防災士試験まとめ(当日編)
持ち物
前日の夜、証明写真を撮り忘れたことに気付く。
当日近くのコンビニで撮れるかなと探したけど全然なかったので焦る。
結局、下2つは後日郵送で大丈夫で、専用の封筒も配られました。
当日持って行った方が、切手代もかからないのでお忘れなく。
試験がマークシートなので、鉛筆またはシャープペンもお忘れなく。
あと持って行ったらよかったものとしては
・糖分(長時間の講習なので脳に栄養を)
・メモ帳(手すきな時間に試験勉強をする用)
・余分な食料(座りっぱなしだったけどお腹すいた)
集合
8:55受付開始で、9:05に到着。
さすが自主的に受ける防災士試験、意識の高い人が多いのか集合が早い。
集合時間の5分前だったが1番後ろの席になってしまった。
スライドが見にくい!
前の席の人がズレるたびに見えなくなる。
グループ(会社とか?)で受けに来てる人も多く、和気藹々とした雰囲気。
受験者
今回は被災地唯一の会場ということもあり、60人ほどが集まっていた。
高校生もちらほら。
年配の方も多かった。
なんとなく、この、まだ復旧のままなってないタイミングで防災士を取ろうとする人達の熱意の高さを感じる。
2日間の受講
まずは2日間授業を受け、最終日に試験。
授業の内容が必ずしも試験にリンクするとは限らないのだけれど、各分野の専門家が行う授業はとても興味深かった。
今回の受講者が被災者が多いことも理解し、そういった解説をしてくれる先生も多かった。
ただ、1人だけ「地震でがしゃんと下敷きに」とか「家がぐしゃっといく」とか、デリカシーがないなと思う言い方を何度も繰り返す方がいて、気持ちが落ちてしまった。
まだちょっと受講は早かったかなと苦しく思う。
辛くなったらその場から離れることもできる雰囲気だし、心を無にして対処することも出来たので、なんとか乗り切る。
私達はまだ傷付いているんだと改めて実感した。
でもそれ以外はとても勉強になったので受講して良かったと思う。
当日対応してくださったスタッフの方々がとても丁寧で、人として出来た方々なのだろうなと思い、自分も防災士になったら気持ちを引き締めて良い人間であろうと思えた。
防災士協会の皆様、ありがとうございます。
試験
2日目の休憩中に模擬問題と解説を流してくれた。数問だったが、重要なのでメモ。
休憩中に何度かいつも間違える問題を見直し、対策を行っていざ試験。
8割正解(24問)で合格なので、まずは自信を持って答えられる問題から解いていく。
マークシートをずれて塗らないように、試験問題に丸をつけながら、最後にマークシートを塗る。
自信があったのはちょうど24問。
防災士試験は何問も解いていると傾向が分かるようになる問題も多いので、割と落ち着いて回答できた。
自信があったのがちょうど24問。あとの6問を引っかからないように慎重に解く。
終わり次第退席していいので、何度か見直して退席。
多分大丈夫だと思うけど、本当に大丈夫かなぁと心配になりながらも、1ヶ月勉強をし終えた開放感を感じながら帰宅。
終了後
2024年12月22日に試験を終え、結果が郵送されたのが2025年1月1日でした。
早い!
\合格/
しかも全問正解と記載あり!!
よかった〜。
試験が終わった週には証明写真も送り、この後防災士証が発行されるのでしょう。
まとめ
さあ、私も今日から防災士です。
という気持ちにはまだなりませんが、それでもいつか誰かのために動くことが出来るというのは自分にとって大切なことのような気がします。
今回自分が被災して、避難所で運営ボランティアをした経験から、もし関係ないところで震災が起こりボランティアがしたいと思った時に、防災士です!と名乗って入れるのと、ただのボランティアとは格が違うと思っています。
この1ヶ月の勉強と2日間の講習を受けたのと受けてないのでは、全然知識が違うと感じました。
防災関連に興味がある人は、勉強だけでもしてみてください。
そして避難所経験から、防災士といっても人それぞれということも知っています。
真剣に助けようととしてくれる人もいれば、何もせずにぼーっとしている人も少なからずいました。
取って終わりではなく、これからが大切です。
防災士試験に合格したとお世話になった防災士さんに伝えたら「仲間」と言ってくれました。
地震大国に住む者として、これからも防災に真剣に考えて行きたいと思います。
復興も頑張ります!