姫たけのこがおらに会いにきた~(とらじのひとこと日記)
「わ~、会えたね。待ってたよ~」
とらじくん、
姫たけのこに飛びつく。
「おらに会いに来てくれたんだ」
とらじくん、嬉しそう。
「ね、おら、妹ができたんだよ」
とらじくん、姫たけのこに自慢。
「ね、どう過ごしてたの?」ととらじくん。
「今年はあまり、寒くなかったな~」と姫たけのこ。
「そうなんだ」ととらじくん。
「寒さはおれたちにとって大事なんだ」と姫たけのこ。
「どうして?」ととらじくん。
姫たけのこは語る。
「すべては冬にかかってるんだ。冬の間におれたちは栄養分をた~くさん集めるんだ。」
とらじくん
「どうやって」
姫たけのこ。
「微生物たちと踊るんよ。一緒にダンスしようって誘う。で、踊りながら、くすぐりっこして笑いまくるんだ。笑うと微生物がどんどん増えて、おれたちは元気になれる。おれらも楽しくって笑う」
姫たけのこ
「この冬のダンスにすべてがかかってる。あとは暖かくなったら、太陽に向かってのびるだけ」
とらじくん
「そうなんだ~」
姫たけのこ
「おれらはとらじに会いたいから、とらじのグランドママに見つけてって、ぐいっと顔出して待ってた」
とらじくん
「ありがとう」
姫たけのこ
「おれたちをしっかり食べてくれ。栄養をあげるから」
とらじくんぱぱ。
「どんな栄養があるの?」
とらじくん。
「どう思う?って 聞いてる」
ぱぱ。
「わからない」
姫たけのこ
「おれたちは春になると、太陽目指してまっすぐにのびる。つまり、やりたいこをどんとまっすぐにのばすことができるんだ。やりたいことないのか?」
とらじくん
「ぱぱ、何かある?何かはじめるの?」
ぱぱ
「〇〇部活動つくりたい」
姫たけのこ
「よし、おれたちをしっかり食べてくれ」
とらじくん
「ありがとう。また、いただくね」
姫たけのこ
「おれたちは食べてもらいにきたんだ。しっかり食べてくれ
まっすぐに、のびていくんだぞ」
とらじくん、うさこ、モンキーで
姫たけのこみそ汁をいただきます~。
とらじくん
「うん、おら、また成長したよ。また、来年もきてね」
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