ネイルサロン開業を諦めたわけ①
まず、お客さんと対面すると緊張しちゃう!
特にネイルは手元をジーと見られながらの施術になる。
施術してない方の手をお客さんが目線に持ってきて、眺めていると、えっ?なに?わたしなにか失敗してる?はみ出てる?塗ってないところある?ムラになってる?
色々考えてしまう💦それって自信がないからなんだろうな。
自信は数をこなせば自然につくのだろうと思い、とにかくお金をいただく自信もないから無料でただただ練習させてもらう日々。
そんな中、滅多に風邪をひかない私が38度の熱を出して、体調崩して、予約を入れてもらってたお客さんに謝罪してキャンセルしてもらう。
きっと、予定しててくれたんだよなぁ。申し訳ない…
体調崩してメンタルガタ落ちでお客さんに迷惑かけた事でさらに自己嫌悪、気分はサイアク。
施術方法は、あらかじめネイルアートを施したネイルチップを私が発明して特許まで出した独自の方法で爪に装着させるというもの。来週くるお客さんのネイルチップ作らなきゃ…
…ん?待てよ!わたし今「作らなきゃ…」って思った?
今まで趣味でネイルやってた時は、作りたい‼️という気持ちでしかやった事ないのに、作らなきゃだ??
おう!これはやばいぞ!ネイルが嫌いになりかけてる!
どっかで「1番好きなものを仕事にしちゃいけない」と聞いたことがある。
この事か!
ネイルが嫌いになっちゃう前になんとかせねば!
そう決めた時には、予約が入っていたお客さんに、今の自分の気持ちを丁寧に伝えて、ちゃんと自分なりの誠意を見せてお断りした。
そして、ネット予約を受け付けていたネイルブックはネット予約ができないように設定。
6ヶ月契約していたプランも更新しない手続きをとった。
今までいいねを欲しがりすぎて執着していた、「素敵な」ネイル画像も全部消去したし、もうこれで、新規のお客さん来たらどうしよう…
と無駄にビクビクすることもない!
ネイルサロンをやるのをやめたと決めてから、まだ1週間程度だけど、毎日温泉行ったり食べ放題行ったり、とにかく今やりたいことをやってる。
そして、なにが向いてなかったんだろう?なにが敗因だったのか?を考えてる。
いや!敗因ではないな。自分が向いてないことがわかったのだからその分成長してる。
私はトーマス•エジソンの
「私は失敗したことがない。ただ、うまくいかない方法を1万通り見つけただけだ。」という言葉が大好き。
ここ3ヶ月で自分が向いてないことがわかった!
そして、八木仁平さんが書かれた、「世界一優しい才能の見つけ方」という本を読んでる。
自分にはたくさんの才能があるって信じれて、それの発揮方法が見つかってないだけだということを強く認識した。
今、とりあえず(ネイリスト)という荷をおろし、ただの「54年間生きてきた人」になった。
さぁ、次は何しよう、、、
その前に自分ととことん向き合ってみよう。
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