○ かなしいとき
できないことがいくつも数えられ、責め立てられるとき、かなしい。頭の中で開催されるダメ出し大会。
それが習慣になっていた時代があって、ひどく息苦しかった。頭の中が裁判、取り調べみたいになっていて、安らげなかった。
音楽や詩、本の世界に身をゆだねて救いを求めたが、自然も世界も遠く思われ、グレーに見えていた気がする。
今も落ち込む時もある。できないことをフォーカスしてしまうとつらい。
いやはや、できていることがたくさんあるのに。ご飯を食べたり、お皿を洗ったり、お風呂に入ったり、できるではないか、だから大丈夫だよと、心をノックしてみる。
そんな時はだいぶいじけてしまって、頑固になっている。
根気強く、絶望しないようにと励ます。または外に出たり、気分を変える。
氷のように固まった心にお湯をかけて、蒸発させて、空気に溶かしてしまいたい。
かなしいときは、「かなしい、かなしい」と言って、少し泣けると楽になる。
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