2024(11/2)【ファンタジーS予想】

~予想する前に抑えておきたいポイント~

① 雨で上がりの掛かる京都
② Bコース初週の京都外回り

まず『①雨で上がりの掛かる京都』は
前日の11/1(金)から雨が降り続く上に
当日も1日中雨の予報になります。

恐らく馬場はかなり渋って全体的な
ペースも緩みそうな想定。
絶対逃げたいという馬も居ないので
枠順次第かなといったところ。

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2つ目の『Bコース初週の京都外回り』は
当日の馬場についての話です。

先週のAコース最終週では差しが決まっていた
印象でしたが、Bコースに変わったことで
ある程度前目の方に重きを置いた予想になります。


【印だけ見たい方】

◎ ハイファイスピード
〇 ウォーターエアリー
▲ ヴーレヴー
△ カワキタマナレア
△ スリールミニョン
△ ラヴェンデル
△ キャッスルレイク
※△の順番に意味合いはありません
(予想時の人気順)


【ファンタジーS 予想考察】

本命
◎ ハイファイスピード
騎手:国分恭介

前走の未勝利戦は出遅れて遅れを取るも
促して中団から流れに乗る競馬。
稍重にしてはペースが流れ、道中はかなり
忙しそうではあったが、4コーナー時点で
大外をぶん回し先団を射程圏内に入れる
強い競馬で快勝。
渋ったパワーの要る馬場でも好走しており
全く苦にしてないような走りだった。
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新馬戦は出脚遅く最後方からになるも
促して後方10番手の位置取り。
4コーナー時点でも未だに後方9番手と
開幕週の中京1200mでは好走不可能な
位置取りから巻き返して3着。
他の上位馬を見ても1着~6着馬まで
4コーナー5番手以内と前目の位置取りで
圧倒的前残り馬場であったことが分かる。
そのなか後方から3着は評価したい内容。
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ここ2戦は非常に良い内容で走っており
一気に重賞でメンバーが強くなるものの
十分通用していい存在だと判断した。
1400mと距離が伸びる点は良く、道悪で
持続力勝負となりそうな馬場も向きそう。
未勝利勝ち馬なので軽視されているのだが
前述したように内容はよく、ここで1発に
期待したい存在で思い切って本命に推す。

対抗
〇 ウォーターエアリー
騎手:池添謙一

前走の未勝利戦は抑えて中団の外で
流れに乗ると、4コーナーでは大外を
馬なりで上がって行き、直線はノーステッキで
後続を突き放し快勝。
ペースを考えるとかなり前が有利だったなか
後方から捲り気味に差し切る強い内容で
評価したい1戦。
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2走前の新馬戦は出遅れて最後方を進むと
先に好位から抜け出したクリノメイに届かず
0.1秒差の2着と惜敗。
小回りの札幌で位置取り差によって負けた
だけなので、悲観する必要のない内容。
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過去2戦を見る限り、スピード能力はかなり
高そうで洋芝でも力強く伸びてきた。
外回りに替わる点もこの馬には向きそうで
早い時期に活躍する血統なのも良い。
間隔も開けて挑んできているように臨戦態勢も
バッチリ整ったと見ていいだろう。
非凡な才能を感じただけに対抗と高めの評価。

単穴
▲ ヴーレヴー
騎手:A.シュタルケ

前走のりんどう賞は外枠から控えて
競馬を進めると、直線では外に持ち出し
差し脚伸ばして快勝。
内前が残る展開、馬場だったことを考えると
非常に強い競馬だった。
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2走前のシンガポールTC賞は促して番手に付け
そこそこ速いペースを前で受けた。
結果的に前に付けた馬はこの馬以外、
バテバテで最後は外から差してきた
カワキタマナレアに軍配が上がった形。
かなり厳しい展開ながら垂れずに2着と粘った
強い競馬だったので評価したい内容。
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前走の走りを見る限り、控えた方が良い味が
出そうな感じ。
とはいえ1200mで速いペースを先行して
粘り切る力も持っているので、総合的な
能力はかなり高そう。
2走前が特に強かったと思っているので
その勝ち馬カワキタマナレアよりは評価し
馬場が渋るようなら更に良くなりそう。
鞍上がやや不安なので単穴止まりになったが
能力だけなら本命級。

抑え1頭目
△ カワキタマナレア
騎手:鮫島克駿

前走のシンガポールTC賞は出遅れたことで
後方2番手からとなったが、結果的にはそれが
よかった。
かなり前が飛ばしたこともあり、外差しが
気持ちいいくらいに決まった形。
展開利を受けての好走なので過度な評価は
できない。
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ここ2戦が危なげない勝利なだけに人気も
集めているが、出遅れ癖がある上に展開も
向いたレースが続いている。
京都の外回りコースとはいえ、出遅れて
追い込めるほどペースが上がるとも思えず
道悪となれば案外伸びずもありそう。
危険要素がかなりあるなかでここまで売れて
いるなら抑えまでにしておきたい。

抑え2頭目
△ スリールミニョン
騎手:永島まなみ

前走のききょうSは絶好のスタートも
抑えて最後方まで下げる競馬。
それでも4コーナーで大外に持ち出すと
粘る先行勢を一気に差し切り快勝。
展開、馬場を考えると非常に強い競馬で
当時の中京はBコース開幕週であったこと
からも前が残りやすい馬場だった。
最後方から差し切ったのは能力の高さ故か。
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前走は圧巻の内容で本命にしたいレベルの
走りであったが、何故最後方まで下げたのか
疑問だったし、教育したかったとしても
馬場や頭数を考えると馬の力に助けてもらった。
今回は多頭数で騎手も継続で不安が大きい。
走り自体は優秀な上に条件も良いのだが、
鞍上が最大の不安材料。
故に抑えまでの評価となった。

抑え3頭目
△ ラヴェンデル
騎手:岩田望来

前走の新馬戦はまずまずのスタートから
3番手インの絶好ポジを取れたことが勝因。
直線では外から粘る馬を交わして快勝。
中京の開幕2週目でかなり恩恵はあったが
締まったペースのなか、良いラップで走り
内容自体は優秀だった。
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新馬勝ちからの臨戦となるがその新馬戦は
展開、馬場に恵まれたことで過度な評価は
できないものの、道悪になって良さが
出てきそうな馬だと思った。
それなら前走よりパフォーマンスを上げて
きても良いと判断して抑えの評価に。
そこまで速い上がり向きではないことは
確かなので道悪は間違いなくプラス。

抑え4頭目
△ キャッスルレイク
騎手:田口貫太

前走の未勝利戦は出脚遅く最後方からになるも
促して、他馬が避けていた荒れた内を利用し
いつの間にか4番手と先行ポジションに。
直線はそのまま内から抜け出し、外から伸びて
きた馬の追撃を抑えて快勝。
前半3F33.8秒とかなりペースが速かったことを
考えると、出負けしたリカバリーで使った脚の
消耗はかなり激しそうで、それでも最後伸びて
いることから相当強かった内容。
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仕上がりの早そうな馬らしく、前走は総合的に
強い内容だった。
タフな持続力勝負のような展開になったことで
我慢比べのような形になり、道悪適性も高そう。
血統的にも気性面からこの距離を使われており
実際合っている印象で、仕上がり面からも
1発に警戒して抑えておく。

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