは明白。
最後の終いが甘くなるのを見越して単穴評価。

抑え1頭目
△ ショウナンライシン
騎手:柴田善臣

前走のグリーンチャンネルCはやや後手を踏み
中団後方からの競馬になるも、終始内々を通し
イン突きを狙った形に。
直線は何度か進路を切り返した際のロスが
あったものの、最内から抜群の脚で突き抜け快勝。
条件替わりで変わり身を見せた1戦。
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以前までは前目に付けてしぶとく粘るような
タイプの馬だったのだが、前走は一変した内容。
鋭い末脚で差し切ったのは非常に驚いた。
福島1700mのような小回りがベストかなと
思うので、前走好走したとはいえ評価は低め。
父エスケンデレヤといった血統からも明らかに
道悪が良い馬だと思うので、前走はフロックの
可能性が高い。
週末は晴れ予報なので前走ほどの評価こそ
出来ないものの、抑えておかないと怖い存在。

抑え2頭目
△ カズペトシーン
騎手:西村淳也

前走の3勝クラスは最内から後方10番手と
後ろで構えると、4コーナーでは大外をぶん回し
中京では厳しい競馬内容。
それでも直線は先に抜け出したフルオールに
一完歩ずつ詰め寄って差し切り勝ち。
見た目は派手な競馬だったが、差し決着であり
展開が向いての勝利だったことは確か。
過度な評価はできない1戦。
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2走前の2勝クラス、前走の3勝クラスと連勝で
挑んできたが、どちらも差し決着で展開が向いた
ことを考えると評価はできない。
それでも中京の4コーナーを外回して差して来る
だけの力があるのは確かなので、無視はできず。
西村淳也騎手との相性も良さそうで、
直線での差し脚が確かなのも強みの1つ。
ただ、距離を伸ばして結果を残してきた馬で
ここへ来て1600mに短縮するのは不安な要素。
その分、抑えと評価を落とした形。

抑え3頭目
△ エルゲルージ
騎手:藤岡佑介

前走のオータムリーフSは内枠から先行すると
そのまま好位から伸びるが、差は縮まらず
0.7差4着と惨敗。
稍重馬場であり、スピードタイプの馬が
上位に来たように向かないレースだったか。
休み明けで休養を挟んだことにより
前進気勢が戻って来たことが分かったのは収穫。
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オープン昇格後の天保山Sにて出脚付かず11着と
大敗してしまったことで、人気を落としているが
これは年明け5戦目でお釣りが無かったことから
度外視できる内容。
その証拠として休み明けの前走は行きっぷりよく
敗れてはいるが、良い走りだった。
今回は叩き2戦目でペースも緩みそうなので
前付けして粘れれば1発があっても良い存在。
人気は無いが抑えておきたい1頭。

抑え4頭目
△ イーグルノワール
騎手:菅原明良

前走のテレ玉杯オーバルスプリントは
外枠から先行するも、3コーナー時点で全馬の
手が動き、タフな持続力勝負となった。
この展開はやや厳しかった上に、4コーナーで
前後左右囲まれてしまい、動けなかったことが
仕掛け遅れたロスに繋がり敗戦。
道悪も本当に走らないので度外視したい1戦。
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前述したように近2走は雨による重い馬場が
合わずの敗戦。
それまでは世代ダートの一線級と互角に戦い
好成績を収めているように力は確か。
今回は良馬場の東京マイルで条件は一変。
安定して前に付けれる上にペースも流れそうに
無いので、激走がありそうなのはここ。
重い評価は打てないが1発ありそうなので抑える。


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🍊甘夏みかん🍊
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