#7 サッカーキャリア

今回は僕の今までのサッカーキャリアについて書いていきたいと思います。
まず、このテーマについて書こうと思った理由は3つあります。

1つ目は、サポーターの方からのリクエストがあったからです。何の経歴もない大卒の自分を迎え入れてくれてとても嬉しかったです。それに加えて、何の経歴もない自分を紹介する良い機会だなと思いました。

2つ目は、岩本GMが提案してくれたからです。実は岩本GMは毎回の投稿をチェックするだけでなく、アドバイスをくれています。岩本GMは元サッカーキングの統括編集長をしていたので、岩本GMのアドバイスはほとんど文章を書いた経験のない僕にとって神の声です。

3つ目は、ようやくリーグ戦が開幕したからです。リーグ開幕で南葛SCはもちろん、僕個人としても認知度を上げていきたいと思っているので、リーグ開幕のタイミングでこのタイトルの投稿をします。
南葛SCはもちろん、僕個人の応援もしていただけたらとても嬉しいです!!

それでは時系列で書いていきたいと思います。時系列ごとに写真も貼っていきます。

父親が小学校は野球、中学高校はサッカーをしていた影響もあり、幼稚園の頃、父親と公園でキャッチボールをしたり、サッカーをしたりしていました。とにかく体を動かすことが大好きで落ち着きのない子供だったと思います。この頃は野球、サッカーといったスポーツで捉えることはなく、ボールを使って体を動かせるくらいにしか思ってなかったと思います。ただ、どちらもとても楽しかった思い出があります。

画像1

小学校に入学する時に転機が訪れます。
小学校から、野球とサッカーのクラブチームがあり、どっちに入りたい?と父親に聞かれて入学して数ヶ月経ってからサッカーを選びました。僕自身も当時のことはあまり覚えていなくてなぜサッカーを選んだのかはっきりとした理由は思い出せません。
でも今振り返ってみると、家族全員で野球アニメのMAJORを見たり、西武ライオンズの試合を見に行ったりとサッカーより野球の方が身近だったような気がします。
しかし、サッカーを選びました。キャッチボールをするよりもボールを蹴る方が楽しかったんでしょうね。
7歳から三上智哉のサッカー人生が本格的に始まります。

小学校に入学して数ヶ月は野球とサッカーで悩んだ挙句、友達の勧めもあり、『東久留米キッカーズ』に入団します。
練習は土曜日と日曜日の週2日。
しかし、校庭開放というのがあって放課後にグランドを自由に使える小学校でした。
友達と授業が終わったら「後でな」と言ってすぐに家に帰り、ランドセルを置き、すぐに学校に向かいました。平日はほぼ毎日こんな感じでした。
そのため、実質毎日サッカーをやっていました。

画像3

小学5年生になって、FC東京ファンのチームメイトがFC東京アドバンスクラスというスクールのセレクションを受けるというのを親伝いで聞き、僕も受けました。
結果は、合格でした。
初めて受けたセレクションだったのでとても緊張したんですけど、何とか合格できました。
今とは異なり、結果が郵送だったのでセレクションの次の日から毎日ポストを確認していました。
ネットで結果が見れるのは楽だけど、郵送の方がドキドキできて個人的には郵送の方が好きです。
アドバンスクラスに受かって毎週火曜日に練習があったのですが、この週1の練習がとても刺激的でした。
レベルがとてつもなく高かったんです。アドバンスに受かったのは上のレベルを知ると言う意味ではとても大きかったです。

アドバンスとは別にGoal Assist(ゴールアシスト)通称GAのスクールにも通わせてもらってました。このスクールは「個」を磨くと言うスクールでした。
対人や基礎技術をメインにやっていて、とても有意義な時間でした。

そして中学に上がるタイミングでクラブチームのセレクションを僕は3つしか受けませんでした。
なぜかと言うと、GAのスクールからジュニアユースができて僕は2期生として内定を貰っていたからです。
ちなみに南葛SC5番の梶塚大哉選手はGAFCの1期生なので中学の時に一緒にやっていました。

受けた3つのチームは、FC東京むさし、FC東京深川、三菱養和巣鴨です。
GAFCが決まっていた為、父親にレベルが高いとこだけ挑戦してみなよと言われ、この3チームを受けました。
FC東京のアドバンスに入っていたのでむさしと深川は1次免除でした。
深川は2次で不合格。
むさしは最終まで進むも不合格。
巣鴨に関しては、1次で不合格。
このように結果は散々でした。
そして、GAFCに入団しました。

当時のGAFCはサッカーチームだけど、練習場はフットサルコートだったり、リーグに加盟していなかったので、公式戦がなかったりと、とても特殊なチームでした。
練習をフットサルコートでしていた甲斐あって、梶塚先輩率いる1期生はフットサルで関東大会に出ています。
公式戦はないと言われていたけど、フットサル大会は参加したり、月に2回ほど座学があったり、本当に唯一無二のチームでした。
ちなみに座学は何をやるのかというと、栄養セミナだったり、サッカー人である前に人としてどうあるべきかというようなことをやっていました。
この座学は自分の人間形成にとても良い影響を与えてくれました。

それに加えて、中2の夏休みには海外遠征がありました。
梶塚先輩の代は、スペイン・ドイツ。
僕の代は、スペイン・フランス。
期間は3週間くらいです。現地のチームと試合をしたり、クリニックに参加したり、試合観戦をしたり。
とても有意義な3週間でした。
フランスの宿舎はフランス代表やPSGの選手と同じでした。当時はあまり、サッカーを見ていなかったのですが、リベリー選手やカバーニ選手が練習場に向かうところに遭遇したりしてました。サインも書いて貰い、とても貴重な経験ができました。

