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熱く自分に夢中な人たちが好き
Youtubeってまるで本棚に並ぶ本みたいだ、そう思うことがある。
好きだな、と感じるチャンネルは今の自分が向かっている方向を見せてくれている気がするから。
そんな本棚を眺める視線で見ると、わたしが楽しみにしている人たちは、自分の決めたことを一人でずっと脇芽も振らずにやり続けているタイプが多い。編集や企画を他に任せるのでもなく、他の番組とコラボするのでもなく、熱く真剣に自分に夢中になっている人たちが大好きなのだ。
ちょっと並べてみると…
中世の衣装を分解しちゃう衣装標本家さん、縄文時代のやり方で生活に必要なすべてを自然の中にあるものだけで作り続けるサラリーマン、植物の力を伝える自然界の錬金術師、北米から南米をリヤカーを引いて歩き続ける若者、家を女手一つで作り続ける人などなど。
好きなこと、やり遂げたいことがあって、そこに向かって一歩一歩と進み続ける人を見ていると、人とは成し遂げる力のある生き物なのだ、と確信する。
今は世界的に「危険」なニュースが多いけど、自分の足で旅をする人を見ていると世の中って実は圧倒的に優しい人が多い事がわかる。
わたしが友人と時々話すような事と同じ想いの人に出会うとワクワクする。
現在、セルフビルドで少しずつ空間を作っているわたしにとって、女性が電動の工具を使ったり、材木を担いで自分が作りたい場所を作っているのをみると、その大変さがすごくよくわかるし、試行錯誤にも深く共鳴できる。
過去を現在に甦らせる人の手によって、過去が今に繋がっている事を知る。
そしてわたし達と共に存在する自然のあらゆる植物もまた、助け合う存在である事を教えてくれる人にハッとさせられる。
古代より人間は知恵と体を使い、無から色んなものを生み出し続けているのだという凄さ。それを改めて考える、もしかしたらわたしはそんなメッセージを受け取っているのかもしれない。
現実では出会うチャンスの少ない、でも心から同調する人たちの存在を知るツールであるYouTube。
発信してくれてありがとうとみんなに伝えたい。
わたしにはめっちゃ届いてます!