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◯ せかいのひみつ

 
ーせかいのひみつを知ってしまった、と思ったことがある、それほどおどろいたこと。

息子が生後6ヶ月の時に、血液検査の後 21トリソミー( ダウン症 )があるとわかった。一般的には様々な症状等から、産後1ヶ月以内に判明することが多いみたいだ。

6ヶ月もたっていたので、どんな風に笑うか、泣くのか、どれほどかわいいのか、すでにわかっていた。

悲観して泣いたりもしたが、落ち着くと『 ダウン症の子、こんなにかわいいのか 』という衝撃もあった。

『 知的障害 』ということに対して、ネガティブなイメージしか持っていなかったのだ。調べるほどに悲しい歴史や、今もなお施設での事件報道も目にする。

深く関わること、知ることで、たくさんの魅力を知るようになる。強がりに思われるかもしれないけれど、その確かな魅力やかがやきは、それまで持っていたものさしでは測れないもので、脳みそパッカーンとなるようなきらきらのもの。

『 知的障害を持つ人の魅力 』は隠されてきた『 せかいのひみつ 』だと思った。ひみつのままの人生だったかもしれないけれど、今はもう知ってしまったわたしははっきり言って幸運だった。

もちろん『 健常と呼ばれる人 』を一括りにできないように、『  知的障害 』のある人を一括りにすることは決してできない。
この先まだまだ想像しないようなことがあるかもしれない。

その『 ひみつ 』をもっとことばにできたらいいな。まだまだ勉強中!
 
✽「障害」や「知的障害」ということばがこの先何か違う新しい言葉になりますように✨
 
✽ダウン症が判明した頃の詩


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