2024(10/19)【富士S予想】

~予想する前に抑えておきたいポイント~
① Aコース最終週
② 能力の出しやすいコース

まず①Aコース最終週については
題名の通りですが、秋で馬場の良い東京とはいえ
流石に内の馬場は荒れてきています。

連続開催などでは無いのでボコボコになるほど
荒れている訳ではないですが、数週間前の
内が伸びるイメージは捨てた方がいいです。
以上のことからペース問わず外差しの決まる
イメージが強く、実力のある差し馬を中心に
馬券を組み立てていきたいですね。

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続いて②能力の出しやすいコースについては
小回りで紛れの少ない舞台とは真逆とも言える
大箱で直線も長い東京競馬場で開催される点が
大きいです。

更にコース形態上、ペースもそこまで早くは
なりづらくフラットな能力比べになりやすい
競馬場と言えるでしょう。
人気薄でも武器と言えるような持ち味がないと
好走はなかなか難しい舞台です。


【富士S予想】

本命
◎ ゴンバデカーブース
騎手:松山弘平

前走の日本ダービーは外枠から終始外々を
回された上に、当日の東京は外差しが決まらず
内々から伸びた馬が上位に来ていたことから
かなり厳しい競馬をして1.2差13着と大敗。
この馬の前進気勢を考えると2400mは
やや長かったのかなという印象も強く、
大敗しているものの悲観するような内容ではない。
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2走前のNHKマイルCも外々からの競馬で
外から差してくるも間に合わず0.5差4着。
4コーナー時点で好位6番手以内に付けていた
3頭が上位を独占していることからも
スローペースだったことが伺え、位置取りで
劣ったことから敗れてはいるものの
力負けでは無いので健闘と言えるだろう。
また熱発&喉の手術明けでもあり、状態的に
G1でここまで走れた時点で評価したい。
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個人的に今年の3歳マイル路線はかなり
レベルが高いと思っていて、その筆頭格でも
あるアスコリピチェーノと僅差の競馬を
している上に、2走前はこの馬の方がキツイ
競馬をして0.1差なので、世代の中でも
高い評価をしたい1頭。
3歳春が押せ押せローテだったことからも
休み明けという点は良く、東京マイルという
舞台もバッチリな印象。
騎手も控えてくれそうな松山騎手で脚さえ
溜めてくれれば必ず良い勝負はできる。
斤量も手頃で強いのか半信半疑なオッズで
あれば、本命で狙っていきたい。

対抗
〇 ソウルラッシュ
騎手:団野大成

前走の安田記念は中団から差し脚を伸ばすも
先に抜け出していたロマンチックウォリアーに
0.1秒差届かず3着。
ナミュールには叩き合いで先着を許したものの
ハナ差だった上に馬場の良い所を通っていたので
そこの差が出たのかなといった感じ。
シンプルにG1にて3着というのは評価したい。
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2走前のマイラーズCは4コーナーで大外ぶん回す
大胆な騎乗ながら、外伸び馬場だった影響で
結果的に伸びるところを通れて快勝。
京都はこの馬にとって本当に合っている舞台で
直線の伸びも1頭だけ違った印象。
とはいえ、比較的馬場の良い外を通った上で
好走しているので過剰な評価は出来ず。
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天気も不問で渋っても良馬場でも力を発揮
することができる馬。
ここ最近はモレイラ騎手が乗った上での
G1成績となっているので、イマイチG1の
成績をそのまま評価する訳にはいかないが、
それでもここでは役者が違う印象。
特に昨年トップハンデで勝利した京成杯AH辺り
から馬が変わったかのように強くなった。
6歳になって充実期が来たと言っていい。
休み明けな分と団野騎手への乗り替わりの分
付け入る隙があるのではと思い、対抗としたが
能力的にもここで圏外になるとは思えず
2番手という評価に落ち着いた。

単穴
▲ セリフォス
騎手:藤岡佑介

前走の安田記念は大外枠を引いたことから
後方へ下げて末脚を伸ばす競馬。
馬場が渋っていた上に、強い馬が前に居た為
上がり33.0秒で猛追するも0.4差5着と惜敗。
4角15番手からでは流石に展開の助けがないと
差し切りは厳しく、寧ろ5着まで来ている点を
評価したい内容。
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2走前のマイラーズCは内枠で窮屈な競馬となり
仕掛け遅れた上に、渋って馬場の悪い内を
追走したことから先に抜け出したソウルラッシュに
届かず0.3秒差の2着。
結果的に差し損ねたものの、全体的な内容を
見ると寧ろ強い競馬をしている。
勝ち馬ソウルラッシュよりは評価できる走りを
していた印象。
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中内田厩舎の休み明けは安定して狙えて
この馬自身も休養明けはよく走る。
本来は中団前目辺りから良い脚を使うような
器用さが強みだった当馬としては、なかなか
本領発揮できず近走は不完全燃焼の競馬が
続いている。
それだけに今回は良いポジションさえ取れれば
逆転も有り得ると思ったが、年齢的にそろそろ
ピークアウトしてきてもおかしくない。
ポジションが取れないのも衰えによる影響が
多少なりともあるかもしれない。
前哨戦のG2なので単穴と評価はしたものの
あっさり負けても驚かない。

