Capitalism Lab シナリオモード1「飲料・食品専門家の野望」プレイ記
英語ではFOOD & BEVERAGE。
Capitalism Labのシナリオモードのプレイ記録を残すためにnote始めてみた。
なお、無印や2は未プレイです。
シナリオの目標
このシナリオの主目標は「市場占有率が高い飲料、食品、スナックを製造すること」
これらの製品クラスにある商品すべてで、市場占有率を1位にする必要がある。
ちなみに私は各製品クラス1個で良いと思っていて、ヨーグルトで1位を取ってぬか喜びしていた。その後破産した。
時間を進める前にやったこと
港の周辺に土地を買う
港の近くに工場や農場を建設するため。恐らく貨物運送料が安くなる?海外のYoutubeプレイ動画では土地も買っていたので真似してみたけどそもそもの効果は不明。各都市の港で供給されている商品を調べる
港にある飲料、食品、スナックを最初は製造しないようにするための商品チェック。
各都市の港には最初から商品が供給されており、その中にはシナリオクリアに向けて製造する必要がある「飲料、食品、スナック」の商品が存在している。
港にある商品は最初から品質が高水準であるため、スタート直後にこちらが自社工場から製造すると品質で劣ってしまい、安値で売らざるを得ない状況になるのを防ぐためだ。ブランド戦略を「製品クラスブランド」に変更する
いつも忘れがち。
企業詳細レポートにある「ブランド」からブランド戦略を変更できる。
シナリオの主目標と一致する戦略であり、製品クラス共通でブランド評価が上がっていくので扱いやすい。
経営開始
港の商品チェックが終わったらとりあえず1日進めて時間停止し、生産者ガイドから製造できる商品を確認する。
全ての原材料を自分で作成する必要はないと思うが、品質の影響度が高い牛乳などは作成した方が売れる商品になるし、トータルのコストも下がるはず。
「瓶入り牛乳」と「缶スープ」はそれぞれ開始直後1990/1/2から製造して販売できるはずなので、港に該当品が無ければ準備を進める。
牛乳と缶スープ製造のために、それぞれ農場で牛と鶏の畜産に入る。
農場は後々を考えて「大」にして、研修も最初から最大で問題なかった(長く赤字が続くけど)
この時点では、原材料含めて自分で製造できるのは上記2商品だけであり、他は基本的に農場で作物を播種・収穫する必要があるので、もう少し先になる。
それまでは原材料を購入して、港に無い商品を製造していくか、港の商品を仕入れて売るスタイルになると考えられる。
ちなみに海外Youtubeのプレイ動画では、初手で大型量販店を建てて利益率の高い商品をバンバン売って資金を稼いでいた。
港にある商品は前述の通り最初から品質が高いので、製品の品質も都市平均より圧倒的に高く、高値で売り捌けるのだ。
これは攻略的にはすごく正しい……んだろうけど、シナリオ的にそれはしたくないという気持ちがあったので、私自身はスーパーしか建てていない。
株とか不動産で資金作るのも同じと言えるけど、シナリオ1つ目ということもあって、気持ちの問題になる。
シナリオ的に、スーパーマーケット業界でトップになるみたいなことを想像するが、そこで初めに作るのがヨドバシカメラというのは、やっぱりちょっと気になってしまう。
というわけで、各都市にスーパーマーケットを1店舗ずつ建てていく。初めのうちであれば顧客トラフィック指標の数値が高い土地がたくさんあるので、最初に建てるのが良いはずだと考えている。
年数が進むと色々な会社の建物が乱立していて、顧客トラフィック指標の高い場所が少なくなっている感じがする。
指標の数字は大体40台を狙う。50とか60があればもちろん良い。
この辺は不動産とか、土地の購入とかで色々できることがありそうだなと思うものの、知識が無いのでただただ指標が高いところに建てていった。
もし瓶入り牛乳や缶スープなど自社工場で製造している商品があれば、スーパーマーケットに並べていく。
ただ、この時点で4商品並べても恐らく全てが赤字レベルの安値で販売しないと売れないため、港の商品も一緒に並べて赤字を抑えた方が良い。
港の商品であれば、大体は黒字で売り捌ける。
また、ユニットレベルを上げるために研修ゲージを最初から最大にしておく。これも赤字が膨らむ要因になるが、スーパーマーケットしか建てない戦略であれば、どっちみちしばらくは赤字が続くのと、後々考えると最初から上げておく方が中盤以降で楽になる。
さらにユニットの中央を広告に設定し、いずれかのメディアの広告費を最大にする。この広告は「自分が工場で製造したもの」のみに使用する。
研修と広告は、各都市で同様に行っていく。
スーパーマーケットが稼働し始めてからちょこちょこ日付を進めつつ、商品の価格を微調整していく。
いきなり$0.01にして需要を高める戦術もあるが、とりあえず「都市の総合評価」に近くなるように値段を設定すれば、ちゃんと売れるようになっている。
1月、もしくは2月の間に研究開発センターを建設する。