画像4

スペインでは、アジアチーム初の「シャビキャンプ」というのに参加しました。
外人と一緒に練習をしたり、レクリエーションをしたり、クールダウンを兼ねてプールに入ったり。
そして、シャビ選手が来てくれて写真撮影やサイン会がありました。
一生自慢できる写真です。

画像5

次は高校入試です。
練習参加の時に怪我をしていたというのもあり、一般受験を選択しました。
それに、家から徒歩5分で公立の東久留米総合高校があったので怪我をしていなくてもここを選んだと思います。
GAFCの座学のお陰もあり?何とか合格できました。

くるめは当時部員数が全国3位でした。東福岡、駒澤に次いでくるめでした。
新入部員は91人でした。3学年合わせると300人近くいたと思います。
新入生のキーパーだけで12人くらいいて試合ができるほどでした。
入学直後に新入生選抜30人ほどの遠征があり、それに選ばれて幸先の良いスタートでした。
しかし、3年生が引退してカテゴリー編成の時に僕は赤点を取ってしまい、Aチームに上がれませんでした。
くるめは文武両道を目指している学校なので、赤点を取ってしまうと、カテゴリーが上がれないルールがあったのです。
このルールに2年間苦しめられました。笑
でもそのお陰で全カテゴリーを経験できて全スタッフと関われたのは良い経験だったなと思います。
3年生になってようやくAチームに上がれて試合に絡み始めました。

画像6

インターハイ予選の帝京との試合の写真です。
この試合が自分のサッカー人生で1番多くの観客に見てもらった試合だと思います。
結果は僕の決定力不足で0-0。PKで負けてしまいました。
選手権も目立った活躍は出来ず、僕の高校サッカーが終わりました。

次の進路としては大学入学か就職になってまだサッカーがしたいという気持ちがあったので進学を選択しました。
先程の写真のインターハイの帝京戦の時に上武大学のスカウトが見に来てくれていて、帝京戦と次のリーグ戦の時に声をかけてくれました。
しかし、受験勉強に熱が入っていたのと、群馬で寮生活というのもあり、断らせてもらいました。
にも関わらず、選手権の時期にはるばる群馬からまた声をかけに来てくれたんです。
しかも特待生という条件付きで。その熱意を受けて上武大学に進学することを決めました。

上武大学は駅伝や野球が強くてサッカーは強豪とまではいかないかなって感じです。
リーグは北関東リーグ。位置的には東京都1部や神奈川県1部と同じです。
関東2部昇格を目指して日々頑張っていました。
僕が2年生の時に入れ替え戦までいったのですが、昇格とまではいきませんでした。
そして4年生になり、転機が訪れます。
元日本代表・鹿島アントラーズ3連覇を経験している岩政大樹さんが監督として来てくれました。
岩政さんが来てくれたということや、個人的に怪我なく全試合出場できたこともあり、大学サッカーでは4年生の1年間が1番充実したかなって思っています。
フットボールタイムに出て内田篤人さんと一緒にサッカーできたのは完全に岩政さんのお陰です。貴重な経験でした。
ちなみに、フットボールタイム内のインタビューで少し取り上げてもらっているのでもしよかったら見てみてください。

そした大学ではサッカー人生初のキャプテンマークも巻かせて貰いました。
4年生で副キャプテンになり、キャプテン不在の試合は僕がキャプテンマークを巻いてました。

画像6

僕が4年生の時は入れ替え戦に行けず、引退試合ではとても泣いたことを今でも覚えています。
しかし、それほど大学4年間は本気でサッカーに向き合えたんだなと実感しています。

次の進路としては就職が無難だし、大半の人が就職します。
僕も就活はしたし、いきたい企業から内定を貰っていました。
しかし、まだサッカーがやりたい。そこで岩政さんに相談しました。
いくつか練習参加させて貰い、そこで南葛SCに出会いました。
梶塚先輩が入団していたのは知っていたので練習参加の時や今でもお世話になっています。
南葛SCの練習に参加した時に正直社会人リーグでしょ。と舐めている自分がいました。しかし、最初のボール回しで度肝を抜かれました。
え、上手すぎでしょ。全然ボール取れないじゃん。って。
そして、大学の時とかには出てこないようなタイミングでパスが来たり、こないと思うけど動いてみるかというところにいいパスが来たり。とても楽しかったです。
練習参加期間は2週間でしたが、自分のプレーを見せることができて、合格を貰い、入団させてもらえることになりました。

僕は11月頭くらいに決まったので入れ替え戦まで帯同させて貰いました。
昇格の瞬間に立ち会えたり、青木剛さんの引退の胴上げに参加できたりと入団前から深く関わらせてもらったことをとても感謝しています。
そして、今シーズン昇格を成し遂げてみんなで笑顔で終わりたいです。
稲本さんや今野さんといった元日本代表の選手に注目が集まってしまうのは当然なのですが、大卒組の4人も若さを最大限に活かして頑張るので若手の活躍に期待と応援もよろしくお願いします!!!

画像7


先日行われたリーグ開幕戦は惜しくもドローでしたが、約1年ぶりの有観客でアウェーにも関わらず、たくさんの南葛ファミリーが足を運んでくださいました。ありがとうございました。
そして今週、ホーム開幕戦があります。
チケットは先着順なので早めの申し込みをお勧めします!
奥戸を南葛ファミリーで埋め尽くし、今シーズン初勝利を飾りましょう!
応援よろしくお願いします! 
これからも南葛SCと三上智哉の応援をよろしくお願いします!!



いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集