リアルビリギャルが女性ファッション誌編集になるという人生最大の目標を達成したのにシーライクスに入会した理由
この言葉の通り、ジェットコースターのような人生を送ってきました。
明るいね、と言われるほど、気持ちが沈む。無責任で、わがままで、天邪鬼。サークルや部活をやったことがないから集団行動ができない。いつまでも楽しく生きられる訳などないのだから、傷つかないように何も頑張らない。
「本当の私はそうじゃない」「誰かにわかって欲しい」そう思いながら浜崎あゆみさんの曲を聴き、ギャル雑誌を読むことしかできなかった10代の頃の私は、28歳になってこんなに仲間ができるなんて思ってもみなかった。
今が一番幸せだと胸を張って言えるほど、今が充実し、やりたいことに満ち溢れています。
女性向けのキャリアスクールSHElikesに入会して早7ヶ月が経過しました。
ただ、私はフリーランスや副業を目指すといった目的とは少し異なる理由で入会し、今この場所で勉強しています。
SHEへの感謝の気持ちは卒業とともに書くと決めているので、今回は28年で自分が下してきた数々の選択と、なぜ私がこのタイミングでSHElikesに入会したか、について記そうと思います。
小学生〜中学生|私が闇の世界へと足を踏み入れるきっかけとなったこと
無邪気で楽しい小中高生、とは真逆の生活を送りました。通っていた学校が荒れに荒れており、びっくりするようなイジメが横行していました。ターゲットにならないように息をひそめて暮らすクラスメイトや、学校や周りの無関心な対応に呆れ、絶対にイジメられたくなかった私は「そうだ、ヤンキーになろう。」と、思いつく。(京都に行こうみたいに言うな)
そこでグレにグレ、たいていの悪いことに手を染めてしまいました。
あの頃に戻りたくはないし、やり直せるならば絶対闇の世界に手を染めないけれど、人生で大事なことはヤンキー社会で学んだと胸を張って言えます。
とはいえ、学校で目立つとロクなことがないと小学校時代に学んだ私はスレてしまい(もはや一種のトラウマ)別に何にも頑張りたくないし、グループにも属したくない。そのスタンスで生きていました。
そんな中で中2の時に出会った先生のおかげで、擦り傷だらけの心が少し回復しました。
「まりは作文が上手だから、先生と交換日記しよう。」
そう言ってくれて、週に1回、先生との交換日記がスタート。
先生と仲良くなり、クラスメイトも優しくて、学校が好きになりました。
高校生|人生を変える優等生2人との出会い
おかげさまで高校にも進学できましたが、(高校は「東京 高校 制服かわいい」で検索。当時1位だった学校に進学)高2あたりで、ついに遊ぶという行為に飽きました。
(着飾ることでしか自分の存在意義を見出せなかった頃。派手な容姿とは裏腹に、内心このままどうやって生きていくか心底悩んでいたし、誰にも相談できなかった。)
そんな中で、欠席や遅刻の多さが原因で、一定の期間、朝8時に登校することを命じられた私。
すると、フラっと立ち寄った学食で普通科在籍の2人と出会います。
朝から自習したり、プリントの整理をしたりするために早く登校する言わば優等生。
私は毎朝、少し離れた場所でギャル雑誌を暇つぶしに読んでいました。
わざわざ朝8時に登校するとか変態じゃん。としか当時の私は思っていなかったのですが、
ひょんなことから2人と話すようになり、あまりのナチュラルさに驚きました。
2人は、
これらをとがめませんでした。
2人は定規できれいにプリントを切ることが得意で、
ハサミで切るのとは違う、そのふわふわの断面を見ることが好きでした。
そんな2人と一緒にいる私はいつからか
と思うようになりました。
「ミカコはさ、雑誌の編集者になったらいいんじゃない?」
「一緒に大学行こうよ」
そう声をかけてもらい、人生で初めて勉強をスタート。
予備校の入塾テストでも門前払いを食うほどの落ちこぼれだった私ですが、いろんな巡り合わせや周囲のサポートのおかげ&1日15時間の猛勉強の末、大学に進学しました。
しかし、ヤンキー時代に大抵のことはやり尽くしてしまった&人生で部活等に属したこともなかったので、大学特有のノリやサークル文化に馴染めず、留学した推しである赤西仁さんを追いかけよう、向こうでライブもしているし。という理由で長期休みはロサンゼルスホームステイを2度経験しました。
大学卒業〜就職|憧れの編集者になるも”何だこれ”の気持ちが拭えない
よく、なんで編集者になったの?芸能人に会いたかったから?雑誌が好きだったから?と言われますが、私が編集者になりたかったのは、
という気持ちからです。
よって、編集は2社経験しましたが、2社ともに10代女子向けのコンテンツを作っていました。
しかし、大人になっても色々な呪縛から解き放たれることはありませんでした。
ヤンキー時代の喧嘩や、大学受験など、「人生結果が全て」で生きてきた私にとって、編集者になってもその気持ちから脱することができず、本当に苦しい生活を送りました。
雑誌は売らなければ意味がない。
あんなにワクワクした世界なのに、売らなきゃ、自分がやりたいものなんて二の次。こんなのは読者にウケないからやめておこうーーーーー。
大学受験を経て、努力するというものがどれだけ尊く、大切なことか身をもって体感したはずなのに、いつからか物事をナナメに見る癖が再発してしまいました。
当時酔ってよく口にしていたのは「この世は潜水レース。」
誰がいちばん水の中に長く潜っていられるかを競っているかのような味わったことのない息苦しさを常に抱えていました。
ヤンキーから足を洗って、勉強して、なりたかった仕事についても全然幸せじゃない。
え、私っていつまでこんな人生送るんだっけ?と絶望していたことをよく覚えています。
(1週間で家に帰るのは2日、休みもほぼない中、好きなことをインスタで発信することだけで精神を保っていた頃。がむしゃらと言えば聞こえはいいけど、心身ともに限界でした。)
そんな生活を6年する中で、
自分の人生はいかようにでも変えられる、を身をもって体現してきた私にとって、このモヤモヤを無視して生きていくことは不可能でした。
もう一回、自分の人生を賭けて何かと向き合いたい。
意識が高いとか低いとか、そういった次元の話ではなく、同じ志を持った人と話したい。
そんなコミュニティを渇望していたものの、見つけ方が分からず、しばらくの間、悶々とした気持ちで生きていました。
そこでSHElikesのホームページに出会い、思わず「いや、それな?????????」とつぶやいてしまう文章と出会います。
私が雑誌を通して、ティーンたちに伝えたいことはまさにこれでした。
どうしようもなかったティーン時代を経て、曲がりなりにも夢を叶えられた。
あ、私このスクールに通おう。
若い子たちに救いの手を差し伸べられる大人になるには、自分が満ち足りた人生を送ることが大事。そう思い入会を決意しました。
スキルをつけたい、そういう理由でもなく勢いだけで入会、早7 ヶ月が経過しましたが、今が一番楽しいです。
学校で落ちこぼれ、卒業したくてたまらなかった私。
SHEは卒業したくなくて、人生こんなことあるのかあ、と自分のことながら他人事みたいなマインドの変化に驚いています。
言語化すると壮大ではありますが、未来の自分がそう思えるよう、今この瞬間を大切に生きていたいです。
おわり
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