このシナリオではスナックの研究についてあらかじめ「得意分野の製品」として登録されているので、この得意分野6つの商品全てで研究を開始する。
建物1つに対し1つの商品を研究するので、この時点では6棟必要になる。
これは、割り当てられた9つのユニット全てに1つの商品を割り当てるためで、そうすることで同じ期間でも目標技術が大幅に上昇する。
各センターの研修ゲージも最大にしておく。
期間は2年とし、この2年後に向けて下準備を進めていく。
1990/2月になるとイチゴが栽培できるので、農場を準備する。
シナリオに関係する農場の播種は下記に記載する月から開始できるが、港の商品にメインで使用されているようなものがある場合、1990年では作成しなくても良いと考えられる。
2月 : イチゴ
4月 : ココア
5月 : ゴム畑
7月 : ぶどう
8月 : コーン、レモン、小麦、サトウキビ
例えば5月のゴム畑はガムにしか使わないので、ガムが港にある場合は来年まで待つ感じだ。
もちろん育てても良いと思うが、結局売るのに苦労するので後回しにした方が楽できる。
クリアした時はゴム畑、コーン、サトウキビを後回しにした。
(でもコーンは初年度から作った方が良いかもしれない)
赤字の状態と商品の値段を観察しつつ、農場経由で商品が作れそうなら工場を建て、スーパーマーケットの商品を入れ替える。
港の商品の売り上げが良い感じであれば、年末くらいを目処にして各都市に1店舗ずつ追加していく。
ブランド力を継続的に高めていくため、赤字でも各製品クラスの商品1つはスーパーマーケットに並べておくようにする。
資金が足りない場合は銀行からお金を借入すると良い。
というか恐らく、借入しないと足りない。
2年目の1991年は冬の時代なので、耐える。
工場の追加と、資金の状況を見つつ飲料と食品用の研究開発センターを建てていく。
1992年になるとスナックの研究が完了するので、ここから自社商品が大きく売れるようになっていく。
研究が完了したスナックは高い値段でもバンバン売れるので、ここで利益を稼ぐ。
工場、農場、店舗をそれぞれ追加しつつ様子を見ていく。
1993年になった辺りからは終わりが見えてきて、商品の需給を確認しつつ市場シェアを伸ばしていく。
どこも売ってない商品は簡単だが、4社近くが市場で争っている商品に後から参戦する場合、シェアを奪うのには少し時間が必要になる。
ただ、ブランド力や資金力といったものはここまでである程度高まっているはずなので、敢えて値段を下げて販売するなどを行えば、自然と市場シェア1位を取れるようになっている。
上記のような経営手法が正しいかはさておき、早ければ1993年、遅くとも1994年には飲料、食品、スナックを独占してシナリオをクリアできるだろう。
私は農場建設や研究開発を忘れていた商品がいくつかあり、少し遅れた1994年2月にクリアした。3回くらい破産していたので嬉しかった……!
余談だが、実はシナリオをクリアした後に追加のシナリオが出現する。
私のプレイでは、おそらく市場独占に時間がかかってしまっているためか、追加条件が出現した瞬間に達成状態となっていた。
今後のシナリオも、おそらく2段階になっている可能性が高い。
終わりに
2012年12月発売のゲームを何で今頃……ということを記載しておくと、去年の年末辺りにCoffee Inc 2というスマホのアプリをたまたま見つけ、これがとても面白くてしばらくプレイしていた。
コーヒー屋を世界の各都市で経営するという経営シミュレーションだが、損益計算書や貸借対照表、キャッシュフロー計算書なども登場する細かさがあり、プレイしていてとにかく楽しい。
コーヒーの新商品開発などコーヒーに関連する内容以外にも、会社の上場や株取引、不動産などコーヒー屋に関係ないこともたくさんできるのがポイント高い。
そんな感じで経営シミュレーション楽しいな~となっていていろいろ調べていたところ、このCapitalism Labに辿り着いた。
マイナーだけど経営系のゲームなら最高峰という評価が多方面からされているこの作品は、その評価通りと言える面白さがある。
Steamで2が配信されているので簡単にプレイできるが、Labに関しては今時超珍しく発売元のWebサイトから購入するしかないという、今となってはすごく懐かしい体験ができる。
経営系のゲームはお店の形式とか何らかに特化していることが多いと思うので、Capitalism Labのように小売販売から工場、農場、天然資源事業と色々な種類の商品を製造、流通、販売とプレイできる細やかさは、とても魅力的だと思う。
難点は解説があまりネットに転がっていないので効果が良くわからないものがあるのと、時間が溶ける。あと購入ハードルが少し高いかもしれない。だが、Amazon Payでも買えたので特に問題ないかと思う。
私のような経営シミュレーションをそんなにプレイしてこなかったタイプでも存分に楽しめているゲームだ。
今年はこのタイトル含めて、経営系のゲームをたくさんプレイしそうという予感。