抑え1頭目
△ ジュンブロッサム
騎手:戸崎圭太

前走の関屋記念は新潟1600mらしく
スローペースで流れ、逃げたトゥードジボンが
上がり33.3秒という脚で逃げ切る展開。
逃げ馬が33秒台出せる展開を16番手と最後方
から競馬をしていては3着までが限界。
とはいえ、普通なら届くはずもない展開で
3着まで来ている時点で化物と言える。
実際上がりは32.5秒ととんでもないタイムで
当然上がり最速。
極端に前が残る展開ながら力を示したように
既に重賞クラスの能力はあると見ていい。
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2走前の水無月Sはペースが流れたとはいえ
最後の3Fは11.9-11.6-10.9と加速ラップで
締めているように素晴らしい走り。
ペースが流れればここまで強い走りが出来る
という点が分かった。
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関西馬なので東京の経験が少ない点が
やや気掛かりで抑えまでの評価。
好走したレースを見ると新潟や京都といった
平坦かつ下り坂のある舞台が多い。
トップスピードは非常に速い当馬だが、
加速力に関しては下り坂の加速補助だったり
平坦で瞬間的な加速力が問われない舞台で
誤魔化して来たのかなという印象。
ここへ来て瞬間的な加速力が問われる上に
直線で坂のある東京替わりは歓迎とは言えず
この評価に。

抑え2頭目
△ レッドモンレーヴ
騎手:横山和生

前走の安田記念は出脚付かず最後方から
末脚伸ばすも届かず0.9差11着と大敗。
道悪でいつも以上に位置取りが悪くなり
進んで行かなかったことを考えると度外視
出来る内容。
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2走前の京王杯SCはスローペースで
Bコース初週の前が有利な馬場の中、
最後方から上がり最速で2着まで来た強い内容。
末脚比べであれば侮れない存在。
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能力的には通用していい存在だと思うが
如何せん位置取りが毎回最後方になってしまう。
これだけでかなりのハンデを背負っている
状態となり、上位ほど評価はできなかった。
それでも抑えに評価したのは斤量が久々に
57kgと1kg軽くなる点や、他の馬も安定感は
そこまで無いので最後方から決め打ちなら
2,3着拾ってもというイメージ。

抑え3頭目
△ ロジリオン
騎手:北村宏司

前走の関屋記念は7番手と好位前目のインで
じっくり脚を溜める絶好の競馬ながら
前にいた2頭には突き放され、後ろから来た
ジュンブロッサムには差される始末。
展開などを考えるともう少し伸びて欲しかった
というのが本音で、案外だったのは否めない。
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2走前のパラダイスSはスローペースだったことで
前が止まらず、中団から差してくるも4着。
非常に良い伸び足だっただけに、展開負けで
度外視の出来る内容。
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NHKマイルCで3着という実績こそあるものの
他のレースを見てみると、如何にも1400m
巧者らしいワンパンチ足りない印象が強い。
上がりもそこまで速い訳ではなく、道悪なら
評価を上げようと思ったが、現状は降らなさそう。
ただし立ち回りの上手い馬なので、万が一
好位から残られてしまった展開を考えての
抑え評価。

抑え4頭目
△ タイムトゥヘヴン
騎手:柴田善臣

前走の京成杯AHではアスコリピチェーノに
0.2秒差と迫っての2着。
高速馬場だったとはいえ、上がり最速の
32.4秒の末脚は流石といった感じ。
ペースもそこまで流れた訳ではないなかで
ここまで追い込んで来れるのは力があっての
こと。
得意な中山で斤量56kgと条件が揃っていた
のは確かだが、それでも強い内容だった。
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今回は東京マイルに替わる為、前走ほどの
走りは期待できないが、陣営曰く現在は
かなり調子が良いとのこと。
それであれば前走での復調も頷けるところで
今回も状態面の良さから侮れない存在。
どうせ人気しないのであれば抑えておいて
損は無い馬。

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🍊甘夏みかん🍊
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