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住まいの空気感

ただいまと玄関を開けた時に感じる気持ちが
どれだけ大切か。
今、それを考えさせられる事が多い日々です。
お客様のお宅でも我が家でも。

私が生まれ育った実家は
ただいまと帰ると廊下の奥の台所から
母がおかえりと顔を出してくれました。
今でも子供たちと実家に帰ると
昔と変わらず母が出てきてくれます。
この姿、子どもながらにすごくすごーく
安心していたなと今になってありがたく思います。

我が家は2階リビング。
子ども達が帰ってきたら、
階段を上がってくる音で
「あ、帰ってきた」と気づき、
おかえり!と声をかけます。
玄関を入ってすぐに顔は見えないけど、
リビングに上がってきた時の私の表情が
大切。

1日頑張ってきた子ども達が
ホッとする顔かな。
ホッとする声かな。

「相手の立場に立ったら
どうしてほしいかわかるよね。」

当たり前のようなことだけど
案外できてないこと、わたしには。
言葉のコミュニケーションと共に
空気感から伝わるコミュニケーションもある。
言葉の音から伝わるコミュニケーションもある。

私と会った人がホッとするように
私と話す人が清々しくなるように
場を提案する私だからこそ、
自らの空気感を大切にしないと。

そう思う出来事が重なったので
記しました。
今日は自分への備忘録。
そして
何かしらのメッセージになればいいな。
未来の自分のためにも
いつかの誰かのためにも。



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